フードデリバリーのバイトを比較!Uber Eats、DiDi Food、menu配達員の本音とは

新型コロナウイルス感染症の拡大以降、Uber Eatsをはじめさまざまなフードデリバリーサービスが普及しました。

街中でUber Eatsなどのロゴをつけたデリバリーバッグを背負い、配達している様子を見たことある方は多いのではないでしょうか?

フードデリバリーサービスの配達員の仕事は人気を集めています。

この記事では、Uber Eats、DiDi Food、menuの3つのフードデリバリーサービスで実際に配達員をしているtaratyan07さんに、仕事内容、働きやすさ、稼ぎやすさの3つについてお話を伺いました。

【今回お話を伺った方】

taratyan07 さん
2019年8月デリバリー配達員を副業で開始したデリバリー配達員2年生。

フードデリバリーのバイトを始めたきっかけは?

私がフードデリバリーのバイトを始めたきっかけ

ますは、フードデリバリーサービスの配達員を始めたきっかけについて紹介します。

私がUber Eatsなどのフードデリバリーサービスのバイトを始めたのは、副業に色々挑戦していく中で他の副業よりもしっかり継続的に稼ぐことができたからです。
その当時、株式などの投資やフリマアプリによる転売などいくつか副業に挑戦していたのですが、稼ぐまでに色々勉強していく必要があり、難航していました。
フードデリバリーサービスの配達員であれば、きちんと稼ぐこともでき自転車でやれば運動にもなって一石二鳥だろうと考え、Uber Eatsの配達員として登録しました。

新型コロナウイルス感染症の拡大以前は、副業として配達員の登録をする方が大半でした。

しかし、現在はフードデリバリーサービスの認知度が拡大してきたため、仕事がなくなったらとりあえずUber Eatsに登録しておこうと考える方も多いようです。

フードデリバリーのバイトを始めるなら継続的に稼げるUber Eatsがおすすめ!

フードデリバリーのバイトを始めやすさで比較

フードデリバリーのバイトを始めやすさで比較

ここからは、フードデリバリーサービスのバイトの登録方法・始めやすさについて解説していきます。

結論から述べると、Uber Eatsが一番アカウントの登録がしやすく、配達未経験の初心者にもおすすめです。

さまざまなフードデリバリーサービスのバイトがありますが、登録するまでに時間がかかる場合もあります。

また、アルバイトとは異なり面接がないため、フードデリバリーサービスは登録しやすさを優先することをおすすめします。

Uber Eats

Uber Eatsはドライバーアプリをスマホに入れると、1週間程度ですぐに配達を開始することができます。

Uber Eatsでは次の流れで登録が可能です。

  1. Uber Eatsの公式サイトでアカウントを作成する
  2. 配達の際に利用する車両を登録する
  3. 身分証明書など必要な書類をアップロードする
  4. 銀行口座を登録する

この後、配達専用のデリバリーバッグやスマホホルダーを購入すれば、配達を開始できます。

現在、オンライン上での登録手続きだけで配達を始めることができるので、「すぐに配達を始めたい」という方はUber Eatsの配達員がおすすめです。

DiDi Food

DiDi Foodは、今回紹介する3つのデリバリーサービスの中で登録手続きが一番早く、2~3日程度で登録が完了できます。

ただし、専用の配達用バッグを受け取る必要があるため、Uber Eatsをすでに掛け持ちしている場合は双方の配達用のバッグを持っておかなければなりません。

DiDi Foodの登録方法はUber Eatsとさほど変わらず、次の方法で登録ができます。

  1. 顔写真付きの身分証明書と銀行口座など必要事項を登録する
  2. DiDi Foodの登録完了後、アプリ上で研修を受講する
  3. 研修の受講完了後、DiDi Foodのパートナーハブで配達用のバッグを受け取る
    ※新型コロナウイルス感染症の影響によりDiDi Foodのパートナーハブが閉鎖している場合、郵送でデリバリーバッグを受け取る

menu

menuは掛け持ちができるため、自分で用意したデリバリーバッグの使用も認められるのが魅力です。

ただし、時期によって登録完了までに時間がかかることがあります。

menuの登録方法も、Uber EatsやDiDi Foodとさほど変わりません。登録方法は次の通りです。

  1. 顔写真・身分証明書・銀行口座など必要事項を登録する
  2. 登録完了後に仮登録のメール通知が届いたら、審査結果を待つ
  3. 審査完了後、menu配達員アカウント作成完了のメールが届く
  4. menu配達員専用アプリをダウンロードする

フードデリバリーのバイトを働きやすさで比較

フードデリバリーのバイトを働きやすさで比較

フードデリバリーサービスの配達の流れは、どのサービスもほとんど変わらず次の流れが基本的です。

  1. デリバリーの配達依頼を受け取る
  2. 店舗で商品を受け取り、注文者の元へ配達する

ここからは、各フードデリバリーサービスの働きやすさを、配達の流れを見ながら比較していきます。

Uber Eats

Uber Eatsの配達の流れは次の通りです。

  1. アプリで「出発」ボタンをタップし、オンラインの状態にする
  2. 配達リクエストの通知が届いたら、アプリでカバンのアイコンをタップして注文を受け付ける
  3. 店舗に到着したら、注文番号を伝えて商品を受け取る
  4. 商品を受け取ったら、アプリに表示されている住所へ商品を届ける
  5. 配達が完了したら、アプリで「配達済み」ボタンをスワイプして配達完了

Uber Eatsの配達で利用できる車両は、自転車、原動機付き自転車、軽貨物車両、125㏄以上のバイクの4つです。

ただし、登録時とは違う車両を配達で使用する場合、アプリ上で登録を変更する必要があります。

自転車の場合はレンタルのものを利用していても、登録申請は不要です。

また、実際に配達員として働くtaratyan07さんによれば、Uber Eatsのアプリでエラーが発生し、その際に注文依頼が店舗に届いておらず配達に一番苦労したそうです。

現在はフードデリバリーサービスが拡大してきていることもあり、このようなエラーはほとんど見られませんが、アプリの障害などの情報を受け取りたい場合は、Twitterでデリバリー配達員に関する情報を発信しているアカウントをフォローしておきましょう。

DiDi Food

DiDi FoodはUber Eatsなど他のフードデリバリーサービスと比較すると、フローが一つひとつ細分化されているため、配達未経験者でも配達しやすいのがポイントです。

他にも配達依頼のパフォーマンスを把握できるなど、アプリとしての使い勝手が大変良く仕事がしやすくなっています。

DiDi Foodの配達の流れは次の通りです。

  1. アプリで配達リクエストの通知が届く
  2. 店舗へ到着後、アプリで「お店へ到着」をスワイプする
  3. 注文番号を確認し、店舗のスタッフに伝える
  4. 商品を受け取ったら「受取」をスワイプする
  5. アプリに表示される注文者の住所へ向かう
  6. 商品を受け渡したら、「受取完了」をスワイプして配達完了
    ※現金払いの場合は「受取」をスワイプし、注文者から現金を受け取る

現金払いのON・OFFの設定変更ができるUber Eatsに対し、DiDi Foodでは対応していません。

そのため、配達中に現金を持ちたくないという方は他のフードデリバリーサービスを検討しましょう。

menu

taratyan07さんによると、menuでは店舗から配送先の住所までの合計距離は5km以上が大半とのこと。menuで配達をする際は、長時間の移動を覚悟しておきましょう。

menuの配達の流れは次の通りです。

  1. アプリを立ち上げ、配達リクエストが来るまで待機
  2. 配達リクエストが来たら、「受け付ける」ボタンを長押しする
  3. 店舗に到着したら商品を受け取る
  4. 商品を受け取り完了後、「配達を開始する」を長押しする
  5. 注文者の元へ商品を届けたら、「配達完了」ボタンを長押しして配達完了
  6. お店と注文者の評価を行う

menuでは事故などやむを得ない事情がある場合、一度受けた配達リクエストをキャンセルすることが可能です。

ただし、配達リクエストを誤って受けてしまった場合はキャンセルできないため、注意しましょう。

フードデリバリーのバイトを稼ぎやすさで比較

フードデリバリーのバイトを稼ぎやすさで比較

フードデリバリーサービスの稼ぎやすさは、自分の稼働エリアで配達リクエストが多いかどうかで判断することをおすすめします。

業務委託契約が大半で、時給換算で仕事をするアルバイトとは異なり、配達完了後に報酬を受け取る仕組みです。

そのため、稼働する時間に対して少しでもたくさん配達できるか考慮して、フードデリバリーサービスを選んでください。

taratyan07さんが稼働している愛知県の名古屋エリアでは、Uber Eatsが一番配達リクエストを受け取りやすいそうです。

東京や大阪などの都心エリアを除いても、Uber Eatsが報酬を稼ぎやすいと考えても問題ないでしょう。

ここからは、フードデリバリーサービスの稼ぎやすさについて、taratyan07さんの経験を元にサービスごとに解説していきます。

Uber Eats

Uber Eatsの配達を時給換算すると、1時間辺り1,000円程度です。

2021年5月以降は新たな報酬体系が導入され、ピックアップまでの距離や配達にかかった時間などを元に、報酬が算出されるようになりました。

taratyan07さんは副業として土・日のランチタイムに稼働してますが、月2万円程度稼いでいるそうです。

DiDi Food

taratyan07さんはDiDi Foodでも名古屋エリアで稼働していますが、DiDi Foodは配達リクエストを受け取りにくいのが現状です。

サービスがリリースされた当初はクーポンがたくさん配布されていたため、比較的稼ぎやすかったのですが、現在は大変稼ぎづらい印象があるとのことでした。

taratyan07さんが晴天時に2.5時間稼働した際の報酬は1,208円で、時給換算すると500円弱ほどだったそうです。

menu

menuもDiDi Foodと同様、まだまだ配達リクエストを受け取りづらく稼ぎにくい印象とのことでした。

ランチタイムや雨の日は稼ぎやすいですが、それ以外の時間帯では配達リクエストが取りづらいと言います。

taratyan07さんが雨天時に稼働した際は2時間で1,794円(時給700円程度)、晴天時に稼働した際は2.5時間で1,055円(時給400円程度)でした。

初心者におすすめのフードデリバリーのバイトは?

初心者におすすめのフードデリバリーのバイトは?

フードデリバリーサービスだけで稼ぎたいと考えている場合、taratyan07さんいわく初心者にはUber Eatsをおすすめしたいとのことです。

フードデリバリーサービスは時給制のアルバイトとは異なり、時給が決まっているわけではありません。

そのため、できる限り配達依頼・注文が多いサービスで稼働するのが良いでしょう。

フードデリバリーのバイトを始めるなら配達リクエストが多いUber Eatsがおすすめ!

フードデリバリーのバイトを始めてみては?

フードデリバリーのバイトを始めてみては?

フードデリバリーサービスのバイトについて、現役の配達員であるtaratyan07さんの経験を元に登録方法、稼ぎやすさ、働きやすさの3点を紹介しました。

しっかり稼ぎたいという場合はUber Eatsがおすすめですが、報酬にこだわらず空き時間に少しでも稼ぎたいという場合はDiDi Foodやmenuでも問題ありません。

自分のライフスタイルに合わせて、働きやすいフードデリバリーサービスを選んでみましょう。

フードデリバリーのバイトを始めるなら稼ぎやすいUber Eatsがおすすめ!

デリバリーについて詳しい記事はこちら

【今回お話を伺った方】

taratyan07 さん
2019年8月デリバリー配達員を副業で開始したデリバリー配達員2年生。

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