
業者が提供する車のシェアリングサービスが増えている中、「Anyca(エニカ)」は個人間カーシェアリングをサポートするサービスとして注目を集めています。
どんなサービスなのか、特徴や利用するメリット、料金をはじめ、実際に利用している方の口コミも交えてご紹介します。
人気のカーシェアリングとは?
特徴や料金、ステーションの数を徹底比較!
個人間カーシェアリングの「Anyca(エニカ)」とは
Anycaは乗ってみたい車に出会えることをコンセプトにした、DeNAが運営する個人間カーシェアリングのプラットフォームです。
車を貸したいというオーナーと車を借りたいユーザーを結びつけるマッチングサイトとして機能します。
単にマッチングさせるだけでなく、個人的な貸し借りの契約と車の受け取りや利用、万が一の事故やトラブル時の対応がスムーズにできるシステムも整えているのが魅力です。
安心のサポート
オーナーは車検証の提示とともに、安心して乗れる車を前提としたオーナー登録を行います。
車の特徴や装備、機能などとともに、愛車のこだわりポイントや使ってほしいシーンや乗りこなし術などを説明してアピールします。
それと同時にユーザーに行ってほしくないことや車の利用法なども細かく設定するオーナーが少なくありません。
一方、ユーザーは車を借りたい地域や乗ってみたいメーカーや希望するボディータイプなどをもとに車を検索し、オーナーのアピール説明文や車の写真や利用条件などを確認して気に入った車を見つけオーナーに利用の申請を行います。
オーナーが承認すれば、希望した日時にオーナーと約束した受け渡し場所で待ち合わせをして車を借りる仕組みです。
利用料の支払いは直接のやり取りではなく、Anycaのシステムを通じて行えるので、利用料を払ったのにドタキャンされたとか、車を貸したのに利用料を払ってもらえなかったなどのトラブルが防げます。
気になる万が一の事故やトラブルに対応できる自動車保険にも自動加入となるので、お互いが安心して使えます。
どんな車が借りられるの?
一度乗ってみたかった高級外車やスポーツカーから、日常の買い物やデートにも気軽なコンパクトカーや環境に優しいエコカー、ファミリーユースにも便利なファミリーカーやワゴン車まで幅広いラインナップの車が登録されているのもAnyca の魅力です。
利用の目的や希望、シチュエーションに合わせて多彩なバリエーションの車を探して短時間から乗れる便利なサービスです。
Anyca(エニカ)の特徴、メリットは?
Anycaは同一の自家用自動車を複数人で使用するスタイルで、オーナーとユーザーの間で車の共同使用契約を締結するのが基本となります。
共同使用契約には車を管理、使用するうえでの費用の分担や事故やトラブル発生時の対応や賠償責任について、利用の予約を入れたのに直前にキャンセルした場合のキャンセル料の有無や費用などが定められています。
共同使用契約に合意のうえ利用をするわけですが、車を実際に受け渡したり、利用する以外は専用のアプリ上で完結できるのも便利です。
アプリでスマートに個人間カーシェアリングができるAnycaのメリットについて見ていきましょう。
Anycaを利用するメリット
Anycaには日常的に気軽に乗れるコンパクトカーやセダンをはじめ、SUVやスポーツカー、1boxやオープンカーなどの高級外車まで、オーナーこだわりのマイカーが登録されています。
そのため、利用の目的やシーンに合わせて選べるのはもちろん、一度乗ってみたかった憧れの車を借りられるのもメリットです。
自宅の近くからドライブやレジャーに行くための車を探せるのはもちろんですが、スマホアプリで全国各地の車を探すことができます。
出張中や旅行先で足として使える車を探したいときや帰省したときに親族みんなで移動できる大型車を探しているといったときにも便利です。
好きな車を試乗できる
また、マイカーの購入や買い替えを検討している方が候補に挙げている車を実際に運転してみたいなど、試乗車代わりに使うこともできます。
愛車はあるけれど、他の車も運転してみたいという車好きな方にも選ばれています。
そのため、オーナー登録をして愛車を貸しながら、自らユーザーとして色々な車を乗りまわっているという方も少なくありません。
カーシェアを通じたコミュニケーションも楽しむことができ、スポーツカーユーザーどうしで貸し借りを楽しんで仲間を作ったりとコミュニティーが生まれることもあります。
Anycaのオーナーになるメリット
オーナー側のメリットとしては車を持っているものの通勤や通学は電車であるため乗る機会がほとんどないという方や車の維持費を抑えたいと考えている方にも人気です。
もちろん、愛車の自慢をしたくてオーナー登録されている方もおり、なかなか乗れないレアな車や高級外車をはじめ、ハイグレードモデルやオプションフル装備の車などにも乗れるメリットがあります。
自動車保険も自動加入となるので、万が一の事故でオーナー加入の自動車保険を使って等級が下がって翌年の保険料が上がる心配もありません。
ユーザーにとっても万が一の補償が完備されているので、安心して乗れます。
難しそうな共同使用契約についても、Anycaアプリの条件設定機能で標準的なルールを設定できるため、オーナーもユーザーも利用しやすいのもメリットです。
Anyca(エニカ)の料金システムは?
ユーザーの会員登録やオーナーの車の登録料は無料ですが、オーナーはプラットフォーム手数料として使用料の10%を負担しなければなりません。
また、ユーザーの利用料金は主に以下の3つで構成されます。
新規にオーナーと共同使用契約を締結する場合の契約料、オーナーが設定した個別の使用料、利用期間に応じた自動車保険料です。
料金について詳しく見ていきましょう。
車の使用料金
車の使用料金は共同使用契約に基づく共同使用料として設定されます。
ルールがあり、車の実費がドライバーとオーナーとの間で按分される範囲内でなければなりません。
Anycaのアプリを使うとオーナーが入力した車の購入金額や購入時走行距離、年間維持費に基づいて共同使用料の上限が表示されます。
上限金額を超える共同使用料の設定やユーザーへの請求は、会員規約に違反するため、オーナーは上限額の範囲内で使用料金を設定する仕組みになっています。
車によって使用料金は異なることになりますが、ユーザーにとっても納得のいく範囲内の料金設定なので安心です。
自動車保険料
予約を入れると自動的に東京海上日動の1日自動車保険に加入する仕組みです。
カーシェア開始日時から24時間単位となっていて、1日単位で保険料が発生します。
ドライバー1人の場合は車両補償付きプレミアムプランが1日1,800円、複数のドライバーで運転する場合には1日2,700円となっています。
ガソリン代
ガソリン代はオーナーが設定する共同使用契約の内容によります。
よくあるパターンは使った分だけユーザーが負担するというもので、利用開始時から返却までに使った分だけ給油して戻すという形が一般的です。
契約料
契約料は新規にオーナーと共同使用契約を締結する場合に必要となる費用です。
新規契約料はオーナーや車種に関わらず一律100円で、オーナーが設定する契約期間内は有効です。
契約期間内に同じオーナーの同じ車を利用する場合、つまり、オーナーとの共同使用契約が契約期間内の場合には契約料は新たにかかりません。
Anyca(エニカ)でレンタルするまでの流れは?
ユーザーとして利用する場合には、アプリをダウンロードのうえ、運転免許証のアップロードや個人情報などを入力して会員登録をします。
場所やメーカー、ボディタイプなどの条件から車を検索して、共同使用契約の内容や利用条件などをしっかり確認します。
お気に入りの車を見つけて、共同使用契約の内容にも納得がいったら予約リクエストをオーナーに送信しましょう。
オーナーがリクエストを承認したら予約が確定します。
アプリのチャット機能などを使って、車の受け渡し方法などについてコメント交換ができます。
予約と同時に1日自動車保険にも加入ができるほか、料金の決済はクレジットカードで気軽に行い、利用終了後の翌月にAnycaよりオーナーに支払われる仕組みです。
Anyca(エニカ)の口コミは?
オーナーとしてもユーザーとしても利用しています。
車を登録後、早速予約が入り、ガソリン代が浮いたので節約ができるのが嬉しいです。
ユーザーとしても小型車から高級車、スポーツカーまであって借りるのも面白いです。
車種が豊富でオーナーとの交流が楽しめたり、大型車が安く借りられたりするのもメリットだと感じました。
ずっと乗ってみたかった車が見つかりました。車好きなので毎回違う車に乗れる楽しみで、検索するたびにワクワクしてきます。
欲しい車をすべて所有するなんてできることではありませんが、Anycaを使えば、乗りたいときに乗りたい車に乗れるのが嬉しいです。
スポーツカーが好きで趣味の車をオーナー登録しながら、自分もユーザーとして乗ってみたいスポーツカーなどを借りています。
スポーツカー好きのネットワークができて、情報交換や貸し借りを楽しんでいます。
車を買い替える前の試乗としても使えて便利です。
「Anyca (エニカ)」で始める個人間カーシェアリング
高級外車や人気のミニバン、スポーツカーをはじめとするこだわりの車に一度乗ってみたい方やほとんど使う機会がないという車を低料金で貸してくれるオーナーもいるAnycaは1日自動車保険にも自動加入ができて安心です。
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