

近年「ロボアドバイザー」と呼ばれる新しい投資先が流行っています。
中でも人気なのが「WlalthNavi(ウェルスナビ)」です。
この記事では、WalthNavi(ウェルスナビ)のメリットやデメリット、運用実績や口コミ・評判を解説することで、WlalthNavi(ウェルスナビ)の実態に迫ります。
人気のロボアドサービスWlalthNavi(ウェルスナビ)の特徴は?
WalthNavi(ウェルスナビ)は、2015年にできた「ロボアドバイザー」を事業の根幹に据える金融サービスです。
社名 | ウェルスナビ株式会社 WealthNavi Inc. |
---|---|
金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第2884号 |
加入協会 | 日本証券業協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会 |
設立年月日 | 2015年4月28日 |
役員 | 代表取締役柴山 和久 取締役井上 正樹 社外取締役天野 雄介 監査役榎本 明 監査役松野 絵里子 監査役藤本 幸彦 |
資本金 | 56億8,578万円(資本剰余金含む) ※2018年10月31日現在 |
住所 | 東京都渋谷区渋谷2-17-5 シオノギ渋谷ビル12F |
事業内容 | 金融商品取引業 |
WalthNavi(ウェルスナビ)の特徴としては、すべてを自動でおこなってくれるシステムというところです。
従来の資産運用では
・金融商品の選定
・入金
・発注
・積み立て
・再投資
・リバランス
・確定申告
・納税
・節税
といったさまざまなことに対応しなければいけないため、「資産運用は難しい」といったイメージを持たれがちでした。
このようなイメージを払拭できるほどに簡単な金融商品がWalthNavi(ウェルスナビ)です。
また、WalthNavi(ウェルスナビ)のアルゴリズムによって取引してくれ、投資家心理による損失や投資信託にありがちな高い手数料を支払わなくて済むので、効率的かつ安全な資産運用が可能です。
ウェルスナビは投資経験者の割合が7割超
ウェルスナビの運営陣は72%が投資経験者ですので、資産運用のエキスパートが組んだアルゴリズムを我々は使用することができます。
また、豊富な投資経験からウェルスナビには節税対策システムがあるなど資産形成をする上でのサービスが充実していることが伺えます。
WlalthNavi(ウェルスナビ)のメリット・デメリットは?
WlalthNavi(ウェルスナビ)の特徴や運営情報を確認したところで、投資先としてのメリットとデメリットを紹介します。
ウェルスナビのメリットとは
全自動で資産運用を行ってくれる「ウェルスナビ」のメリットを見ていきましょう。
AIが全自動で運用してくれる
WlalthNavi(ウェルスナビ)は私たちが運用したりファンドマネージャーが運用したりするのではなく、最初に決めたアルゴリズムに従ってAIが全自動で運用をおこなってくれます。
また、ポートフォリオの見直し(リバランス)も自動で行ってくれるサービスとなっていますので、一度設定したら後は放置しておけば大丈夫です。
投資初心者や面倒な作業を行いたくない方におすすめの機能となっています。
手数料がシンプル!長期割もある
WlalthNavi(ウェルスナビ)の手数料はとてもシンプルで
- 預かり資産3,000万円までは預かり資産の1.0%
- 預かり資産3,000万円を超える部分に関しては0.5%
となっていますので少額から運用を始める人は1.0%が手数料と覚えておきましょう。
長期で運用する際には「長期割り」とよばれる割引も適用されますので、少しでもコストを抑えたい人にはオススメです。
特定口座に対応、確定申告が原則不要
特定口座に対応しており、特定口座(源泉徴収あり)を選択すると確定申告が原則不要となります。
一方、特定口座(源泉徴収なし)を選択してしまうと確定申告が必要となってしまいますので注意が必要です。
自動税金化サービス「DeTAX」
WlalthNavi(ウェルスナビ)には税金が一定額以上になったら自動で節税してくれるサービスがついています。
せっかく利益を出したとしても税金として引かれてしまって残念ですので、これは嬉しいサービスですね。
ウェルスナビのデメリットとは
資産運用においてメリットとデメリットを比較することはとても大事です。
ここからはデメリットを見ていきましょう。
始めるまでの手続きに時間がかかる
WlalthNavi(ウェルスナビ)は最初の口座設定までは5分というスピードでできるのですが、実際に取引をするまでと考えると少し日数がかかってしまいます。
しかし、海外FXや海外バイナリーオプションなどを除けば、入金から取引までに数日かかるのは当たり前なので「普通」とも言える範囲でしょう。
NISAの利用ができない
WlalthNavi(ウェルスナビ)では年2回のリバランスがあるため、NISAを使用してしまうとNISAの買い付け上限金額である120万円を超えてしまう可能性が高いという理由からNISAを使用することができません。
NISAは他の金融商品でも使用が可能ですので、使用する場合は他の金融商品で使用しましょう。
WlalthNavi(ウェルスナビ)の運用実績は?
では、実際のWlalthNavi(ウェルスナビ)の運用状況はどうなのでしょうか。
実際に運用成績があがっていないのであれば、使用する意味がないので実際に利益が出ているかは重要です。
2016年1月~2019年2月までのリスク許容度別資産増加率
円建て
リスク許容度 | 累積元本額(円) | 資産評価額(円) | リターン |
1 | 211万 | 225万 | +6.6% |
2 | 211万 | 235万 | +11.1% |
3 | 211万 | 241万 | +14.1% |
4 | 211万 | 247万 | +17.0% |
5 | 211万 | 251万 | +18.9% |
一番リスクを取らない「リスク許容度1」を選択したとしても、リターンは+6.6%と高い水準を誇っています。
もし20代であるのであれば、リスクをとれる年代ですので「リスク許容度5」を選択することでリターン+18%を獲得できると考えると運用実績としては申し分ありません。
ドル建て
リスク許容度 | 累積元本額(ドル) | 資産評価額(ドル) | リターン |
1 | 1.86万 | 2.03万 | +9.2% |
2 | 1.86万 | 2.11万 | +13.8% |
3 | 1.86万 | 2.17万 | +16.9% |
4 | 1.86万 | 2.23万 | +19.9% |
5 | 1.86万 | 2.26万 | +21.8% |
WlalthNavi(ウェルスナビ)はドル建てで運用されていますので、本来の実績を見るのであればドル建ての結果をが正解となります。
やはりリスクをどれだけとるかによって違いは出るものの、全体的に素晴らしいパフォーマンスを出しています。
年利+9.2%だったとしても銀行の定期預金が0.1%台と考えると素晴らしいパフォーマンスです。
WlalthNavi(ウェルスナビ)の口コミ・評判は?
WlalthNavi(ウェルスナビ)を実際に運用した人はどのように評価しているのか見ていきましょう。
多くの口コミが、WlalthNavi(ウェルスナビ)を利用した結果、利益が出ているというものでした。
「積立をおこなっていて最後に元本棄損をして終わり」という意見もありますが、「ドル・コスト平均法」を使用していますので、元本が棄損するレベルまで落ちた場合も底で多く購入することが可能です。時間はかかったとしても回復する見込みがあると言えます。
WlalthNavi(ウェルスナビ)はリーマンショック前から運用していてもプラスになる優れものですので、安心して運用できます。
ロボアドサービスの中でも人気のWlalthNavi(ウェルスナビ)
今回はWlalthNavi(ウェルスナビ)のメリットやデメリット、運用実績、口コミを解説してきました。
WlalthNavi(ウェルスナビ)は投資経験者が運営しており、しっかり利益を出しているロボアドバイザーであることが確認でき、「特定口座(源泉徴収あり)」を選択すれば確定申告も自動で行ってくれる便利なサービスです。
デメリットとして「NISAが利用できない」や「始めるまでの手続きに時間がかかる」といったものがあるものの、メリットと比べれば些細なものです。
「楽に自動化して資産を増やしたい」や「確定申告がめんどくさい」という方にはオススメのサービスとなっていますので、WlalthNavi(ウェルスナビ)を利用してみてはいかがでしょうか。