
月曜日(3月4日)は早朝から急落で始まりましたが、昨日はその下落分とぴったりと帳消しにしました。ただ、海外最大のレバレッジ取引所、BitMex(ビットメックス)からも大口の厚い売り板が並んでおり、その板が並ぶと決まって反落することが多いです。
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いつもこのクジラには悩まされる展開でして、また今回もそのような板が見られました。
世界の投資家についてこいと言わんばかりの資本力でこの業界の価格を牛耳っている組織です。
今週はその43万2,000円を突破できるか否かが相場の節目となりそうです。
本日もテクニカル分析をしていきましょう。
ビットコイン(BTC)は一目の雲を再び突破
出典:GMOコイン
ビットコイン(BTC)日足、一目均衡表分析になります。
先日は雲の中で推移をしかけてしまい、ちょっと嫌な形をしましたが、昨日の急騰で再び地合いが戻ってきました。
緑色で(真ん中あたりに)記載したレジスタンスラインのポイントを超えていけますと、再び価格は45万円前後まで回復できるのではないかと考えております。
現在は、短期トレーダーがこのレジスタンラインをバックに戻り売りをしているため、抜けたときにストップロスを巻き込んで軽く1万円程度は伸びると考えております。ただし、注意なポイントはRCI26(黄緑)が垂れてきておりまして、上値が重い展開を示唆しております。
この場合、レジスタンスラインを超えてもまたレンジ相場に戻ってしまう可能性が高いです。
買いで狙っていきたいところですが、ブレイクしたところは半分利益確定をすると良さそうです。
一気に47万円を超えていけるような形状でもないので、レバレッジトレードでもう一回転を狙ったトレードが良いように思えます。
イーサリアム(ETH)はBTCよりテクニカル形状が良好!
出典:GMOコイン
続いてイーサリアム(ETH)分析です。
ビットコイン(BTC)と比較して、一目均衡表の形状は良好です。
雲の上限を割り込むことなく反発しており、コンスタンティノープルのアップデート後のセルザファクトの売りがもう少し出るように感じておりましたが、そこまでではありませんでした。
こちらも直近のレジスタンスラインを超えていければ再び高値を伺える展開を予想しております。
もう少し詳しく見ていきましょう。
イーサリアム(ETH)4時間足分析、雲の上限を抜けるかがポイント
4時間足に時間軸を落としてみました。
ローソク足は雲の中に再び突入し、雲の上限を抜けるかがポイントとなります。
1万5,400円前後のラインを超えれればストップロスを誘発します。この勢いに乗じて、1万6,000円までに回復できますと、再び高値をトライする値動きが強くなってくるでしょう。
RCI26(黄緑)と52(ピンク)が上方向にも向いておりまして、RCI26(黄緑)が0.00付近で推移しております。ここを起点に始まる相場はトレンドが伸びやすい傾向があるため、この4時間足は直近の値動きに注目です。
RCI9(青)こそ天井付近で推移をしておりますが、勢いが出ますと天井に張り付き始めるのでこの動きに期待したいところです。
押し目買いを狙うなら、BTCよりETHのほうが少し分があるように思えます。押し目買いを4時間足で狙うなら、雲の下限あたりから拾っていくようなイメージで今週後半はトレードをしようと個人的には考えております。
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