家具・家電のサブスクリプションサービス「CLAS(クラス)」が運営するクラス、2018年4月24日の創業から3周年を迎えた。
これに併せて、2018年8月の「CLAS」のサービス開始から2021年3月までのデータをもとにした利用者動向を公開した。
高額で大型の家具・家電のニーズ増加
CLASは、月400円(税込)から家具・家電の利用・交換が行なえる個人・法人向けのサブスクリプションサービス。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、京都府、兵庫県で提供されている。
送料・保証金は基本0円で初期コストが抑えられ、交換が容易、上質な素材やデザイン、3年目以降に割引が適用される点が特徴だ。
今回、2018年8月にサービスを開始した「CLAS」の利用者動向を公開。
2020年4月に一度目の緊急事態宣言が発令され、テレワークの推進や自宅で過ごす時間が増えた影響により、2018年8月のサービス開始〜2021年3月までのCLASの延べ貸出点数は30,000点を突破したことがわかった。
なお、貸出点数は現在も増え続けているという。
©CLAS
ユーザーは主にミレニアル世代の20代、30代の単身・DINKSが中心。さまざまな部屋の間取りや広さのユーザーが活用している。
©CLAS
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2021年3月までにレンタルされた家具・家電の中で上位となったのはチェア、ベッド、テーブル、冷蔵庫、デスク。生活必需品かつ大型で高額な家具・家電のニーズが高いことがうかがえる。
このほかにもキッチン家電、プロジェクター、美容家電などといった、自宅で過ごす時間をより豊かにするアイテムのレンタルも。
中でも食器洗い乾燥機のレンタル数は、2020年3月以前と比較し月平均2倍以上増加したという。
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ユーザーの平均利用期間は約2年。レンタル13ヶ月目から割引が適用されることから、試用目的の短期レンタルではなく、一度借りた商品を長く使う傾向があることがうかがえる。
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