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イーサリアムはイーサリアム2.0の公式マルチクライアントテストネット”Altona”を29日にローンチ。ETH2のメインネットローンチ前の最終段階へととなる。

“Altona”マルチクライアントテストネット

イーサリアムは2015年のローンチ前に、オリンピックテストネットという正式リリース前のテストを行っていた。Altonaマルチクライアントテストネットは、イーサリアム2.0におけるオリンピックテストネットであり、問題なく運用できれば遂にイーサリアム2.0の正式ローンチとなる。

最新のイーサリアム2.0のロードマップでは、6月末から7月初旬にAltonaテストネットをローンチする予定であったため、順調に進んでいると言えるだろう。イーサリアムファンデーションはこれまでに多くの監査、バウンティプログラムを行っており、Altonaテストネットで問題がなければ予定どおり2020年内となる11月頃のローンチとなる予定だ。

つまりAltonaマルチクライアントテストネットのローンチにより、問題がなければデポジットコントラクトをイーサリアム上にデプロイする段階であり、ETH2ローンチのカウントダウンとなる。

(最新のロードマップ及び予定は下記を参照)

関連記事:【墨汁速報】イーサリアム2.0 2020年11月ローンチを予定と見積もり 最新ロードマップは?

現在のステータスは?

Altonaテストネットのジェネシスバリデータ(0ブロック目から携わるバリデータ)は685バリデータとなっており、6月25日に行われたETH2デベロッパー会議の時点ではすでに最低Beacon Chain起動数にステーキングは達していた。

すでに15エポック(Epoch)はファイナライズ、つまりスロットとバリデータにより提案されたブロックは”確定”しており、ファイナリティの分散合意も問題なく行えている。

出典:beaconcha.in

4クライアントが参加 

Altonaテストネットでは、

・Prysm

・Lighthouse

・Nimbus

・Teku

の4クライアントを自由に選択することができる。現在のイーサリアム1.0ではGethとOpenEthereum(元Parity)が主なクライアントであることを考慮すると、非常に分散されていると言えるだろう。データを各ノードにコピーし検証を行うブロックチェーンにおいて、このクライアントの分散性はセキュリティに非常に重要となる。そのためイーサリアムファンデーションはPrysmのオニキステストネットのようなシングルクライアントではなく、マルチクライアントテストネットをETH2の正式ローンチの条件としている。

Altonaのローンチにより、イーサリアム2.0フェイズ0の開発状況は8割終了となり、残すはメインネットローンチであり、まさにETH2のカウントダウンと言えるだろう。

 

関連記事:イーサリアム2.0の開発はどこまで進んでるのか?ローンチはいつ?

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