
「スピンドルってどんな通貨なんだろう・・・」と思ってはいませんか?
名前を聞くことはあっても、一体どのような通貨なのかよくわからないですよね。
この記事では、スピンドル(SPD)について特徴や今後の将来性、価格についてまとめていきます。
これを読めば、スピンドルについてよくわかるようになります!ぜひ投資判断に役立てていきましょう。
スピンドルとは

ガクト氏が広告塔として関わっていた
スピンドルはGACKTコインとも呼ばれ、人気芸能人・ガクト氏が広告塔となったことで一躍有名になった仮想通貨です。
ICOについて物議を醸したものの、ガクト氏が自らTwitterやブログなどでPRしたことで大きな反響を呼びました。
スピンドルの概要
名称 | SPD |
発行日 | 2018年4月 |
運営元 | 株式会社BLACKSTAR&CO. |
時価総額 | 1億2000万円 |
最大発行枚数 | 100億枚 |
公式サイト | https://spindle.zone/jp/ |
スピンドルの目標とは

スピンドルは、もともとプラットフォーム「ZETA」の提供を目的として作られました。
ZETAは個人投資家と仮想通貨ヘッジファンドを結ぶプラットフォームです。
機関投資家が莫大な資産を背景に利益を生み出すのに対し、資産の少ない個人投資家はなかなか利益を出すことができません。
そのような状況を打開するために、個人投資家を助けるための環境づくりをすることを目標にスピンドルは生まれました。
ZETAは2018年11月にα版がリリースされ、2019年以降実用化が進められる見込みとなっています。
色々な面から注目された通貨
スピンドルは、通貨自身のみならず関係者にも多くの注目が集まりました。
発案者の宇田修一氏は金融庁から行政処分を受けたことから世間から批判が殺到し「詐欺師」との声が広がっています。
また、価格暴落後「株式会社BLACKSTAR&CO.」の運営メンバーが海外に逃亡したこともスピンドルに対する疑いを強めました。
ガクト氏も金融庁の捜査対象となり、「逮捕される」という噂が広まりました。
以上の一連の出来事から、スピンドルは関係者にまつわるスキャンダルが注目されてきたコインと言えます。
スピンドルの価格とこれまでの値動き

スピンドルの価格
2019年2月17日現在のスピンドル価格は、約0.04円となっています。
引用:CoinGecko
スピンドルのこれまでの値動き

スピンドルはICO後5つの取引所に上場すると価格が高騰し、2018年6月には4円台となりました。
しかし、その後価格が暴落し、1円以下で停滞しています。
プレセールで販売された価格が30円程度であることを考えると、30分の1以下となり非常に大きな幅で暴落したと言えます。
かなり大きく暴落し、その後も停滞が続いていることから取引に手を出すのは得策ではないでしょう。
スピンドルの将来性

スピンドルの将来性
- 創業者が金融庁から行政処分を受けている
- ガクト氏がスピンドルから離れた
- 野田聖子氏についての報道に批判殺到
- スピンドルの日本オフィス閉鎖
- 5つの取引所に同時期に上場
- プロジェクトには進捗あり
創業者が金融庁から行政処分を受ける
スピンドルは、創業者の宇田修一氏が金融庁から行政処分を受けたことで話題となりました。
宇田修一氏は金融商品取引業者として運営に問題があると見なされ、業務廃止命令が言い渡されました。
このことでスピンドルの運営元に対する不信感が高まりました。
ガクト氏がスピンドルから離れた?
2018年7月、ガクト氏が政治家の野田聖子氏と手を組んで金融庁に圧力をかけたという報道がされました。
運営会社の「BLACKSTAR&Co.」はこれを受けてスキャンダラスな報道が絶えないガクト氏を広告塔から外すことを発表しています。
ガクト氏が離れてから、スピンドルはさらに価格を下げています。
野田聖子氏に関する報道
野田聖子氏は、「スピンドル関係者と金融庁の担当者の会議に自身の秘書を同席させ金融庁に対して圧力をかけた」という報道で注目を集めました。
野田聖子氏はガクト氏と親交が深く、私的な理由で政治的権力を行使したことから批判が殺到したのです。
スピンドルの日本オフィスが閉鎖
さらに、スピンドル運営会社のBLACKSTAR&CO.メンバーは、2018年8月に日本オフィスを閉鎖してロンドンに移ることを発表しました。
価格暴落後の彼らの動きは批判の的となり、「日本からの逃亡」と受け止められています。
日本ではGACKTっていう有名人がスピンドルの広告塔してたっけ。価格は暴落するわ、日本オフィスは閉鎖するわ、有名人が関わってるからって安心はできませんね。https://t.co/7IR75cwJZN
— サラダ (@Y1hYNkNdQWng31N) October 24, 2018
一方で、着々と進んでいるプラットフォーム「ZETA」のプロジェクトには期待を寄せる人もいるようです。
スピンドル まとめ
スピンドルまとめ
- ガクト氏が広告塔となっていた通貨
- 2018年前半に大暴落して以降は停滞
- 将来性はあまり高くない
- プラットフォーム「ZETA」のプロジェクトは進行中
いかがでしたでしょうか。
今回は、「ガクトコイン」として知られるスピンドルの特徴や将来性・評判などについて見てきました。
スピンドルは一度価格が暴落してから停滞し続けており、投資におすすめの仮想通貨とは言えないでしょう。
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