
auじぶん銀行が2021年4月23日(金)より、住宅ローンの申込みにおいて同性パートナーを連帯保証人・担保提供者として指定できるようにすることを発表した。
多様性を尊重したサービスを提供
auじぶん銀行では2020年9月にSDGs宣言を行っており、多様性を尊重すべくあらゆる利用客がサービスを利用できる環境の実現に向け、サービス拡充の検討を進めてきた。
今回の対応により、法的な婚姻関係のないLGBTのカップルでも、auじぶん銀行の住宅ローンが共同で利用できるようになることが発表された。
同一物件に対して一定の条件のもと、2人がそれぞれ住宅ローンを組む「ペアローン」、申込者本人以外の収入を合算する「収入合算」での申込みが利用可能だ。
「ペアローン」の場合は利用客2人がそれぞれお互いの住宅ローンの連帯保証人となり、「収入合算」の場合は収入合算者が連帯保証人となる。
借入対象の土地・建物を同性パートナーと共有する場合も、同性パートナーを担保提供者として借り入れが可能となっている。
なお、住宅ローンを利用する際、2人で作成した公正証書の提出が求められる。