
暗号資産取引所のCoincheckを運営するコインチェックが、国内初となるIEOを今夏実施予定であることを発表した。
IEO(Initial Exchange Offering)は、企業・プロジェクトによるトークン発行を通じた資金調達を、取引所が支援する仕組み。
企業・プロジェクトによるトークンの発行は、世界中のユーザー、開発者、投資家、サービスプロバイダーなどのネットワーク参加者とオープンな分散型ネットワークを構築することを可能にするほか、すべてのネットワーク参加者に対してインセンティブを与えることができる手法として、近年注目を集めている。
コインチェックでは2020年8月より、エンタメ特化ブロックチェーン「Palette」を展開するHashpaletteとともに、日本初のIEO実現に向け取り組んできたが、今夏にIEOを実施することが決定。
今後、HashpaletteのIEOに関する情報へ案内するためのプロジェクト詳細を6月頃に公開予定であり、今夏のIEO実施に向けて準備を進めていくとしている。