部屋探しアプリ「カナリー」正式版が開始 おとり物件をAIで排除、希望日時で即内見

BluAgeは本日6月26日(水)、部屋探しアプリ「CANARY(カナリー)」の正式版をリリースしました。また、2018年12月にCoral Capitalの創業メンバーが運営する「500 Startups Japan」などより約7,000万円の資金調達を実施したことも発表されました。

無駄なやり取りを排除・スピーディーに部屋探し

カナリーでは内見したい物件・日時を入れるとエリアに詳しい不動産エージェントをマッチングし、物件の契約手続きはテレビ電話で行います。さらに「おとり物件」をAI(人工知能)によって半分以下にまで排除。これにより不動産業者との来店・内見日時の調整、店舗への来店といった無駄なやり取りが省かれ、仲介手数料はこれまでの賃料1ヶ月分から引き下げることを実現しています。
2018年10月にはプレビュー版がリリースされており、ダウンロード数は10,000以上、そして1,000件以上の内見が依頼されています。今夏からは、従来の都内23区から1都3県まで対応エリアを拡大する予定です。

海外の不動産仲介サービスでは仲介会社ではなく、「エージェント」と呼ばれる個人事業主が自身の実績や信頼をもとにして仲介を実施しています。カナリーでは日本においては先駆けとなる「エージェント」主体のモデルを取り入れており、プラットフォームとしてITによる業務支援を行うことでユーザーおよびエージェント双方にとって好ましい新しい形の不動産仲介プラットフォームを目指していくとしています。

なおBluAgeは2018年12月、Coral Capitalの創業メンバーが運営する500 Startups Japanなどより約7,000万円の資金調達を実施しています。今回得た資金はマーケティング活動や人材採用などに投じ、今後さらなるサービス拡充を進めていくとのことです。

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