電動キックボードのシェアリング「LUUP」、浜松市で実証実験へ

Luupが7月1日(月)から静岡県浜松市において、電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP」の安全性・利便性を検証する実証実験を開始します。

浜松市の観光誘客・市民の交通利便性向上へ

「LUUP」は2018年に設立されたベンチャー企業のLuupが運営する電動キックボードのシェアリングサービスです。街中にある「LUUP」の電動キックボードはアプリ上で貸し出し・返却が可能であり、好きな場所から好きなタイミングで電動キックボードに乗ることができるようになっています。
Luupは4月に浜松市・奈良市・四日市市・多摩市・横瀬町の5自治体と連携を開始しており、今回浜松市の「はままつ フルーツパーク時之栖」において「LUUP」の電動キックボードを用いた実証実験を実施することを発表しました。
実証実験では「はままつ フルーツパーク時之栖」のパーク内東エリアにて電動キックボードの乗車ができるようになります。

浜松市の市長である鈴木康友氏は今回の実証実験に関して「国が未来投資戦略で提唱するSociety5.0において、マース(Maas:Mobility as a Service)やシェアリングエコノミーは重点分野です。本市は、政令指定都市でありながら、広大な市域に都市部と中山間地を抱え、市内の移動はバスや自家用車が中心ですが、バス路線の廃止など移動手段の確保が課題となっています。このため、中山間地でのNPOタクシーの運行や自動運転の実証実験にも取り組んでいます。今回の実証実験が国内外からの観光誘客、ひいては市民の交通利便性の向上につながればと考えています。」と述べています。

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