
PayPay(ペイペイ)とは、キャッシュレス決済サービスの中でも加盟店が多く、さまざまなお店で利用できることが特徴です。
この記事では、PayPayを利用できる加盟店のうち、コンビニチェーンでの活用方法や注意点について紹介します。
PayPay(ペイペイ)が使えるコンビニはどこ?
PayPayが使える店(コンビニ)は以下の通りです。
全国に多数店舗がある、有名なコンビニチェーンでPayPayを利用できます。
PayPay(ペイペイ)のコンビニでの使い方
コンビニでPayPayを使う方法を紹介します。チャージと支払いの手順を確認しておきましょう。
PayPay(ペイペイ)のコンビニでのチャージ方法
PayPayの残高は、セブン銀行のATMから現金でチャージすることが可能です。セブン銀行の口座を持っていなくても、ATMを使えば現金でPayPay残高へチャージでき、手数料もかかりません。
- セブン銀行ATMで「スマートフォン取引」をタップし、QRコードを表示する
- セブン銀行ATMでQRコードを読み取る
- PayPayアプリのチャージ画面下にある「セブン銀行ATM」をタップしQRコードを読み取る
- PayPayアプリに表示されている番号をセブン銀行ATMで入力する
- チャージ金額を選んでタップし、ATMに入金する
QRコードを読み取らないとチャージできないため、必ずQRコードを読み取りましょう。また、PayPayアプリに表示される番号の番号は10分間有効なため、10分以内にチャージする必要があります。
PayPay(ペイペイ)のコンビニでの支払い方法
PayPayで支払う場合は、コード払いとスキャン払いの2種類があります。いずれの場合も、主な決済の流れは同じです。
- PayPayアプリを起動した後、店員にPayPay決済である旨を伝える
- 「PayPayで支払う」ボタンをタップする
- PayPayアプリに表示されたバーコードを提示したら、店舗がバーコードスキャンして決済
コード払いの場合は、店舗に置かれているQRコードを読み取って「支払う」ボタンをタップするだけです。
ただし、いずれの場合も、買い物をする前にPayPayアプリをダウンロードし、支払方法登録しておかなければなりません。PayPay残高で決済する場合には、チャージしておくのも忘れないようにしましょう。
PayPay(ペイペイ)をコンビニで利用する際のポイント
コンビニごとにPayPayを利用する際の注意点や、お得に利用する方法に違いがあります。
PayPayを利用できるコンビニの中でも、大手のコンビニエチェーンの支払い方法について確認しておきましょう。
ファミリーマートでPayPay(ペイペイ)を利用する場合
ファミリーマートで決済する場合、PayPayアプリにTカードを連携しておくことによってPayPayボーナスとTポイントを二重取りできます。ただし、併用できるのはTカードのみであり、クレジットカードや電子マネーのポイントは二重取りできません。
さらに、PayPayでの1日の支払い上限が4,000円のため注意しましょう。
また、飲み物や食品の多くはPayPay決済可能ですが、公共料金やファミポートで販売されている商品、宅急便の支払い、プリペイドカードの購入、はがきや切手の購入はPayPayで決済できません。
ローソンでPayPay(ペイペイ)を利用する場合
ローソングループでは、ローソンストア100、ナチュラルローソンでもPayPay決済が可能です。
ローソングループでのコンビニでPayPay決済をする場合、Pontaカードやdカードのポイントを二重取りできます。ただし、dポイントとPontaポイントの両方は貯められないため注意しましょう。さらに、dポイントカード、Pontaポイント以外の電子マネーやクレジットカードのポイントは二重取りできません。
また、PayPayに登録したクレジットカードで支払う場合は、1日の上限が5,000円、本人認証をしていれば24時間で2万円、30日間で5万円まで利用上限を引き上げることが可能です。
ローソンでは、回数券や商品券、切手、印紙の購入の他、収納代行票や公共料金の支払いではPayPayを利用することができません。
ミニストップでPayPay(ペイペイ)を利用する場合
ミニストップでは、PayPay決済をする前にWAONポイントカードを提示することによってPayPayボーナスとWAONポイントを二重取りできます。ただし、WAONポイント以外の電子マネーやクレジットカードは併用できず、ポイントの二重取りはできません。
PayPayに登録したクレジットカードで支払う場合は、1回の上限額が本人認証をしていなければ5,000円ですが、本人認証していれば直近24時間以内で2万円、30日以内で5万円まで引き上げることが可能です。
ミニストップでは、ミニストップLoppiの商品や、はがき、公共料金の支払い、ゆうパックの支払いなどでPayPay決済サービスを利用できます。
セブンイレブンでPayPay(ペイペイ)を利用する場合
セブンイレブンでは、PayPay以外のサービスを併用できません。
つまり、PayPayとnanacoポイントを同時に貯められないため注意が必要です。
PayPay(ペイペイ)のコンビニでの還元率は?
2020年3月までのPayPay還元率は、店舗で決済利用した場合は1.5%、請求書払いをした場合は0.5%、Yahoo関連サービスのオンライン決済をした場合は1%でした。しかし、2020年4月に還元率が変更され、店舗での支払いや請求書払いの還元率は0.5~1.5%、オンライン決済では1~2%になったため注意が必要です。
また、PayPayボーナスの付与上限は1回7,500円までであり、請求書払い・店舗決済・オンライン決済いずれの場合も付与上限が1回の決済で1万5,000円までと定められています。前の月の決済金額や決済回数を増やすことでPayPayの還元率を上げることが可能です。
例えば、100円以上の決済を50回以上することによって0.5%アップ、利用金額10万円以上で0.5%アップします。100円以上の決済の条件もしくは利用金額の上限のいずれかを満たせば還元率が0.5%アップし、両方の条件を満たすと1%上乗せされる仕組みです。
つまり、最大還元率は店舗で決済した場合と請求書払いをした場合で2.5%、オンライン決済をした場合で2%まで上げることが可能です。
PayPay(ペイペイ)でコンビニのタバコを買うことはできる?
PayPay決済でタバコを購入することは可能です。キャンペーンを行っている際にはボーナスが付与されることもあるため、タバコを購入する際には現金で購入するのではなくPayPayを利用した方が良いでしょう。
例えば、500円のタバコを購入した場合、還元率は0.5%ですが、前月の利用実績によっては最大1.5%に上がり最大で7円還元されます。キャンペーン開催期間中であれば5~10%還元される場合もあるため、キャンペーン情報をチェックしましょう。
また、PayPayで電子タバコも購入できます。電子タバコは価格が高いため、PayPay決済を利用してボーナスの還元を受けると良いでしょう。
PayPay(ペイペイ)請求書払いはコンビニ支払いできる?
PayPay決済で、税金や公共料金を支払うことが可能です。PayPayアプリからスキャンボタンをタップし、請求書に記載されているバーコードを読み取るだけで支払いできます。
この方法を利用すれば、コンビニにわざわざ足を運ぶことなく請求書の支払いをすることができます。
ただし、PayPay残高からのみの支払いであり、クレジットカードで支払えないため、あらかじめチャージをしておかなければなりません。
なお、PayPayで決済した場合、納税証明書や領収書は発行されない点や、毎月第3日曜日の深夜0時~朝6時まではメンテナンスのため利用できないので注意しましょう。
PayPayで決済できる公共料金や企業のサービスは以下の通りです。
電機
ガス
水道
その他の企業
公共料金の他、さまざまな団体のサービスの支払いに利用できるため非常に便利です。
PayPay(ペイペイ)が使えるコンビニで買い物をしてみよう
PayPayは、9種類のコンビニで使用可能です。ただし、コンビニチェーンごとにポイントの取得方法やPayPayの活用方法が異なります。
コンビニで効率良くポイントを貯める方法や便利な決済方法をチェックし、決済でPayPayを活用しましょう。