
【2025年9月最新】XRP ETF承認へ最終局面:史上初の現物ETF誕生と10月の重要判断期限
エグゼクティブサマリー
2025年9月、米国でXRPとドージコイン(DOGE)のETFが上場する見込みとなり、XRP投資環境が劇的に変化しています。複数の大手資産運用会社が8月22日に修正版S-1申請書を一斉提出し、SECとの対話が最終段階に入りました。
現在の状況(2025年9月30日時点)
- XRP価格: 2.8~3.0ドル(約420~440円)で推移
- ETF承認確率: 予測市場Polymarketで94~98%
- 判断期限: 10月18日~25日に複数の申請期限が集中
- 史上初のXRP ETF: レックス・シェアーズとオスプレー・ファンドのXRP ETFが9月に上場予定
重要な転換点:XRP ETFの承認状況
事実上の承認:史上初のXRP ETF誕生
2025年9月18日、米国初のXRP ETFが事実上承認され上場しました。これは純粋な現物ETFではありませんが、1940年投資会社法に基づいて登録され、従来のビットコインやイーサリアム現物ETFとは異なるアプローチを採用しています。
既に上場済み・予定のXRP ETF:
- テウクリウムの2倍レバレッジXRP ETF(XXRP)が2025年4月に米国初のXRP ETFとして取引開始
- プロシェアーズがSECから3つのXRP ETF(Ultra XRP ETF、Short XRP ETF、Ultra Short XRP ETF)の承認を獲得
- 2025年5月22日に米国初のXRP先物ETF(ティッカー:XRPI)がナスダックで取引開始
- レックス・シェアーズとオスプレー・ファンドのXRPとドージコインのETFが9月に上場予定
現物XRP ETF申請の最終段階
2025年8月22日、ビットワイズ、グレースケール、コインシェアーズ、フランクリン・テンプルトン、21シェアーズ、カナリーキャピタル、ウィズダムツリーの7社が修正版S-1申請書を一斉提出しました。
主要申請企業と現在の状況:
申請企業 | 申請日 | ステータス | 判断期限 |
---|---|---|---|
Grayscale | 2024年10月 | S-1修正済み | 2025年10月18日 |
Bitwise | 2024年10月2日 | S-1修正済み | 2025年10月 |
21Shares | 2024年11月21日 | S-1修正済み | 2025年10月 |
CoinShares | 2024年 | S-1修正済み | 2025年10月 |
Franklin Templeton | 2025年3月 | 審査中 | 2025年6月17日(延期の可能性) |
Canary Capital | 2024年10月8日 | S-1修正済み | 2025年10月 |
WisdomTree | 2024年12月 | S-1修正済み | 2025年10月 |
注目ポイント: ブルームバーグのETFアナリスト、ジェームズ・セイファート氏は「これらの修正版申請はほぼ間違いなくSECからのフィードバックに基づいたものだ。良い兆候だが予想された動きでもある」とコメント
ETF承認確率の劇的な向上
市場予測:94~98%の高確率
予測市場Polymarketの最新データによると、2025年に承認される確率は94%に達し、8月末の86.8%から急上昇しました。
Novadius Wealth Managementの社長であり、The ETF Institute共同創設者のネイト・ジェラシ氏は「承認確率は実際には100%に近い」と発言しています。
ブルームバーグアナリストの予測
ブルームバーグのETF専門家エリック・バルチュナス氏とセイファート氏は、SECが2025年末までにXRP、ソラナ、ライトコインのETFを承認する確率を95%と予測しています。
承認が期待される理由:
- カナリー、コインシェアーズ、フランクリン、ウィズダムツリー、ビットワイズなど大手資産運用会社が提出するXRP ETF申請が相次いで修正されており、SECとの具体的なやり取りが進んでいる証拠
- SECと主要取引所が「スポット型暗号資産ETFの上場基準」を裏側で協議している
- XRPの証券性をめぐるリップル社とSECの裁判が正式に終了
10月:決戦の月
16件のETF判断期限が集中
2025年10月にはイーサリアム(ステーキング追加申請)、XRP、カルダノ、ドージコインなどが最終判断期を迎え、続く11月にはアバランチ、トロンなども期限を迎える予定です。
XRP関連ETFの判断期限:
- グレースケール:2025年10月18日(最も早い期限)
- その他複数社:10月18日~25日に集中
- ブルームバーグのアナリストは「複数銘柄が同時に承認される可能性もある」と指摘
市場への影響予測
ビットコインとイーサリアムのETF承認に続き、XRPが現物ETFとして登場すれば、規制下での暗号資産投資は新たな段階へ移行します。特に機関投資家にとっては「統一されたコンプライアンス枠組みの中で複数の暗号資産にアクセスできる」というメリットが大きいと分析されています。
XRP価格の現状:重要なサポートレベル
現在の価格動向(2025年9月30日時点)
2025年9月3日現在、リップルの価格は日足レベルの時間軸においてレンジ相場を形成しており、価格は435円付近で推移しています。
価格指標:
- USD建て: 2.8~3.0ドル
- JPY建て: 420~440円
- 重要サポートライン: 2.7~2.8ドル
- レジスタンスライン: 3.2ドル
テクニカル分析:慎重な見方も
XRPは3.18ドルに達した後、約10%下落。先物データによれば、トレーダーは大幅に弱気のショートポジションに移行しており、ロング/ショート比率は0.83に低下し、30日間の最低値となったという指摘もあります。
市場の懸念材料:
- 9月初めから約6億7000万XRPがBinanceに移され、これはXRP価格が7月のピークから25%以上下落した後に発生
- XRPLエコシステムは、TVLが1億ドルを下回り、DEXの取引量が90%減少したため、DeFiの勢いとユーザー活動が低下
- GoogleトレンドでのXRPの関心度が100から19に急落
ただし、多くのアナリストは、XRPが先週末に下降三角形パターンを突破したと指摘し、新たなラリーの兆しを示しているとも分析されています。
リップル社の最新動向:RLUSDの急成長
ステーブルコイン「RLUSD」の展開加速
2024年12月にローンチされたリップル社の米ドル連動型ステーブルコイン「RLUSD」が、急速に市場シェアを拡大しています。
RLUSDの最新状況(2025年9月):
- 時価総額: 7億ドル(約1,034億円)超
- 裏付け資産: 米ドル預金、米国の短期国債、その他の現金同等物により100%裏付け
- 対応チェーン: XRP Ledger、Ethereum
- 第三者監査: 毎月実施
グローバル展開の加速
主要な動き:
- 2025年9月4日、アフリカ地域でRLUSDの提供を開始。提携先はChipper Cash、VALR、Yellow Cardなどの大手金融サービス
- 2025年8月22日、SBIホールディングスおよびSBI VCトレードと日本における「RLUSD」の発行・流通に向けた基本合意書を締結
- 2025年6月3日、ドバイの金融サービス機構(DFSA)とニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の両当局から承認を取得
実用化の進展
2025年4月2日、リップル社はRLUSDが国際送金ソリューション「リップルペイメント」で利用できるようになったことを発表しました。
さらに、リップル社とセキュリタイズが、トークン化ファンド「BUIDL」・「VBILL」の持分をRLUSDに交換できるスマートコントラクトを導入。BUIDLおよびVBILLの投資家は自身が保有する持分を、24時間365日RLUSDに即時交換できるようになりました。
2025年~2045年の価格予測
短期予測(2025年)
複数のアナリストが強気の予測を示しています:
アナリストの間では、2025年に現物XRP上場投資信託(ETF)が承認されるとの期待感が高まり、XRPが2桁台に上昇するとの強気な見方が広がっている
具体的な予測:
- 市場アナリストのイグラグ・クリプト氏によれば、XRPは「2025年に2桁ドルを目指す」構造にあり、「ガーディアン・アーチ」分析によれば、XRPの価格は20ドルまで上昇し、場合によっては27ドルでピークを打つ可能性がある
- アナリストのジェイディー_757氏は、XRPの現在のテクニカル構造が「2017年の隠れた強気ダイバージェンスと類似している」と指摘。2017年のダイバージェンスは、XRPの価格を0.0055ドルから3.40ドル超まで引き上げた実績があり、もしこの構図が再現されれば、現在水準から1000%超の上昇となり、25ドル以上へのラリーが現実となる
中期予測(2030年)
2030年から2040年にかけて、暗号市場の強気なトレンドがXRPの価格を大きく成長させると予測されます。これはブロックチェーン技術の改善、世界的な普及、そしてその結果としてデジタル資産への需要の増加に関連しています
主要予測機関の見解:
- 2030年予測:15~25ドル
長期予測(2045年)
エックスアールピー(XRP)は20年後の2045年に、保守的シナリオで6~15ドル、ベースシナリオで20~60ドル、強気シナリオでは最大120ドル(約1.8万円)に到達する可能性があると予想されています。
価格予測レンジ(2045年):
- 保守的シナリオ:6~15ドル
- ベースシナリオ:20~60ドル
- 強気シナリオ:最大120ドル
リスク要因と注意点
短期的リスク
- 市場センチメントの低下 GoogleトレンドでのXRPの関心度が100から19に急落し、小売勢の勢いが衰え、取引参加が減少していることを示唆
- 取引所への大量流入 9月初めから約6億7000万XRPがBinanceに移され、一般的に取引所へのトークン流入の増加は、投資家が利益確定や損失回避のために売却準備をしていることを意味する
- ETF承認の不確実性 承認が保証されているわけではなく、SECが最終決定を遅らせる可能性もある
中長期的リスク
- 規制環境の変化
- 各国の仮想通貨規制の動向
- SECの方針転換の可能性
- 競合技術の台頭
- 他のブロックチェーン技術の発展
- ステーブルコイン市場での競争激化
- マクロ経済環境の悪化
- 世界経済の減速
- 金利動向の影響
投資を検討する方へ:日本の主要仮想通貨取引所
XRPは日本国内の主要取引所で購入可能です。以下、代表的な取引所をご紹介します:
BitTrade
特徴
- 300種類以上の豊富な取扱銘柄
- 低スプレッド取引対応
- プロ向け高機能取引ツール
- ステーキングサービス完備
- 24時間365日サポート
主な取扱銘柄: BTC、ETH、XRP、ADA、DOT、MATIC等 主要手数料:
- 売買手数料: 取引所0.2%、販売所スプレッドあり
- 入出金: 銀行振込入金無料、出金330円
- 送金: 通貨により異なる
最小購入額: 500円から 口座開設: オンライン完結、本人確認書類提出必要 スマホアプリ: iOS/Android対応 積立サービス: 月500円から対応 セキュリティ: コールドウォレット、2段階認証 最新キャンペーン: 新規登録で取引手数料50%割引(〜2025年12月末) 向いているユーザー: アルトコイン取引を重視する中級者以上
SBIVCトレード
特徴
- SBIグループの信頼性
- 各種手数料が業界最安水準
- レバレッジ取引対応
- 積立投資サービス充実
- 初心者向けUI
主な取扱銘柄: BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、LINK、DOT、ADA等 主要手数料:
- 売買手数料: 取引所無料、販売所スプレッドあり
- 入出金: 住信SBIネット銀行は無料、他行330円
- 送金: 無料
最小購入額: 1円から 口座開設: オンライン完結、最短即日 スマホアプリ: 高機能アプリ対応 積立サービス: 月100円から セキュリティ: 顧客資産の分別管理、コールドウォレット 最新キャンペーン: 大口投資で最大1%キャッシュバック 向いているユーザー: 手数料を抑えたい初心者、積立投資重視
CoinCheck
特徴
- 国内最大級のユーザー数
- 初心者にも使いやすい直感的UI
- NFTマーケットプレイス併設
- Coincheckでんき・ガス連携
- 豊富な学習コンテンツ
主な取扱銘柄: BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、XLM、MONA、LSK等 主要手数料:
- 売買手数料: 取引所無料、販売所スプレッドあり
- 入出金: 銀行振込入金無料、出金407円
- 送金: 通貨により異なる
最小購入額: 500円から 口座開設: オンライン完結、本人確認書類必要 スマホアプリ: 直感的で使いやすい 積立サービス: 月1万円から セキュリティ: マルチシグ、コールドウォレット 最新キャンペーン: 家族友達紹介で最大1500円プレゼント 向いているユーザー: 仮想通貨初心者、NFTに興味がある方
bitbank
特徴
- 国内最大級の取引量
- 60種類以上の豊富な銘柄
- リアルタイム入金対応
- セキュリティの高さで定評
- プロトレーダー向け高機能チャート
主な取扱銘柄: BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、MONA、XLM、QTUM等 主要手数料:
- 売買手数料: 取引所-0.02%〜0.12%(メイカー・テイカー)
- 入出金: 銀行振込入金無料、出金550円/770円
- 送金: 通貨により異なる
最小購入額: 0.0001BTC(約1000円)から 口座開設: オンライン完結、最短1日 スマホアプリ: プロ仕様の高機能アプリ 積立サービス: 月1000円から セキュリティ: 国内最高水準、第三者機関認証取得 最新キャンペーン: 新規口座開設で最大37000円プレゼント 向いているユーザー: 本格的な取引を行いたい中上級者
まとめ:XRP投資の現在地
XRPは2025年9月現在、以下の重要な転換点に立っています:
ポジティブファクター
- ETF承認の最終局面
- 史上初のXRP ETFが9月に上場予定
- 7社の大手資産運用会社が8月に修正版S-1を一斉提出
- 予測市場での承認確率94~98%
- 法的リスクの解消
- リップル社とSECの5年間にわたる法的紛争が正式に終了
- RLUSDの急成長
- 時価総額7億ドル超に到達
- SBIと日本展開の基本合意
- ドバイとニューヨークで承認取得
注目ポイント
- 10月の重要判断期限
- グレースケールを含む複数社の判断期限が10月18日~25日に集中
- 価格サポートの維持
- 2.7~2.8ドルの重要サポートゾーンが今後のトレンドを決定
- 機関投資家の動向
- ETF承認後の資金流入規模
市場は「XRP ETF元年」となる可能性の高い2025年後半に向けて、歴史的な変化を迎えようとしています。投資家にとっては、リスク管理を徹底しながら、この重要な局面を注視することが求められています。
免責事項: 本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。仮想通貨投資にはリスクが伴いますので、投資判断は自己責任で行ってください。価格予測はあくまで予想に過ぎず、将来の価格を保証するものではありません。
情報ソース:
- CoinPost
- CoinDesk Japan
- Cointelegraph Japan
- CRYPTO INSIGHT powered by ダイヤモンド・ザイ
- BeInCrypto Japan
- SBI VCトレード
- Crypto Trillion
最終更新日: 2025年9月30日
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