ビットコイン(BTC)FXのナンピントレードとは?

ビットコインFXをBITMEXでレバレッジをかけて取り組んでいます。今回は予定外に長くポジションを持つ事になりました。

ビットコインFXのスイングトレード

出典:BITMEX 日足チャート (8月8日現在)

トレード後のチャートを見ると、「エントリーが早すぎたか、利確が遅かったのか?」色々反省点はありますが、こればっかりはやってみなければ分からない。結局1ヶ月近く保有し、結果オーライになったトレード報告です。

①押し目買いゾーン 10,000〜12,000ドル台段階的に買い増し
6月から7月にかけてダブルトップをつけたビットコインは、13,000ドルを達成後下落。一時10,000ドルを割り込みました。しかし9000ドルは割れずに反転したため、直近の最安値を固めて反発しました。そこでビットコインが再び10,000ドルに乗せたところから、断続的な「押し目買い」指値を入れて参戦しました。

②ナンピン買いゾーン 10,000〜9,000ドルまで買い下がる
しかし、前回の戻り高値:10500ドル付近で失速、徐々に下落し再び10000ドルを割れてしまいました。この10,000ドル割れから9,500ドル台での低迷が長く辛抱どころでした。そしてようやく上昇。ただ、ナンピン買いをしたおかげて平均購入価格は10769ドルまで抑える事に成功しています。

ハイレバレッジで取引する場合は、買値よりも下落してしまったら撤退した方が良いですが、証拠金を厚めにローレバレッジで行う場合は、「ナンピン作戦」も可能です。

ナンピンとは?(難平)

相場手法の1つですが、今回のように買いポジションを持ったあと、価格が下落した場合安くなった価格で、同じ銘柄を買い増しする事を言います。

これを行う事で、1LOTあたりの平均購入価格を下げる事により①その後の上昇がそれほど大きくなくても利益が得られる②プラスマイナスゼロ地点まで戻りやすくなる③小さな損切りですむ
という3つのパターンで逃げる事ができます。

外国為替証拠金取引(FX)では、初心者はナンピンはご法度です。仮想通貨取引のFXでもハイレバレッジの場合は避けた方がいいと思います。なぜなら下げ相場が本格化してしまえば、どこまで下がるのか?は誰にもわからないからです。買い下がりの判断を誤るとロット数も増えどんどん損失が膨らみ、資金を全て失う危険性があります。

私のBITMEXのトレード方法では、レバレッジは1つ1つのポジションで設定するのではなく、「クロスマージン」にしてリスクを取りながら、全体のレバレッジと、ロスカット価格を確認しながら取引をします。

それにしても、この状態で買い下がるのは、慣れと勇気がいりますね↓

出典:BITMEX XBTC/USD
テクニカル分析:一目均衡表

7月17 時点の15分足チャートです。これを見ると損益分岐点が10898ドルなので、ここから更に価格が下落し、ナンピン買いが行われ平均コストを下げた事になります。

決済はフィボナッチ指数で

8月になると、ビットコイン相場は突如好転し、私のポジションもようやく損益分岐点を超えました。いよいよフィニッシュに入ります(決済)。

出典:BITMEX XBTC/USD 4時間足チャート

直近の高値(1)から、上昇の起点、押し目の位置(0)までフィボナッチリトレースメントを引きます。そこからちょうど節目の61.8%ラインの価格が12059ドルだったので、そこを決済価格にして指値注文を入れて完了。1LOT あたり1,329.5ドルの利益となりました。

まとめ

相場には上昇か下落しかありません。その中に買いタイミング、売りタイミングがたくさんありますが、どのくらいのスパンのトレードか?資金コントロールができているか?によって出口戦略が異なります。トレードには正解も不正解もありませんので自分なりのやり方がベストだと思います。(無理にナンピンはオススメしません)

トレードはとにかくやってみる事、間違えたと思ってもうまく乗り切る事(笑)、それから利益を出す方法を考えていきましょう。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

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