ビットコイン(BTC)は横ばいの値動きするも、バイナンスコイン(BNB)は年初来高値更新間近!

直近の値動き、バイナンスコイン(BNB)が好調か

今週は世界最大手バイナンス(Binance)取引所のメンテナンスに伴い、仕手筋が急落を仕掛けるような値動きが散見されました。特にビットメックス(BitMex)のショートポジションは膨らみ、60%の比率を超える売りポジションの保有率でした。

底堅さから考えると、ここから売りで仕掛けるメリットはあまりないように思えますが、ポジションが売りの比率に傾いているのに下がらないということは、買い方からすれば有利な展開であることは間違いないでしょう。

これより高値を更新していいきますと含み損を抱える比率が高まりますので、直近高値のレジスタンスラインがキーとなるでしょう。それはともあれ、取引所トークンが好調です。

バイナンスコイン(BNB)は当コラムで何度か取り上げたことがありますが、高値は更新を続けております。またフォビ(Houbi)のHTトークンやリキッド(Liquid)のQASHなども著しい上昇を演じました。これらは取引所自身がコインを発行するため、トランザクションを生みます。

大きな取引所のコインは株式のようなものですから、うまく取引通貨ペアの対象になってくれれば収益があがるカラクリです。価格は上昇しておりませんが、取引所運営会社は着々と収益をあげている前提の期待の買いが入っている状況です。

今年はこの流れがまだ続くと考えております。

バイナンスコイン(BNB/USDT)の4時間足 分析チャート

バイナンスコイン(BNB/USDT)の4時間足 分析チャート出典:Tradingview

さて、その好調なバイナンスコイン(BNB)4時間足チャートです。
現在は今年の最高値更新間際まで値を伸ばしてきており、高値を超えていきそうな様相です。

このようなチャートでみるとあまり買いたくない形状に見えますが、このレジスタンスラインで張り付けば張り付くほど、利益確定をしたいプレイヤーの売りがなくなっているということになります。つまり、高値更新の可能性が極めて高い訳です。

BNB/USDTはレバレッジ取引がありませんので、レバレッジ新規ショートのプレイヤーが入りません。そういった意味で高値付近からの新規の売りがなかなか降っておきませんので、高値は超えやすい環境なのです。

RCI52の長期RCIはまだ上方向で強さは出ております。ただ高値を超えた場合、ダイバージェンスのような動きになるので、強めの反落にも気をつけながらポジションコントロールされると良いのではないでしょうか。

ビットコイン(BTC/USD)4時間足 分析チャート

ビットコイン(BTC/USD)4時間足 分析チャート出典:Tradingview

BTCUSDの4時間足チャートです。4,000ドルの手前で足踏みです。

ピンクで囲ったRCI26と52は下方向に向いております。上昇するならもう少し揉み合ったほうが直近レジスタンスが超えられそうです。RCIの形状からいくと、3,979ドルのラインにもう一度はばまれてから、次の押し目で上昇をするタイミングのほうがテクニカル的には上昇しやすいのではないでしょうか。

ここを超えられると、4,045ドルです。円建てで、約45万円ぐらいになります。

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米国大手投資ファンド、フィデリティもプロ向けのカストディサービスをはじめましたし、着々とヘッジファンドの資金も流入しやすい環境も整っておりますので、ファンダメンタルズも好転しつつあります。

毎週買い目線で申し訳ないのですが、引き続き上方向で考えております。今週末のターゲットは4,050ドル、及び45万円付近で考えております。

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