リップル社後援の開発ラボ、仮想通貨XRP利用の新たな投げ銭アプリの試作品を発表
XRPレジャー活用の開発者団体、XRP決済アプリ試作品を発表
XRP台帳(レジャー)で開発を続けるXRPLラボは28日、仮想通貨XRP送金の受け入れを可能にする新たな決済アプリを開発中であることを明らかにした。同開発者団体は2月よりリップル社のVC部門「Xpring」から出資を受けている。

リップル社後援の開発者団体、XRP決済アプリを開発中

2月よりリップル社から後援を受けているXRPで開発を続ける「XRPL Labs」は28日、仮想通貨XRPを活用した新たな決済アプリを開発していることを明らかにした。

xrpayアプリ(仮称)の最初の試作品!

リップル社からXRPレジャーで有用なアプリを提供する主要開発者として2月に認知されたWietse Wind氏をはじめとしたXRPLラボは、既にXRPの投げ銭アプリ「XRPTipBot」を提供しており同アプリは昨年10月からApp Storeからダウンロード可能となっている。

同アプリでは最大20XRPまでのチップ(投げ銭)が可能で、今回開発されているxrpayアプリとの連動が可能となる模様だ。

XRPL Labsが今回発表した新アプリは4月20日にオランダの都市アメルスフォールトで開催が予定されているXRPコミュニティ向けのミートアップで提供される飲み物などの購入時にテスト運用が予定される。

また主要開発者のWind氏は店舗事業主向けに仮想通貨XRPでの支払い受け入れを可能にする新アプリも示唆した。

来月オランダのアメルスフォールトで行われるミートアップのための準備を進めている。

またアプリは店舗事業主向けにApp storeとPlay storeで近々ダウンロード開始の予定だ。

リップル社のVC部門である「Xpring」は2月14日、Wind氏をはじめとしたXRPLラボに対する出資を明らかにしていた。

出資を受けたことでWind氏は「ユースケースに関するツールの開発に力を注ぐことができる」と意気込みを示していたが、既に仮想通貨XRPによる決済をレストランなどの店舗事業主が受け入れるツールを開発していることは仮想通貨の普及向上につながっていると言えるだろう。

なお国内でも3月に設立が発表されたばかりのSBIホールディングス傘下「マネータップ社」が、仮想通貨XRPの分散台帳技術を搭載した送金アプリ「マネータップ」を提供している。

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