SBI証券のつみたてNISAの買い方を紹介

SBI証券は、夜間取引に対応していたり、オリジナルの銀行である住信SBIネット銀行があるなど、幅広い層に愛されています。そのSBI証券では、つみたてNISAも取り扱っていることで有名です。

実際にSBI証券でどのようにしてつみたてNISAを購入できるのでしょうか。この記事では、SBI証券のつみたてNISAの買い方について解説します。

SBI証券のつみたてNISAの買い方は?

SBI証券のつみたてNISAの買い方は?

SBI証券でつみたてNISAを買うためには、まずは口座を開設しなければなりません。
また、口座開設するにあたっては、まずはつみたてNISAに関する知識を習得しておく必要があります。

SBI証券のホームページでは、つみたてNISAに関する各種情報が提供されています。初心者でもわかりやすい解説があるので、とても参考になるのが魅力的です。
また、SBI証券ではサポート体制が充実しているので、口座開設前に疑問点があれば事前に確認しておくことをおすすめします。

つみたてNISAは1人につき1口座し開設できない

実際に申し込みする前にもう1つ注意しなければならないのは、他の金融機関ですでにNISAやつみたてNISAを行っている場合です。NISAやつみたてNISAの口座開設は、金融機関を変更した場合を除いて、1人につき1口座に限られるために、複数の金融機関に申込できません。
金融機関を変更して、複数の金融機関でNISAやつみたてNISAの口座を開設する場合でも、各年において1つの口座でしか取引できません。

他の金融機関への移管もできない

また、NISAやつみたてNISAの口座内に保有している商品を、他の金融機関に移管することも不可能です。

このように、制約があることを理解してから申込みましょう。

まずは口座開設書類を請求

実際に申込む場合は、まずはSBI証券のホームページから口座開設書類を請求します。すると、5日程度で書類が送付されますので、届いたら必要事項を記入して返送してください。
その後、SBI証券側で税務署への申請が行われます。
税務署内では、概ね2週間前後の時間がかかるのが一般的です。その後、SBI証券が口座開設を行い、完了後に連絡が届けば利用開始できます。

つみたてNISAの商品買付け

口座開設が完了しても、まだ取引がスタートするわけではありません。
つみたてNISAの商品を買付けて、初めて取引開始できます。つみたてNISA設定画面で銘柄を追加した後に、積立設定金額を入力してください。入力方法について「金額入力」か「比率入力」を指定します。

積立頻度を選ぶ

SBI証券のつみたてNISAでは、以下の中から選択可能です。

  • 毎日コース
  • 毎週コース
  • 毎月コース
  • 入力方法を「金額入力」に指定した場合は、設定画面に追加した銘柄毎に積立設定金額を設定していきます。入力方法で「比率入力」を選択した場合、指定した月額予算からパーセントの値を入力して比率配分により積立設定金額を指定しましょう。
    ボーナス月設定とNISA枠ぎりぎり注文の設定を行い、最後に入力した積立設定内容を確認と保存すれば、買付が完了します。

    SBI証券のつみたてNISAのコースは?

    SBI証券のつみたてNISAのコースは?

    SBI証券のつみたてNISAには、主に3つのコースが用意されています。それぞれのコースの特色を理解しておくことも重要となります。

    毎日・毎営業日で買付

    毎日・毎営業日で買付とは、通常他の証券会社のつみたてNISAにおいては、毎月設定コースしか設定できません。それが、このコースでは毎日買付できるということが可能です。これによって、時間分散投資が可能となります。

    時間分散投資とは、時間を分散して少しずつ投資することを指し、高いときにたくさん買いすぎるのを避けることができる投資方法です。これによって、値段が高いときは少なく、値段が安いときは多く買うことが可能であり、結果的に安くたくさんの投資信託を買うことが可能です。
    魅力的な反面、毎日の積立費用を用意する必要があります。

    毎週好きな曜日で買付

    日本株の曜日効果を見ると、一般に思われているほど大きくなく、強いて言えば月曜日だけ少し安いという程度です。ただ、世界を見渡すと毎月初の金曜日にはたいてい雇用統計の発表があって相場が大きく動く傾向にあります。

    また、1日でS&P500が20.5%も下落した1987年のブラックマンデーを見ても、文字通り月曜日は大きな暴落が発生することがあるのです。ただ、全体的な傾向としては火曜日と水曜日に上昇しやすく、木曜日と金曜日はやや平均騰落率は低いという傾向が見られます。

    このように、曜日を意識して積立てるというのも重要です。SBI証券では、毎週好きな曜日で買付できるので、タイミングを見計らって曜日指定で積立てるということが可能です。

    ただ、必ずしも曜日で毎回同じ傾向になるかと言われればそうとは言い切れないという点がデメリットとなります。

    毎月好きな日付で買付

    最もスタンダートな積立て方法として、毎月好きな日付で買付があります。月初の買付を行うと高値つかみになったりすることもあるので、うまくタイミングを見計らって投資すればうまく利益を上げることが可能です。

    また、中途半端な日を選ぶというのも有効的です。ただ、月1回のチャンスしかないのでタイミングが悪ければその月は損した気分になるというデメリットがあります。

    SBI証券のつみたてNISAの買い方が簡単!便利なスマホアプリとは?

    SBI証券のつみたてNISAの買い方はスマホアプリだとどうなる?

    SBI証券では、スマートフォンアプリを用意しています。かんたん積立アプリという名称で、スマートフォンなどで簡単に投信積立ができるアプリです。

    見やすいホーム画面

    起動時に表示される「ホーム」画面においては、保有ファンドの評価損益や評価額の推移をひと目でチェックできます。

    積立スタイル診断

    自分に合った積立スタイルを診断する機能があり、簡単な質問に回答するだけで自分に合った積立スタイルを診断してもらえるのです。診断結果をもとに、最適なポートフォリオが自動で作成されるために、初心者にとくにおすすめできます。

    積み立てが管理しやすい

    他にも、自分のペースで積立てを設定できたり、つみたてNISAの設定も容易です。
    チャートやリターンの実績、リスクメジャーなどの評価、ファンドの特色や費用といった、ファンドに関するさまざまな情報を確認できるので、外出先などで情報を逐一チェックして取引に役立てたいものです。

    SBI証券のつみたてNISAに便利な積立代金自動振替サービスとは?

    SBI証券のつみたてNISAに便利な積立代金自動振替サービスとは?

    SBI証券のつみたてNISAに便利なサービスとして、積立代金自動振替サービスがあります。

    SBI証券では、投信積立に必要な資金を毎月自動で金融機関口座から引き落とししてもらえるので、毎回振込する手間が省けます。引き落としにかかる手数料は無料であり、証券口座に入金するのを忘れて買えなかったという心配がありません。

    引き落とし先の金融機関としては、以下から選択可能です。

  • 住信SBIネット銀行「SBIハイブリッド預金(預り金自動スィープサービス)」
  • 他の金融機関
  • 特に、毎日積立るケースではとても便利なサービスとなりますので、ぜひ活用しましょう。

    SBI証券のつみたてNISAの買い方をマスターしよう

    SBI証券のつみたてNISAの買い方をマスターしよう

    SBI証券のつみたてNISAでは、さまざまなコースが用意されています。システム自体もとてもわかりやすく、初心者でも買いやすいように工夫されています。

    また、アプリもあるので外出先などでも気軽に取引可能です。買い方をマスターして、将来に向けて積立してみましょう。

    SBI証券について詳しくはこちら

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