JCBとNTT、海外利用向けのモバイルウォレットを実証実験 送金、両替、タクシー配車など対応

ジェーシービー(JCB)とNTTコミュニケーションズが、世界初の外貨為替レート保証付きモバイルウォレット「JCB Mobile Wallet(仮称)」の実証実験を2020年10月より開始します。

タッチ決済、コード決済にも対応へ

「JCB Mobile Wallet(仮称)」は、JCBブランドのバーチャルプリペイドカードをアプリ上で即時発行することが可能。
キャッシュレス決済や送金、アカウントの利用可否設定、優待店のマップ検索など、さまざまなサービスが利用できる多機能ウォレットとなっています。

さらに、24時間いつでも22の通貨へ両替が可能であり、「期間保証」と「リアルタイム」の2つから両替レートを選べます。
「期間保証レート」は、14日以内であれば不要な外貨を元の為替レートで自国通貨に戻すことができます。

さらに、家族や法人で複数のアカウントが利用可能。家族が留学中の子供のサブアカウントへチャージできるほか、法人アカウントでは海外出張者のサブアカウントごとに残高を管理するといった活用もできます。
また、レストラン予約やタクシー配車などさまざまなサービスにも対応していくとのことです。

2社は今後、各国の決済環境に応じてタッチ決済やQRコード決済、連携カードでの決済などを幅広くサポートしていくといいます。

さらに、各国のモバイルマネーのオンライン接続や残高交換を実現するNTTコミュニケーションズの「Wallet Exchange」とも連携し、利用シーンの拡大を測っていくとのことです。

※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。

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