

フリマアプリ「メルカリ」を提供するメルカリが、2021年7月2日(金)をもってサービス開始8周年を迎えた。これを記念し、1年のあゆみを振り返る「メルカリ サービス8周年」インフォグラフィックスを公開した。
カテゴリー別シェアでは、本・ゲーム・おもちゃといった商品を含む「エンタメ・ホビー」カテゴリーが、2020年の22%から5%に伸張しトップに。
緊急事態宣言の発出、外出自粛にともなう「巣ごもり需要」を受け、「おうち時間」を楽しむべく「エンタメ・ホビー」カテゴリーの人気が高まっていることがうかがえる。
世代別の購入傾向でも、すべての世代で「エンタメ・ホビー」カテゴリーに含まれる、「キャラクターグッズ」「アイドルグッズ」が購入数トップ3にランクインした。
都道府県別の1人あたりの年間購入金額では、2019年7月時点で2位だった山梨県が40,311円から56,512円へ増加し、3年ぶり1位に選ばれた。
また、都道府県別の1人あたりの年間販売金額では、2019年7月時点で4位だった東京都が1位に。在宅時間が増えたことによる片付けニーズの高まりが影響しているとみられている。
2020年からリモートワークをはじめとする新たな働き方が増えつつある中、メルカリにおける「リモートワーク」「在宅勤務」「オンライン会議」「WEB会議」をキーワードに含む商品の購入数は、昨年比約7倍に増加。
中でもタブレット・ノートPCは昨年同時期比約7倍、イヤフォンは約10倍になるなど、在宅勤務への対応が見受けられる。
また、「おうち時間」「巣ごもり生活」をキーワードに含む商品の購入数は、購入数が昨年比約3倍に増加。特にルームウェアは昨年比約7倍、植物・観葉植物は約6倍になるなど、外出自粛の最中でも自宅で過ごす時間を快適にする工夫がうかがえる。
メルカリでの出品手続き後、売却前の商品の保管と売却後の梱包・発送を代行するサービス「あとよろメルカリ便」は、2020年12月のサービス開始から2021年3月までの利用動向をみると、約30%が初めて出品をするユーザーであることがわかった。
「あとよろメルカリ便」は、「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」と比較し60〜100サイズの利用率が約30%多く、梱包・発送の手間や不安を軽減できる利便性が、はじめての出品やより大きなサイズの出品につながっているとみられている。
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