2014年の創業からフルリモートワークで組織運営してきたキャスターが、従業員を対象とした「働き方に関するアンケート」を実施し、結果を公表した。
リモートワークで「体力や精神に余裕」
©キャスター
キャスターでは「労働革命で、人をもっと自由に」をビジョンに掲げ、2014年に創業からフルリモートワークで組織運営。
現在、約800名のリモートワーカーが在籍し、オンラインアシスタントサービス「CASTER BIZ」や、リモートワークの経験とノウハウを活かし、リモートワーク導入支援サービス「Caster Anywhere」など、リモートワーク総合人材事業を運営している。
今回のアンケートでは、交通費・交際費・食費が減少した一方で、光熱費は増加傾向であることが明らかに。
「服や化粧品を買う頻度が減った」「体力や精神に余裕が出たため、病院にかかる費用が減った」という回答がみられた。
また、2019年7月の調査時と比較し、「運動量が減った」という回答が82.3%から86.1%に上昇。
キャスターでは、オンラインフィットネスの開催やリモートヘルスケア部など、社内で運動を意識する工夫をしてきたが、今後はリモートワーカーがスポーツに興味を持ち、運動不足を解消できるような取り組みも検討していくという。
さらに、リモートワークを始めてから引越しや移住を考えたことがある割合が64.9%となった。
住環境については「仕事部屋のある家を建てることになった」「部屋の明るさ(日光の入り方)、日中の周辺の音、部屋の防音性を以前より重視するようになった」といった回答がみられた。
調査概要
調査名:「働き方に関するアンケート」
調査対象:キャスターで働く国内外のメンバー(業務委託を含む)
調査時期:2021年1月6日〜1月13日
調査方法:インターネット調査Webアンケート
有効回答数:222名