
先日、SEC高官からの発言により、ビットコインETFの期待が再度高まり、市場に関心を寄せました。
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昨年の安値割れから一転、15%ほどの値上がりです。
35万円割れ寸前から回復となり、首の皮1枚繋がった状態から遠のきました。
チャートの形状は悪くなく、BTCは40万円を伺う展開となりつつあります。米国政府機関閉鎖の延長もなくなりそうでして、こちらも株式市場をはじめ、各市場好感をした形となっております。
これてに仮想通貨市場で最も期待されている米国バックト(Bakkt)取引所のスタート時期も明確となってくるでしょう。そういった意味で仮想通貨市場全体が上向く可能性があります。ビットコインの損益分岐点も再びプラス圏に回復し、ここからの上昇に期待が持てそうです。
では早速、一目均衡表で見ていきましょう。
ビットコイン(BTC)はダブルボトム形成をはじめるか!?
出典:BITPoint
一目均衡表の雲が現在の価格帯から上方に存在しておりますが、これが薄い雲となっております。
関連:一目均衡表の基本的な見方
雲はレジスタンスゾーンと機能をしやすく、この薄いタイミングが1週間程度続くことはチャンスです。このテクニカル的には、42~45万円に回復するチャンスが近づいている状態になりつつあります。
今回のボトム、35万円がサポートラインとワークしており、45万円を超えてきますとダブルボトムが完成します。ネックラインはサポートとして機能し、週足レベルでも本格的にBTC/JPY(ビットコイン円)が反転シグナルと変わっていくでしょう。
現在は、その形成段階であり小動きではありますが、仕込み時としては非常に良いタイミングだと考えております。出来高も長らく低迷をしているチャートでして、個人投資家はあまりトレードに関心がない時期です。しかし、こういったタイミングで先回りができると後々おいしい思いができますので、少しでもコアポジションを持っておくと良いでしょう。思惑通りの方向に進む場合は、利益を引っ張れる可能性があります。
まずはBTCが一目均衡表の雲の中に突入するか注目ですね。
バイナンストークン(BNB)は絶好調!
この1ヶ月間で1.5倍に価格が上昇しましたバイナンストークン(BNB)です。4時間足になります。
先週のコラムでもご紹介しましたがさらに上値を伸ばしてきております。
バイナンス上場銘柄のアルトコインが急上昇した後に決まってBNBが勢いづいてくることが多く、おそらくその資金の逃避先としてBNBが一旦選ばれるのでしょう。
バイナンス(Binance)取引所では引き続きトロン(TRX)やビットトレント(BTT)の取引高も多く、これらの資金流入が今後もまだ期待できそうです。
こういった意味でBNBもじわじわと価格が上昇していくように思えます。押し目買いの目安としては8.5ドルあたりをターゲットに考えております。
ここはサポートラインが引けるポイントでもあり、一度止められるかもしれません。このタイミングで追加の買いを模索しております。
米国政府機関閉鎖が正式に解除の発表がされるのは今週です。このタイミングから動き出すのではないかと考えておりますので、注目していてください。
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