Kyash、残高の出金と銀行口座からの入金が9月7日より可能に 本人確認済みアカウント対象

ウォレットアプリのKyashが2020年9月7日(月)より、一部サービス内容の変更を含むアプリのアップデートを実施することを発表しました。

不正利用の補償制度も開始へ

Kyashは2017年より、「前払式支払手段発行者」としてサービスを提供してきましたが、「価値移動のインフラを創る」というミッション実現のため、2020年8月27日(木)に「資金決済に関する法律」に基づく資金移動業の登録を完了しました。

これに伴い、Kyashのアプリでは2020年9月7日(月)に一部サービス内容の変更を含むアプリのアップデートを実施することを決定。
本アップデートにより、すでに本人確認を行い「Kyash Card」を有効化している場合は「本人確認アカウント」、それ以外は「本人確認未完了アカウント」に移行するといいます。

また、新機能として銀行口座からKyashへの直接入金、そしてKyashの残高を銀行口座へ出金できるようになります。

Kyashでは使いすぎを防ぐため、必要な金額を事前にチャージして使う手段として登録クレジットカード・セブン銀行・コンビニ・銀行ATM(ペイジー)に対応していましたが、クレジットカードからの入金では支出が管理しづらい、その他の手段は足を運ぶのが面倒という課題を抱えていました。

今回、銀行口座が対応することで、Kyashのアプリからたったの3タップで入金が完了できるようになります。口座からは入金分が即時引き落とされ、リアルタイムにKyashの残高に反映されます。

また、出金先の銀行口座を登録することで、Kyashの残高を銀行口座へ出金することも可能となります。出金時は手数料税込220円が発生します。

対応する銀行口座はゆうちょ銀行、三井住友銀行、イオン銀行など10行だけではなく、全銀ネットを利用しているほとんどの金融機関の銀行口座を出金先口座として利用できます。

なお、クレジットカードやデビットカード、Kyashポイントなどからチャージした残高は2020年9月7日(月)のアップデート以降、送金で利用不可となります。
送金に利用できるのは本人確認アカウントに移行し、かつ銀行口座、セブン銀行ATM、コンビニ、銀行ATM(ペイジー)から入金された残高のみです。

さらに、不正利用時の補償制度も2020年9月7日(月)より開始。詳細は後日発表があるとのことです。

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