ブロックチェーン・ベースの総合格闘技(MMA)マネジメント・ゲームを提供するメタファイト(MetaFight)は12月15日、香港のブロックチェーン関連企業であるアニモカ・ブランズ(Animoca Brands)から戦略的投資を受けたと発表した。
MMAをデジタル化し、現実世界と結びつけることに特化したエコシステム
メタファイトは、MMAをデジタル化し、現実世界と結びつけることに特化したエコシステムだ。最初にリリースされたマネージメント・カード・ゲーム(MCG)は、プロのMMAファイターのコレクターズカードとなっている。さらに、2024年には次のバージョンのMCGをリリースする予定だ。次期バージョンでは、MMAフィギュアによるユニークな体験をファンに直接届けることに焦点を当てた新プラットフォームを新機能として導入するという。
また、同社提供のデジタルカードには、独自のレアリティレベルが設定されている。ユーザーは、カードパックを購入してカードを発掘し、クエストやアチーブメントを達成することで、リワードなどを獲得できる。カードは、メタファイトマーケットプレイスを通じて、売買や取引を行うことが可能だ。メタファイトは、今回の提携により、アニモカ・ブランズのブロックチェーン分野における広範なネットワークと専門知識の恩恵を受け、事業の大幅な拡大とゲームサービスの向上を実現するという。
「ブロックチェーンゲームと格闘技の分野における革新と情熱を体現」
メタファイトのジュリア・マヘ(Julia Mahé)創設者兼CEOは、「アニモカ・ブランズのメタファイトへの投資は、私たちにとって大きなマイルストーンだ。アニモカ・ブランズの支援により、私たちは成長を加速させ、リーチを拡大し、ブロックチェーンゲーミングとコンバットスポーツの分野で革新を続けることができるだろう」と語った。
アニモカ・ブランズのヤット・シウ(Yat Siu)共同設立者兼エグゼクティブ・チェアマンは、「メタファイトは、ブロックチェーンゲームと格闘技の分野における革新と情熱を体現している。私たちは、ジュリアと彼女のチームが世界中のMMAファンのためにゲーム体験に革命を起こし続けることを支援できることを嬉しく思う」とコメントしている。
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