PayPay(ペイペイ)あと払いが利用できない場合の対処方法について紹介

オンラインで使えるスマホ決済が増え、PayPayを利用している方も多いのではないでしょうか。2020年4月からは、PayPayで後払い決済が行える「PayPayあと払い」サービスがワイジェイカード株式会社により提供開始されています。

この記事では、PayPayあと払いが利用できないときの対処法などについて紹介します。

PayPayあと払いとは?


PayPayあと払いとは、PayPay残高がない場合に、PayPayアカウントにチャージをしなくても後払いで支払いができる決済サービスのことです。PayPayあと払いで利用した分の料金は、設定時に登録した清算用の銀行口座残高かPayPay残高(PayPayマネー)から翌月末に一括で支払われます。

PayPay(ペイペイ)クレジットカード払いとの主な違い

クレジットカードと同じような支払い方法となりますが、クレジットカードと違い、手数料が毎月300円(税込)かかるのが特徴です。
しかし、「PayPay STEP」のような利用金額に応じてPayPayボーナスを貰えるキャンペーンが対象となっているので、PayPayあと払いを利用する際は、ぜひキャンペーンをチェックしておきましょう。

PayPay(ペイペイ)残高支払いとの主な違い

PayPayあと払いはPayPay残高支払いと違って、オンライン支払いや請求書支払い、一部店舗などでは利用できないので注意が必要です。

PayPay(ペイペイ)あと払いが利用できる対象者は限られている?


PayPayあと払いを利用したいけれど、利用できないという方も多いのではないでしょうか。実は、PayPayあと払いは利用できる対象者が限定されたサービスです。

PayPay(ペイペイ)あと払いには年齢制限がある

PayPayあと払いが利用できる対象者は、高校生を除いた18歳以上の一部ユーザーのみとなっています。そのため、PayPayの利用限度額が多い方であってもPayPayあと払いが利用できないというケースもあるのです。

PayPay(ペイペイ)あと払いの審査を通過する必要がある

PayPayあと払いを利用するにあたっては、審査を受けなければいけません。そのため、年齢がクリアしていても、審査結果によっては利用することができない可能性があります。
PayPayあと払いの審査条件を開示されておらず、審査条件の問い合わせも受け付けていません。

今後のPayPay(ペイペイ)あと払いの利用対象者はどうなる?

今後は、高校生を除いた18歳以上の全ユーザーが利用対象となるようなので、現在はPayPayあと払いができない方も、PayPayアプリに「あと払い」アイコンが出現するかもしれません。

ただし、高校生を除いた18歳以上の全ユーザーがPayPayあと払いの利用対象となった場合でも、満18~20歳未満の方がPayPayあと払いを利用する際は、親権者の同意が必要となります。

PayPay(ペイペイ)あと払いが利用できないときはどうする?


次にPayPayあと払いが利用できないときの対処法を紹介します。

PayPay(ペイペイ)アプリをアップデートする

PayPayあと払いが利用できない場合、アプリが原因の可能性があります。PayPayあと払いの対象となる方であっても、PayPayアプリが2.25.0以前のバージョンの方はPayPayアプリに「あと払い」アイコンが表示されません。

PayPayアプリが古いバージョンのままになっている方は、必ずPayPayアプリのバージョンを2.26.0以降のバージョンにアップデートをしておきましょう。

他の支払い方法を利用する

PayPayあと払いの審査に落ちてしまいPayPayあと払いの利用ができない方や、年齢制限で利用できない方は、他の支払い方法を利用するしかありません。
PayPayあと払いが利用できない場合でも、支払い方法の選択画面から、他の支払い方法を選択することができます。

PayPay(ペイペイ)あと払いが利用できない場合の支払い方法


PayPayあと払いが利用できない方も、審査が不要な「PayPay残高支払い」または「クレジットカード」での支払い方法を選択することで、PayPayで支払いを行うことができます。

PayPay(ペイペイ)残高支払い

PayPayの支払い方法には、PayPayにチャージをしてPayPay残高で支払う「PayPay残高支払い」という方法があります。PayPay残高にチャージする方法としては、主に以下の6つの方法があります。

  • 銀行口座を登録してチャージする
  • セブン銀行ATMから現金でチャージをする
  • ヤフーカードからチャージする
  • 「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」でチャージする
  • Yahoo!オークションの売上金からチャージする
  • キャンペーン特典のギフトコードでチャージする
  • PayPay残高支払いは、銀行口座登録やセブン銀行からの現金チャージ、スマートフォン決済で利用することができるため、クレジットカードを持たない方でも利用することができます。

    PayPay残高(ペイペイ)支払いで実質後払いとなる支払い方法

    PayPay残高支払いは、PayPayあと払いとは違って、電子マネーをリアルタイム決済するサービスです。しかし、ヤフーカードによるチャージとソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるチャージは、後日カード会社や携帯会社から料金が請求されます。つまり、実質、PayPayあと払いと同じ「後払い決済」の扱いとなるのです。

    クレジットカード支払い

    PayPayでは「クレジットカード支払い」も行うことができます。PayPayのクレジットカード支払いは、PayPayに登録したクレジットカードで直接支払いを行うというものです。
    PayPayにクレジットカードを登録しておくと、通常のPayPay残高支払いと同様に支払うことができ、支払った金額は後日、登録しているクレジットカード会社から請求されます。
    PayPayあと払いのように、PayPay残高が不足していてもチャージすることなく利用することができるので便利です。

    クレジットカード支払いのデメリット

    ヤフカード以外のクレジットカード支払いでは、PayPay残高支払いやPayPayあと払いと違って、PayPayのキャンペーン特典はほとんど受けられません。

    例えば、「PayPay STEP」と呼ばれるキャンペーンでは、「PayPay残高支払い」「PayPayあと払い」「Yahoo!カード決済に限り、利用した金額に応じて0.5~1.5%相当のボーナス還元がされます。しかし、ヤフーカード以外のクレジットカードでは、PayPayのボーナス付与は0%となっており、還元を受けることはできません。

    登録できるクレジットカードが限られている

    PayPayのクレジットカード支払いでは、登録できるクレジットカードがVISA、Mastercard、JCBはヤフーカードのみに限られているので注意しましょう。

    PayPay(ペイペイ)を利用する際の注意点


    最後に、PayPayを利用するにあたっての注意点について、いくつか紹介します。

    PayPayは(ペイペイ)複数の支払い方法を選べない

    PayPayには、「PayPay残高支払い」「PayPayあと払い」「クレジットカード支払い」の3種類の支払い方法が用意されていますが、複数の支払い方法を併用して決済を行うことができません。
    PayPayあと払いやクレジットカード支払いの場合は、チャージ残高を気にする必要はありません。しかし、PayPay残高支払いを利用する場合、チャージ残高不足分のみPayPayあと払いを利用するといった併用ができないため、必要額以上の残高があるかどうか事前に確認しておきましょう。

    PayPay(ペイペイ)残高から現金に戻すには銀行登録が必要

    PayPay残高にチャージした分を現金に戻したい場合、チャージ残高からの出金はPayPayマネーのみに限られており、現金に戻すことはできません。

    ただし、本人確認ができる方のみ、登録した銀行口座にPayPay残高を出金(払い出し)することは可能です。PayPay残高からの出金は100円から行えますが、銀行によっては手数料がかかります。

    PayPay(ペイペイ)あと払いが利用できない場合の対処法を知っておこう!


    PayPayあと払いはクレジットカードを持っていなくても後払いが可能で、ポイント還元も多く、お得に利用することができるサービスです。

    アプリのアップデートや審査をした上で、PayPayあと払いが利用できない場合は、PayPayの他の支払い方法を利用してみましょう。

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