仮想通貨市場は下落から落ち着くも今後も下降トレンドか
SEC理事の一人であるRobert J Jackson氏はビットコインETFは将来的に承認されるだろうという見解を2月7日のCongressional Quarterly Inc.のインタビューで明言した。
リップル社の運営する国際送金ネットワークが、既存の主要な国際送金手段(SWIFT)より低価格で同品質のサービスを提供できると発表した。同社のネットワークには、アジア・中東地域を中心に200以上の金融機関・銀行・企業が参加している。
ここから3通貨の分析を行うが、イーサリアムは大きな価格変動の際に先行する傾向が見られる。
分析を行いながらもイーサリアムの動向に注目すると良い。
2月6日の仮想通貨市場は全体的に下落傾向が見られた。なかでもイーサリアムの下落開始が早く、今後もこのような傾向が続く可能性がある。
ビットコイン(BTC)
(出典:TradingView BTC/JPY 1時間足)下落のシナリオとしては、紫ライン・黄緑ライン(36.5万円)を割り込めば、昨年安値の35.5万円まで下落する可能性もでてくる。そのまま下落すれば安値も割り込む展開も考えられる。
上昇のシナリオとしては、黄緑ライン(36.5万円)で反発した後、37万円(水色ライン)・38万円(赤ライン)まで上昇する見込みがある。
7日19時現在のビットコイン(BTC)価格は370,000円となっている。前日同時刻の価格と比べて+0.4%の上昇となっている。
イーサリアム(ETH)
イーサリアム(ETH)の7日19時の価格は11,759円。前日同時刻比+2.8%の上昇となった。
下落のシナリオとしては黄緑ラインを割り込めば、黒ライン(100ドル:10,999円)まで下落する可能性が高くなる。
上昇のシナリオとしては、赤ライン(107ドル:11,768円)・オレンジラインをブレイクすることが出来れば、水色ライン(112ドル:12,318円)・ピンクライン(116ドル:12,758円)と順に目指して上昇していくであろう。ーサリアムはビットコインよりも早く価格変動する傾向があるため
イーサリアム(ETH)の7日19時の価格は11,759円。前日同時刻比+2.8%の上昇となった。直近の値動きとしては、前日10時に11,266円の安値を付けた後反発し、現在に至る。
リップル(XRP)
(出典:TradingView XRP/USD 1時間足)2月7日18時現在、仮想通貨リップル(XRP)の価格は0.295ドル(32.45円)。前日同時刻比で、+0.68%とやや上昇した。
下落のシナリオとしては、紫ラインを割り込めば、次はオレンジライン(0.285ドル:31.1円)・そして下降チャネルの下端(ピンクライン)まで下落していくであろう。最悪安値ラインである0.248ドル(27.28円)まで下落する可能性もある。
上昇のシナリオとしては、下降チャネルの上端をブレイクして青ラインまで上昇するかに注目だ。青ライン(0.3ドル:32.87円)をブレイクできれば、黄緑ライン(0.318ドル:34.9円)・水色ライン(0.325ドル:35.4円)と順に上昇していく可能性が高い。
2月7日18時現在、仮想通貨リップル(XRP)の価格は0.295ドル(32.45円)。前日同時刻比で、+0.68%とやや上昇した。