WealthNavi(ウェルスナビ)は今人気のロボアドバイザーサービスです。
海外のETFに連動した金融商品であるため、「分配金」が発生することもあります。
その際に生じる
「自分の口座に入金される分配金をどうしたらいいのか?」、
「そもそも分配金って何?」
「再投資・分配・入金のタイミングは?」
といった疑問を解説していきます。
WealthNavi(ウェルスナビ)ではETFの分配金が発生することもある
ウェルスナビは、海外のETF(上場投資信託)6本を最初の質問によって設定された運用プランによってAIが運用してくれるロボアドバイザーサービスです。
投資信託は
・債券
・金
・不動産
といったアセットを複数組むことでポートフォリオを作成して運用する金融商品です。
ETFには上場株式と同様、収益の一部を口数に応じて投資家に分配する「分配金」の仕組みがあります。
よって、ウェルスナビにも「分配金」が支払われる金融商品があり、定期的に分配金がもらえるようになっているのです。
分配金は各金融商品によって発生するタイミングは異なりますが、3ヶ月に一度分配されるもののもあれば、毎月分配されるものもあります。
分配金が発生するとETFの価格が下がる
分配金は勝手に自分の口座に入金されるため、「ボーナス」と勘違いを起こしやすいのですが、決してボーナスではありません。
何故かというと「分配金」はETFの資産から削られて捻出されるため、ETFの価格が下落します。
従って自分が持つ資産価格も連動して下落しますので、決して「ボーナス」ではないのです。
WealthNavi(ウェルスナビ)で分配金がもらえるのはいつ?
ウェルスナビの運用において「分配金」がもらえることが分かりましたが、実際に入金されるのはいつなのでしょうか?
それぞれ入金される時期がことなりますので、それぞれ見ていきましょう。
米国株(VTI)・日欧株(VEA)・新興国株(VWO)・不動産(IYR)・物価連動型債券(TIP)
米国債券(AGG)
金(GOLD)
多くの金融商品では「分配金」がでるのですが、分配金がでない金(GOLD)もあります。
分配金の金額はそれぞれ異なる
分配金の金額は各金融商品によって異なり、同一の分配金が支払われることはありません。
株式や債券など違うアセットクラスにおいては金利が違い、株式一つとっても年間の利益の違いにより分配金に差が生じるためです。
WealthNavi(ウェルスナビ)に入金された分配金の確認方法
ここからはウェルスナビの運用で得た分配金が入金される口座の確認方法を解説します。
分配金の確認方法は自分の資産状況を確認する行為に近く、まずはウェルスナビの自分のページにログインします。
ログインをすると画面右上に「取引履歴」という部分がありますのでクリックしてください。
取引履歴一覧がでてきますので、取引履歴の中に「どの銘柄で」「いくらの分配金が発生したのか」確認が可能です。
また、現在の分配金がいくらたまったのか確認したいときは「ポートフォリオ」をクリックします。
ポートフォリオをクリックすると画面に現在の自分の資産状況が表示され、「現金」と書かれている部分が分配金の合計金額となります。
WealthNavi(ウェルスナビ)の分配金は再投資される
分配金はボーナスではないとしたらどうするのが一番良いのでしょう?
一番のおすすめは「再投資」です。
なぜ再投資が良いのか、理由は二つあります。
最初の理由はそもそもETFをけずって発生させている分配金なのですから、再投資しないと自分が購入したものから差し引かれているようなものだからです。
本来10000円購入するべきところを、分配金で戻ってきたから2000円は使用してしまおうという形では、せっかく「ドル・コスト平均法」によって積立した効果が薄まります。
二つ目の理由としては、「複利運用」をするためです。
複利運用は100万円運用して得た利益や分配金を再投資して元手を雪だるま式に増やし、最終的んい莫大な金額となっていく運用方法となります。
この複利運用は一定期間下落相場がきたとしても、複利運用することで最初の投資金額よりも安全なリスクで大きいリターンが得られるというメリットがあります。
以上のことから分配金は「再投資」することをおすすめします。
ウェルスナビでは、分配金残高が20,000円をこえた時点で再投資を自動で行ってくれるので、放置しているだけで大丈夫です。
WealthNavi(ウェルスナビ)で発生する分配金を利用して効率良く資産運用
今回はウェルスナビにおける分配金とは何か、分配や入金のタイミングについて解説してきました。
分配金はボーナスでもなんでもなく、ETFから捻出されるものなので再投資することが良いことが分かりましたね。
分配金を毎度使用してしまう「単利運用」よりも、再投資をおこなう「複利運用」おこなった方が将来的にもらえる利益が大きくなりますので、複利運用をしようしてウェルスナビを効率良く運用していきましょう。