オランダのフェムテック発。妊活をサポートする「ファーティリリー カップ」

女性のウェルネス課題の解決・支援事業を行うfermataが2021年6月25日(金)、オランダのフェムテック企業Rosesta Medical BV社が手がける子宮口キャップ「ファーティリリー カップ」の国内における独占販売権を取得し、医療機器としてフェムテック専門オンラインショップ「fermata store」と実店舗「New Stand Tokyo」において販売開始した。

「ファーティリリー カップ」は、オランダのRosesta Medical BV社が開発した、子宮頚部での精液の保持を目的とした医療機器。

性交渉後に女性が着用することで精液の流出を低減し、精子が子宮頚管粘液に潜るまでの時間を確保する仕組みとなっている。

やわらかく曲げやすい医療用シリコーンで作られており、装着に際して心身の負担が少ない点、半年の間は再利用が可能であるという点が特徴だ。

装着したままトイレ、シャワーも可能であり、忙しいスケジュールの合間を縫って妊活に取り組む人、妊娠を希望してまもない人、治療を続けながら新たな方法を模索したい人など、幅広いニーズに対応する。

本商品は、創業者であるロバート・スタール氏自身が、パートナーとの間に子供を授かるためにさまざまな方法を試した経験をもとに、同じ悩みを抱える人へ向けて医師とともに開発。

オランダで2019年に発売以降、ドイツやイギリスなど欧米を中心に市場を拡大し、累計販売個数は約10万個を記録している。

ファーティリリー カップ

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