最後のひと口までジューシー。植物肉を使用した小籠包

フードテックベンチャーのグリーンカルチャーが2021年4月15日(木)、植物肉を使用した「プラントベース点心」として「Green小籠包™」の販売を開始した。

中国、マカオなど海外展開も

Green小籠包

©グリーンカルチャー

2011年に創業したグリーンカルチャーは「健康と地球とずっと。」をミッションに掲げ、植物肉を中心としたプラントベース製品の開発を進めている。

健康課題の解決、工業的畜産が抱える温室効果ガス排出問題、そして今後訪れるといわれている世界的な食糧危機などの社会課題を、フードテックにより解決していくことを目指している。

今回グリーンカルチャーが新たに発売する「Green 小籠包™」では、肉の代わりに植物肉「Green Meat™」を使用。

脂質は100gあたり0.6gとヘルシーで、大豆臭さがなく最後のひと口までジューシーな味わいが楽しめるようになっている。

人口が世界第1位の中国では、世界の二酸化炭素排出量のうち約30%を占めており、過度な畜産を減らしていく動きが中国国内で加速している。

この動きに合わせて中華圏では植物肉市場の拡大が進行。グリーンカルチャーの調査では、中華料理の点心で人気のある「小籠包」が、プラントベース需要が高いということが明らかになっており、これを受け「Green 小籠包™」の開発に着手したという。

本商品は日本での販売に加え、中国、マカオ、香港、台湾への輸出を進めていく。

Green 小籠包™

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