
非常に大きく上昇し、2017年を彷彿するマーケットとなりました。ビットコイン(BTC)は90万円を超えてまさにアルトドレイン状態です。今週13日から15日までニューヨークで開催されているコンセンサス(Consensus2019)は一年で最大の仮想通貨イベントです。
過去にこのイベントをきっかけに大きく上昇した実績を持ちます。おかげで世界の仮想通貨の時価総額が25兆円も突破し、ビットコインの時価総額も15兆円を超えました。正直、ここまで急騰してしまうと上値のターゲットを推し量ることは非常に難しいです。
今週は週足レベルでのレジスタンスラインを模索しながら主要コインの分析をしていきたいと思います。
ビットコインは間もなく止まる!?
出所:Trading View
こちらはコインベース(Coinbase)取引所のBTCUSDです。8,500ドルにレジスタンスラインを引くことができまして、間もなく到達しようというタイミングです。
一気に上昇をしてしまいましたので、投資家の心理的にも一旦は利食いの目処とされやすいため、早めに上値を抑えられているのかもしれません。少々中途半端なレベルですので、今一度8,500ドル近辺にまで上値を伸ばせるのではないでしょうか?
円建てで言いますと、93〜94万円前後になりますから(1ドル109〜110円換算)、上値が重くなってきたことも頷けるのではないでしょうか。
またRCI7と9がすでに80を超えておりまして、買われすぎゾーンに突入しております。特にRCI7ベースではダイバージェンスが発生しておりますので、ここから上値を突っ込んで買うのは危険なシグナルです。上昇トレンドで変わりはないと思いますが、少し押し目を待ってからのエントリーのほうが無難ではないでしょうか。
円建ての4時間足で考察してみます。
もしかしたら三尊を形成するか?
4時間足です。仮に94万円まで上値を伸ばし、そこから反落した場合を想定してみました。
フィボナッチを引いてみます。その場合、50%の半値戻しのライン、約84万円前後に直近の押し目買いの安値と重なることとなります。つまり、今一度、この付近まで押し、そこから上昇するものの、90万円をバックに反落し、84万円を割り込んでしまうのかな?とも想像できなくもありません。その場合、82万円が次のサポートラインとなります。さらに下落するならば80万円ぐらいから押し目買いの準備をしておくべきでしょうか?
上昇トレンドの終盤局面に差し掛かりますと、ウェーブが徐々に荒くなってきます。この荒いウェーブが出現をはじめたら、警戒をしてください。
短期の押し目で売ったり買ったりを繰り返す投資家が増えてきた証拠ですので、間もなく来た道を大きく戻る可能性が高くなってきます。つまり4時間足ベースでは、高値圏での大きな揉み合いレンジに移行期として警戒をしなければならない水準にきたということです。
短期トレーダーは少し注意をして今週後半の相場に望むと良いのではないでしょうか。
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