ビューカードを海外で紛失!電話など連絡先は?

「クレジットカードがない!」
海外旅行で気持ちが高揚して、財布を落としたり、スリや盗難に遭うこともあるでしょう。
そんな緊急時のトラブルに対して、どのように対応するのが正解なのか分からない方がいらっしゃるかもしれません。
今回はview(ビュー)カードを海外で紛失してしまった場合に焦点を当てて、実際に電話する場所や対応すべきことをまとめました。

ビューカードは海外旅行に必須

ビューカードはJR東日本が提携しており、電車の乗車券やグリーン券の購入やSuicaのオートチャージが可能なクレジットカードです。
大きな特徴として、海外旅行傷害保険が自動付帯というメリットがあります。通常であればゴールドカード以上にしか付いていない保障が使えるのは魅力的ですね。
保障内容は死亡・後遺傷害で500万円、傷害治療費用と疾病治療費用でそれぞれ50万円と、金額は低めですが海外旅行のお守りとしては十分な保障と言えます。

ビューカードを紛失・盗難!緊急時の連絡先は?

ビューカードを紛失した・盗難にあった場合は、速やかにビューカードの紛失・盗難デスクに連絡しましょう。
海外では紛失・盗難にあった場合に第三者によって不正利用されてします可能性があります。
ビューカード紛失・盗難デスクに電話して所定の手続きを踏むことにより、連絡日の前日から起算して60日前までは不正利用分をビューカード側が負担してくれるのです。
何かトラブルがあった際には、慌てずに速やかに連絡することが大切です。

ビューカード紛失・盗難デスク

国内:03-6685-4800(24時間対応・年中無休)
海外から:81-3-6685-4800

ビューカードセンター(お客さま相談室)

紛失・盗難などのトラブルではなく、カードの利用方法や登録情報の変更、サービス内容についての質問はビューカードセンターに聞きましょう。

国内:03-6685-7000

ビューカード再発行の手続きをしよう

ビューカードを紛失・盗難の被害にあった場合は、速やかに再発行の手続きが必要です。
ビューカードのタイプによって手続き内容が変わります。

Suica付きビューカードの場合

ビューカード紛失デスクに連絡後、会社側がクレジット部分、Suica部分の利用を停止します。
紛失したSuica付きビューカードに入金(チャージ)していた場合、そのカードの残額が再発行されたSuica付きビューカードにそのまま引き継がれるので安心してください。

Suica定期券機能付きビューカードの場合

こちらも会社側がクレジット部分、Suica部分の利用を停止してくれます。

再発行の手順は以下の通りです。

  1. 必要なものをJR東日本「みどりの窓口」に持参する
  2. 紛失・盗難デスクに連絡した翌日以降、Suicaエリア内のJR東日本「みどりの窓口」に整理番号、公的証明書、手続き費用1,010円を持参してください。
    整理番号とは、紛失・盗難デスクに電話した後に案内される17桁の整理番号です。
    公的証明書とは、免許証や保険証など、ご自身の名前や生年月日が確認できる資料のことです。

  3. JR東日本のみどりの窓口でSuicaカードの再発行
  4. JR東日本のみどりの窓口係員に「ビュースイカカードを紛失したので、My Suicaを再発行したい」と伝えます。
    整理番号、公的証明書を提出し、現金1,010円を支払うと、紛失されたビューカードの中に入っていたSuica残額と定期情報の引き継がれたSuicaカードが渡されます。
    新しいビューカードが届くまでは、このSuicaカードを利用することになります。

  5. 再発行したビューカードの受け取り
  6. ビューカード紛失・盗難デスクにカード紛失を連絡した後、新しいビューカードは審査の上、約10日前後で登録した住所に簡易書留で届けられます

  7. JRの多機能券売機でSuica情報の移し替え
  8. 届いたビューカードとSuicaカードを2枚持参し、近くにあるJR東日本の駅の多機能券売機で「発行替え」という操作を行います。
    この操作が完了すると、Suicaカードは券売機に取り込まれ、Suica情報の移しかえられたビューカードと支払った1,010円から500円が預り金(デポジット)として現金で返却されます。
    以降、通常通り新規発行されたビューカード1枚で使うことが可能になります。

ビューETCカードの場合

再発行の場合には、再発行手数料477円(税抜)が必要となります。
なお、ETC前払割引に登録されている場合、合わせて前払割引利用停止の手続きが必要です。

ビューカードの紛失・盗難により不正使用された場合の補償は?

万が一、不正利用が発生した場合には、実際に紛失・盗難のご連絡を頂いた日の前日から起算して、60日前までさかのぼりその日以降に不正使用された分を会社側が負担します。

しかし、暗証番号を介した利用につきましては、免責対象外となるために注意しておきましょう。

カードの裏面にサインを忘れずに!

裏面にサインのないカードが不正に利用されてしまうと、カード名義人ご本人様の負担となります。
安心・快適にカードを利用するためにも、カードが手元に届いたタイミングで必ずサインを行うようにしましょう。

海外旅行にもビューカードがおすすめ!

今回はビューカードを海外で紛失した場合の対応について解説しました。
ビューカードは、Suicaチャージや電車の乗車券購入において、圧倒的なポイント還元率を実現しており、海外旅行保険も付帯されているメリットの多いクレジットカードです。
Suica圏内だけではなく、日本全国幅広いエリアで威力を発揮します。
しかし、海外旅行などで紛失・盗難が起きた場合には、大きな問題になりかねません。あらかじめ紛失・盗難時の対応を確認しておきましょう。
クレジットカードの仕組みを理解しながら、ビューカードを使いこなしてくださいね。

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