

カード決済の導入を考えている場合、知っておきたいのが決済手数料についてです。
カード決済手数料が安いのはどこのサービスなのでしょうか?人気のサービスの決済手数料などを比較してみました。
これから店舗に導入したいと考えている店舗はぜひ参考にしてみてください。
カード決済を店舗に導入する方法や費用、手数料は?
おすすめ決済代行サービスやエラーコードの読み方も解説
消費税の増税に備え、カード決済を店舗へ導入しよう

日本では現在、2019年10月に増税が予定されています。その際、消費税率引上げ後9か月につき、消費者がキャッシュレス決済で、中小・小規模の小売店、飲食店などで支払いを行なった場合に、決済金額の一部を消費者に還元すると発表されています。
そのため、カード決済を行なうことができない店舗の場合には、できるだけ迅速に導入をするのがよいでしょう。
対象となるキャッシュレス決済が行えないという場合に、売上に影響を与える可能性があるからです。キャッシュレス決済が行えるように環境を整えておく必要があります。
カード決済を店舗に導入する際に掛かる費用(コスト)とは?

カード決済を店舗に導入する際に知っておかなければならないのが、導入する際にかかるコストについてです。
このコストについては、それぞれのサービスを提供している事業者によってことなります。
カード決済を運用するのに、どのようなコストがかかるのでしょうか?
初期費用
初期費用は、カード決済システムを導入する時にかかる金額のことです。初期設定やサポートなどでかかるものもあります。
サービスを提供している会社によっては、無料の場合もあります。
月額手数料
月額手数料とは、カード決済件数などに関係なく、毎月払う固定の費用のことをいいます。
この月額手数料もプランやサービスを提供している会社によって無料になっているところもあります。
決済端末機
カード決済を行なうために多くの場合、端末機が必要になります。
この端末機についてもそれぞれの会社によって異なりますが、一般的には1万円~3万円前後という場合が多いです。
決済手数料
決済の際に発生する手数料で、決済1件につき発生します。この決済手数料には2つのものがあります。
決済金額に応じた手数料
決済金額に対して発生する手数料のことです。この手数料は、カードブランドや決済代行会社などによって異なります。
約3%~4%くらいというのが相場となっています。
ネットショップのトランザクション件数に応じた手数料
決済手数料のもう1つがこのトランザクション件数に応じた手数料というものです。1件あたり5円程度かかるという場合が多いです。これは、ネットショップで決済をする場合に発生するデータ処理手数料と言われています。この手数料も決済代行会社などによって異なります。
取り消し処理費用
これは、決済処理を取り消すという場合に発生する費用のことをいいます。相場としては、1件あたり5円程度かかると言われています。
カード決済を安く導入できるおすすめサービス比較

カード決済を安く導入することができるおすすめのサービスにはどのようなものがあるのでしょうか?
Coiney(コイニー)
Coiney(コイニー)の中でもよく知られているのが、Coineyターミナルというもので、スピーディーな決済処理を行うことが可能です。
さらに、複数回払い、リボ払いにも対応しているので、お客さんにとっても利便性が高いといえます。
飲食店、宿泊施設、医療機関などでも導入されています。
初期費用 | タダノリキャンペーンで0円 |
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月額手数料 | 月額固定費0円 |
端末機代 | 通常価格19,800円 |
決済手数料 | 3.24%~3.74% |
対応ブランド | visa、MasterCard 。 一部の対象業種のみ、JCB、American Express、Diners Club、Discover |
導入にかかる日数(目安) | 申込みを行うサービスによって異なる。 クレジットカード取扱い1次審査の場合、申込みから最短2営業日。 |
キャンペーン
Coiney(コイニー)で行われているキャンペーンとしては、決済端末代金通常19,800円が今ならタダ!というものがあります。
このキャンペーンは、2020年5月31までとなっています。
Square(スクエア)
Square(スクエア)は、自分が持っているスマートフォンやタブレット端末と、Square Readerに接続することで簡単に利用することが可能です。
必要になるのは、アプリをダウンロードすることと、Square Readerだけ。
美容院やサロン、飲食店、小売、イベントなどでも利用されています。
初期費用 | キャンペーンで実質無料 |
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月額手数料 | 月額固定費0円 |
端末機代 | Square Reader 7,980円 |
決済手数料 | 3.25%~3.95% |
対応ブランド | VISA、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover |
導入にかかる日数(目安) | 最短申込み当日からカード決済可能。 |
キャンペーン
Square(スクエア)では、決済端末、決済手数料無料キャンペーンを行なっています。
決済端末実質0円キャンペーンは、対象となる人にカードリーダー購入代金がキャッシュバックされるというものです。
決済手数料タダではじめようキャンペーンは2019年3月26日~2019年6月30日までの期間で、対象となるカード決済額30万円分に対する手数料が無料になるというものです。
Airペイ(エアペイ)
Airペイ(エアペイ)は、月額固定費、振込手数料が0円です。
iPadもしくはiPhoneを自分で準備しておき、アプリをダウンロードしてカードリーダーと連携させるだけで簡単に利用することが可能です。
食品販売会社や飲食店、美容室やネイルサロンなどで導入されています。
初期費用 | 0円スタートキャンペーンで無料 |
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月額手数料 | 月額固定費0円 |
端末機代 | カードリーダー通常価格19,800円 |
決済手数料 | 3.24%~3.74% |
対応ブランド | VISA、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、交通系電子マネー |
導入にかかる日数(目安) | 1週間~2週間程度 |
キャンペーン
Airペイ(エアペイ)では、0円スタートキャンペーンを行なっています。
このキャンペーンでは通常価格19,800円のカードリーダーが0円で利用することができるというキャンペーンです。
スマレジ
スマレジは、iPadやiPhone、iPodtouchなどを使ったPOSシステムです。小売、アパレル、飲食店、サービス業、イベント、ショッピングモールなどに導入されています。
大きな特徴としては、イベント向けとして短期のレンタルプランがあります。そのため、イベントでの利用に向いていると言えます。
初期費用 | 0円 |
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月額手数料 | 契約するプランにより異なる。 0円~12,000円 |
端末機代 | 契約する決済サービスによって異なる。 |
決済手数料 | 契約する決済サービスによって異なる。 |
対応ブランド | クレジットカード:VISA、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover 電子マネー:iD、QUICPay、Suica QR・バーコード:paypay、LINE Pay、ALIPAY |
導入にかかる日数(目安) | 約2週間 |
キャンペーン
スマレジと連携することができる決済サービスはいくつかあります。
JMS おまかせサービスでは、契約すると決済端末が無料になるというキャンペーンを行っています。
カード決済の手数料は上乗せ不可

クレジットカードの決済手数料というものは、お客さんが負担するものではなく、店舗が負担するものです。
決済手数料は店舗にとって痛い出費となりますが、その決済手数料をお客さんに対して上乗せして請求することは禁じられています。
ほとんどの場合、クレジットカード会社の規約などにも記載されており、そのような行為は規約違反となる可能性が非常に高いので、絶対にそのようなことをしないようにしましょう。
カード決済で売上アップを狙おう!導入するなら早いほうが吉

カード決済を現在導入していないという店舗の場合には、できるだけ早く導入するのがおすすめです。
最初に記載したように、キャッシュレス決済は今後も増えていくと予想されています。
キャッシュレス決済導入によって売上が大きく変わるという可能性が高くなるため、カード決済を導入して売上アップを狙いましょう。