大統領選一色警戒感からリスクオフとなっていた米NY株式市場は、優勢が伝えられる民主党候補のバイデン政権誕生を見越して一時680ドル高に。コロナショックを教訓に、先んじて株式や金、先物などリスク資産を減らして現金保有率を高めていたことから、買い戻しが先行した。バイデン大統領が誕生した場合、富裕層や企業への法人税など税制面では短期的な悪影響が懸念される一方、中長期での景気刺激策として大型財政出動などの期待もある。懸念されるのは、新型コロナの影響に伴う郵送増加により、大統領選の開票作業が数日間遅延するケースや、...
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