キャッシュレス派は7割 半数以上が現金に「お金の重み感じる」 BIGLOBEが調査

インターネットプロバイダのBIGLOBE(ビッグローブ)が「キャッシュレスに関する意識調査」を実施し、結果を発表しました。

利用が多いキャッシュレス決済はクレジットカード


以下、プレスリリースより引用。

BIGLOBEは、「キャッシュレスに関する意識調査」を実施しました。本日、調査結果を発表します。

本調査は、インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の20代~60代の男女1,000人を対象にアンケート形式で実施しました。なお、それぞれの年代カテゴリは200人ずつ、性別カテゴリは100人ずつ抽出しています。調査日は2019年3月6日~3月7日、調査方法はインターネット調査です。

調査結果のトピックス

1.キャッシュレス決済「利用している」7割。理由は「支払いがスムーズ」75.3%

20代から60代の男女1,000人に「キャッシュレス決済を利用していますか」と質問したところ、利用者が70.5%と多数に。また、キャッシュレス決済を利用している人を対象に「利用する理由」について質問すると「支払いがスムーズ」が75.3%で1位、さらに「割引やポイントがあるから」も58.0%にのぼった。

2.キャッシュレス決済を使わない理由は、「使いすぎを心配」「仕組みを知らない」

キャッシュレス決済を利用していない人を対象に「利用していない理由」を質問したところ、「お金を使いすぎてしまいそうだから」が33.2%、続いて「仕組みをよく知らないから」(32.2%)、「必要性を感じないから」(31.9%)となった。また、キャッシュレス決済を利用していたがやめたことがある人の「やめた理由」は、「お得感を感じられなかったから」が29.1%で最多となった。

3.キャッシュレスより現金に「お金の重み」を感じる人は6倍に

「現金とキャッシュレス、どちらがよりお金としての重みを感じるか」を質問すると、「現金」が56.7%、「キャシュレス」は9.1%と、6倍以上の人が「現金」にお金の重みを感じる結果となった。なお「キャッシュレス決済で1回あたりに支払うことに抵抗のない上限の金額」については、クレジットカードは平均11.9万円、スマホ決済は平均2.3万円との回答に。

調査結果詳細

1.キャッシュレス決済「利用している」7割。理由は「支払いがスムーズ」75.3%

20代から60代の男女1,000人に「キャッシュレス決済を利用していますか」と質問したところ、「利用している」(58.5%)と「利用しているものもあるが、利用をやめたものもある」(12.0%)が計70.5%。利用している人が多数となった。一方、利用していない人は、「利用したことがない」(27.4%)、「利用していたがやめた」(2.1%)という結果に。年代別に見ると、年代が上がるにつれて利用率が高い傾向が明らかとなった。

<キャッシュレス決済を利用しているか>

また、キャッシュレス決済を利用している人を対象に「利用する理由」について質問すると「支払いがスムーズ」が75.3%で1位に。続いて「割引やポイントがあるから」(58.0%)、「お金の管理がしやすい」(22.3%)という結果となった。

<キャッシュレス決済を利用している理由>

キャッシュレス決済を利用している人に「現在利用しているキャッシュレス決済の種類」について質問すると「クレジットカード」が78.2%で最多。「プリペイド型電子マネー」(60.9%)、「ポストペイ型電子マネー」(17.7%)、「QRコード・バーコード」(17.6%)と続いた。

<利用しているキャッシュレス決済の種類>

2.キャッシュレス決済を使わない理由は、「使いすぎを心配」「仕組みを知らない」

キャッシュレス決済を利用していない人を対象に「利用していない理由」を質問したところ、「お金を使いすぎてしまいそうだから」が33.2%で最多。続いて「仕組みをよく知らないから」(32.2%)、「必要性を感じないから」(31.9%)と、僅差の結果となった。

<キャッシュレス決済を利用していない理由>

また、キャッシュレス決済経験者で利用をやめたことがある人を対象に「やめた理由」を質問すると、「お得感を感じられなかったから」が29.1%で最多に。「完全なキャッシュレスにはできなかったから」27.7%、「利用できる店舗に行かなくなった」が24.1%と続く。

<キャッシュレス決済をやめた理由>

3.キャッシュレスより現金に「お金の重み」を感じる人は6倍以上

「現金1万円とキャッシュレスの1万円、どちらがよりお金としての重みを感じるか」を質問すると、「現金」と回答した人が過半数の56.7%に。「キャッシュレス」と回答した人は僅か9.1%で、6倍以上の人がキャッシュレスより現金にお金の重みを感じる結果となった。

<「現金1万円」と「キャッシュレスの1万円」どちらがよりお金としての重みを感じるか>

なお、「キャッシュレス決済で1回あたりに支払うことに抵抗のない上限の金額」については、クレジットカードは平均11.9万円、スマホ決済は平均2.3万円となり、同じキャッシュレスでも、スマホ決済での高額決済に対する心理的障壁が明らかとなった。

※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合があります。また複数回答可の設問があるため、合計100%を超える場合があります。

調査概要

・調査名:キャッシュレスに関する意識調査
・調査対象:インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の20代~60代の男女1,000人
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2019年3月6日~7日

このたびのキャッシュレスに関する調査結果を踏まえ、BIGLOBEとジー・プランは、ポイントに関するサービス拡充を通じて、お客さまにとってより暮らしやすい社会の実現を目指してまいります。

おすすめの記事