食事をすると仮想通貨・SYCが貯まるサービス
株式会社オリエントコーポレーションは、グルメ・SNSアプリを運営する株式会社GINKANと資本業務提携を結んだと発表した。アプリのユーザーは加盟店で食事をすると仮想通貨・シンクロコインが付与される。

オリコとSNSアプリ・「シンクロライフ」運営のGINKANが業務提携

日本の大手信販会社オリコが、GINKANが実施する第三者割当増資を引き受け、株式取得が完了した。

GINKANが運営するSNSアプリ「シンクロライフ」は利用者のスマホの位置情報を利用し、AIが飲食店を紹介するレコメンド機能を搭載したサービスを提供しているが、食事をするだけで仮想通貨・シンクロコイン(SYC)が貯まるサービスを7月1日にローンチしたことで注目を集めている。

シンクロライフの掲載店舗数は現在10万店舗を超え、日本語、英語、韓国語、中国語の4言語、155カ国に対応し、優れた投稿や飲食により貯まったトークンを加盟店での決済や食事券へ交換できるなどのサービスが予定されていて、日本国内はもちろんのこと、世界の飲食市場での成長・普及拡大を見込んでいる。

仮想通貨がより身近に

加盟店で飲食したユーザーは、会計の際、店舗側がスマホやタブレットで示すQRコードを読み込むだけで、加盟店が設定した還元率(1〜5%)相当の仮想通貨・SYCを受け取ることができる。

飲食店側も初期費用と月額費用の負担なしでサービスの加盟店になれる。加盟店になると、アプリ内での露出が増え、ユーザーに飲食店の情報提供が行われる。

GINKAN

また、仮想通貨・SYCを還元した後は、ユーザーに再来店をうながすクーポンがプッシュ通知で送られるなど、加盟店側は集客が容易になるため、こうしたサービスが仮想通貨を身近に感じるきっかけとなれば、投資家層の裾野の拡大につながる可能性がある。

今後両社は、暗号通貨やアプリに実装されたデジタルウォレットを活用して、新たなサービスの開発なども進めていくという。

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