S&P500で有名なS&Pダウジョーンズインデックスは、ビットコインなどの仮想通貨版のインデックスを2021年にローンチを予定しているという。
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仮想通貨版S&P500指数
投資家であれば知らない人はいないと言える、米株インデックスのS&P500を提供するS&Pダウジョーンズインデックスは、投資信託などが、ビットコインETFのようなプロダクトを作成できるようにするため、仮想通貨版のS&P500指数と同様の仮想通貨指数を2021年にローンチするとしている。
Exchange Tradedプロダクト、つまり証券取引所で売買できる投資信託の証券であり、米国ではSECの厳しい審査基準により、このような仮想通貨のETFはまだ承認されていない。
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S&P DJIの仮想通貨指数
S&Pダウジョーンズインデックスによると、仮想通貨データプロバイダのLukkaのLukka ReferenceとLukka Primeを活用し仮想通貨指数を構築するとしている。Lukkaは2014年に仮想通貨税金計算サービスをローンチし、2017年から複数の取引所やOTC取引などからビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨の価格を提供するデータサービスを提供している。
S&P DJI「仮想通貨は資産クラス」
S&Pダウジョーンズインデックスのグローバル戦略革新主任のPeter Roffman氏は
「1世紀以上に渡ってS&Pダウジョーンズインデックスはグローバルマーケットの革命と成長を反映する適切かつ革新的なインデックス(指数)とベンチマークを作り上げてきたパイオニアだ。ビットコインのような仮想通貨は急速に資産クラスとして急成長し、今がまさに独立した信頼できるベンチマークが必要な時だ。」
と述べている。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨はコロナショックから5倍以上の回復を見せており、このようなエコシステムの発展により2021年以降には米国初となるビットコインETFの承認がされるかもしれない。
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参考:S&P Dow Jones Indices is launching two index products with the help ofcrypto startup Lukka