米国の仮想通貨業界で最も影響力のある人物、ジョン・マカフィー氏とは?

仮想通貨関係者が主に誰を重視しているかを理解するため「Clovr」社が調査を実施した結果、著名なプログラマー、起業家、ビットコイン(Bitcoin/BTC)愛好家であるJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏が最も人気を博していることが明らかになった。

人気トップはマカフィー氏、2位はイーサリアム創設者

調査によると、人気トップはJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏、2位はEthereum(イーサリアム)の共同創設者であるVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏、3位はLitecoin(ライトコイン)の創始者であるCharlie Lee(チャーリー・リー)氏であった。

本調査の一環として「Clovr」社は、最新ニュース、分析やレビューの入手にどのSNSアカウントをフォローしているかを500人の調査参加者へ尋ねた。その結果、得たTwitter、Facebook、Instagram、YouTubeからの80人のデータを「Clovr」社が統合した。

今年4月、マカフィー氏は仮想通貨関連のプロジェクトや製品に対して「宣伝ツイートは1件につき10万5,000ドル(約1,200万円)を要求」すると発表したことで話題となった。疑わしいプロジェクトを宣伝した後でも、人気を失わないことは注目に値する。

仮想通貨業界だけでなく政治観を持つ人の興味関心抱く

また、同氏は異なる年齢層の人々にリーダーとして支持され、共和党・民主党などの異なる政治観を持つ人々も彼の意見に耳を傾けていることは興味深い。ちなみに、チャールズ・リー氏は共和党員のみの調査では2位にランクインしているが、民主党員のみの調査ではトップ5位のどこにも含まれない。ブテリン氏は反対に、民主党員には第2位の人気者だが、共和党員のトップ5には選ばれてもいない。

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一方で弱点も、女性からの人気は目立たず

本調査の結果分析の担当者はマカフィー氏の弱点も特定した。女性の間では彼は特に人気はなく5位という結果で、彼のフォロワーの85%が1つのみのSNS、Twitterのみを使用しているのだ。

調査対象500人のうち、女性は26%、男性は74%であった。年齢層については18〜73歳の範囲で、回答者の平均年齢は32歳であった。

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ちなみに、今年8月にマカフィー氏はブロックチェーンのスタートアップ企業である「Luxcore(ラックスコア)」のCEOに就任している。

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参考:bits.media

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