マネックス証券、国内株で1株からの買付手数料が無料に。主要ネット証券初

マネックス証券が2021年7月5日(月)約定分(予定)より、国内株式における単元未満株取引の買付手数料を無料とすることを発表した。

マネックス証券では、少額から株式投資を始めることができる単元未満株取引を展開しており、2001年より「株式ミニ投資」として提供開始。

2010年には、1株から取引できる「ワン株(単元未満株)」としてサービスをリニューアルし、2019年には投資家同士が投資SNSを通じて情報収集しながら株式取引が簡単にできるアプリ「ferci(フェルシー)」をスタートした。

「ferci」を経由した投資の約80%は、ワン株取引とのこと。少額で資産運用をはじめることができる単元未満株取引のニーズが高まってきていることがうかがえる。

これを受けてマネックス証券では、今後資産運用を検討している人がより気軽に株式投資をはじめることができるよう、ワン株取引の買付手数料を無料とすることを決定。

単元未満株取引の買付手数料無料化は、主要ネット証券でマネックス証券が初となる。

対象となるのは国内株式。100株単位の国内株式の取引において、買付手数料は約定金額の0.5%(税込0.55%)としていたが、1/100の資金で取引が可能となる。

単元株式と同様、保有株数に応じて、配当金や株主優待を受けることも可能。NISA口座における買付手数料も無料となる。

なお、マネックス証券ではこれを記念し、「ferci」アプリ経由で証券総合取引口座を開設した全員へ200円をプレゼントするキャンペーンを、2021年7月1日(木)~2021年9月30日(木)まで実施予定だ。


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