- ライトコイン、二つの好ファンダ、時価総額4位へ
- 昨日から高騰を高騰を見せているライトコイン、新たな匿名機能の導入発表に続き、高速決済システムの利用が4000店舗以上に拡大されることも明らかに。
- ライトニング・ネットワークとは
- 日常的な細々とした支払い/決済(マイクロペイメント)を、ビットコイン(ライトコインも可能)を使ってより手軽に行えることを目的とした、ビットコインのセカンドレイヤーで機能するオープンソースプロトコル。2015年に研究者のタデウス・ドライジャ氏とジョセフ・プーン氏が発案し、ホワイトペーパーで公表した。
ライトコイン、二つの好ファンダ、時価総額4位へ
ブロックチェーン技術を利用した決済システム導入のサービスに取り組むCoinGate社は、仮想通貨ライトコインのライトニングネットワーク(LN)を利用した決済システムを、加盟企業4,500社を対象に、導入可能体制が整ったことを8日ツイッター上で伝えた。
Great news! We are finally enabling #Litecoin #LightningNetwork payments to all our 4,500 merchants! So, feel free to use #LiteningNetwork for making purchases online, or accept LTC Lightning payments with your business. Go $LTC! @SatoshiLite @litecoin @LTCFoundation pic.twitter.com/j5Zrd8KXtz
— CoinGate (@CoinGatecom) February 8, 2019
ライトコイン財団も、このことについて報告している。
ライトコインは初めて、2017年5月にライトニング・ネットワークの導入により、マイクロペイメントが1秒もかからずに行われたことがあり、昨年の9月、Coingate社は自社の決済プラットフォームを利用する約4,000の事業者に対し、ライトニングネットワークを利用した決済サービスの提供を開始した。
そして7日には、ライトコイン財団は、ライトコインの拡張ブロックを通して、匿名機能のMimbleWimbleを実装するプロセスに厳密な匿名性を持つBEAMの開発側が援助を行うことを公式発表した。
Litecoin Foundation and Beam Cooperation Announcement #SovereigntyByDesign #Mimblewimble #Litecoin @SatoshiLite pic.twitter.com/oMfYeOl6TY
— @Beamprivacy (@beamprivacy) February 7, 2019
これにより、通常のライトコインからMimblewimble搭載のバージョンへ、またその逆も可能となっており、ライトコインに匿名性と「お金」の持つ性質の一つであるFungibility(代替可能性)を加えることが可能となる。
上記二つのポジティブな要素を受け、昨日からLTC価格は高騰し始め、時価総額順位10の中では最も高い上昇率(執筆時28.89%)を見せており、時価総額4位にランクインした。今後ライトコインの動向に注視が必要だろう。
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