ソレイマニ司令官殺害から勃発、世界の市場はオールバブルへ!?ビットコイン(BTC)は?

正月明けから、経済金融紙面は、ソレイマニ司令官殺害ニュースで賑わいました。ソレイマニ司令官は、イラン軍のトップであり、中東では非常に大きな存在です。過去に米軍兵もこのソレイマニ司令官の隊に600人以上が殺害されたようで、米国にとってはどうしても潰しておかないといけない人物だったのでしょう。

またイランの最高指導者、ハネメイ氏と深い交友もあった彼だけに、復讐を強く誓っているようです。さらにロシアのプーチン大統領が明日8日にトルコ入りするようで、トルコのエルドアン大統領は、ハネメイ首相に報復措置の発表はもう少し我慢してくれ!っと伝言が出ているようです。

非常に混沌とした地政学リスクが上昇してきました。大きなリスクオフ相場が近いかもしれません。戻り売りをしばらく実践しておりましたが、今週から全て買いに転じています。リスクオフ資産は上昇しやすいのではないでしょうか。

または戦争からくる好景気を見て、世界的に株高も続いております。ゴールドも上がり、債権も上昇し、ビットコインまでも上昇しております。

これは2006年、2007年にも似たような現象が起きました。明らかな景気後退が見えているのですが、株高、リスクオン通貨高、ゴールド高、債券高、原油高です。米国の隠れ金融緩和は昨年から継続されていますし、市場のじゃぶじゃぶ具合はまだ続くのでしょうか?

ビットコイン(BTC)は逆山尊形状完成へ!?ボトムアウトは間も無くか?

出所:Trading View

BTCUSD4時間足から分析していきます。7,700ドルを突破し、その勢いを継続したまま7,930ドルまで上値を伸ばしてきました。8,000ドル手前にレジスタンスラインが引けます。ここをクリアに突破できますと、逆山尊完成となります。さらに上値を伸ばす展開が望めるでしょう。

また気にしていたBitfinexの買いポジションは、この1週間で大きく減少しており、先月の47,000枚の買いポジションから、本日現在で40,000枚まで減らしておりました。利益確定や上がったところでの損切り敢行のエントリーがあるにも関わらず、これだけ上昇したということは、明らかに新しいキャッシュフローが入ってきているものだと思われます。この売りを吸収しきると、さらに大きく上昇が狙えるのではないでしょうか。

BTC日足ターゲットはフィボナッチ50%と61.8%

日足です。10月の直近高値からフィボナッチを引いてみました。個人的なターゲットは50%戻しになります。

つまり、およそ8,500ドル前後です。ここを突破できる場合は、8,950ドルの61.8%戻しでしょう。およそ9,000ドルになります。レジサポラインも引きやすいポイントですし、ここまで一度上値を伸ばせる場合は、今持っている買いポジションを全て一旦クローズしたいと考えております。

日本円で言いますと、50%と61.8%は、下記の通りになります。

およそ、91.5万円と96万円台になります。タッチした場合は、矢印のようなイメージで値動きをすると思います。円建てではこのポイントに注目です。僕は、この2つのターニングポイントの手前で一度手仕舞いをする予定です。イランのホルムズ海峡封鎖に言及することになれば、さらに原油とゴールド高になります。コモデティ相場が過熱しそうです。ビットコインもその影響を大きく受け始めるのではないでしょうか。

この上昇は金融相場です。乗っていく予定です。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

【こんな記事も読まれています】
ビットコイン(BTC)100万円から1億円まで!著名人たちの2020年以降の価格予想
ビットコイン(BTC)価格が半減期に価格上昇しない可能性、コインシェアーズCSOが示唆
2020年に投資を検討すべき6つの暗号通貨銘柄

おすすめの記事