ビューカードはクレジットカード対応のさまざまなサービスで利用できるクレジットカードは一つです。
そしてビューカードは数少ないETCカードを発行できるクレジットカードの一つであり、高速道路の通行料をビューカードで支払えるようになります。
今回はビューカードのETCカードを使うメリットや注意点について紹介していきます。

ビューカードとは

ビューカードはJR東日本グループが発行するクレジットカードです。ビューカード単体だけでもクレジットカード機能のほか、Suica・電車の定期券としても使うことができ、通学通勤に電車を使う方と非常に相性が良いクレジットカードです。

ビューカードについて詳しくはこちら

ビューカードに紐づいたETCカードを発行可能

別途ビューカードと紐付いたETCカードを発行することで、高速道路の料金所の支払いも全てビューカードにまとめることができます。
ETCカードによって料金所を通過する際に一時停車する必要がなく、なおかつJRE POINTも貯めれるため一石二鳥です。

ビューカードのETCカードの特徴

ETCマイレージサービスで通行料がお得になる

マイレージ割引サービスに利用登録した上でビューカードのETCカードを使って高速道路料金の支払いを行うことで、ポイントを貯められます。
ポイントは高速道路通行料の割引に使用することができ、貯めれば貯めるほどお得になるようになっています。
ETCマイレージサービスのポイントは利用料金10円につき1ポイント貯まるようになっており、以下のレートで料金所の無料通行分に交換できます。

交換単位 無料通行分
1000ポイント 500円分
3000ポイント 2500円分
5000ポイント 5000円分

1000ポイント単位で細かく交換することができますが、頻繁に高速道路を使うのであればポイントを5000ポイントまで貯めてから一気にまとめて交換する方がお得です。
ただしポイントの有効期限が翌年度末なので、あまり高速道路利がないにもかかわらずよくばってポイントを貯めてしまうと、有効期限きれて使えなくなってしまうので注意しましょう。

通行料の支払いでJRE POINTが貯まる

高速道路の利用でETCマイレージサービスのポイントを貯めることができますが、それとは別でビューカードのポイントであるJRE POINTも貯めることができます。
料金所の無料通行に使えるポイントを貯められるだけでなく、Suicaへのチャージなどに使えるポイントも同時に貯められるため、ETCカード発行した上で高速道路利用すると一石二鳥です。

一部例外あり

JRE POINTを貯めることに関して一部例外のビューカードが存在します。
JALカードSuicaの場合はJRE POINTの代わりにマイルが貯まり、ビックカメラSuicaカードの場合はビックポイントが貯まります。
それ以外のカードはJRE POINTが貯まるので、支払いでビューカードを使ったのにJRE POINTが貯まらない問題に遭遇する場合は、使用しているカードを一度見直してみましょう。
どうしてもJRE POINTを貯めたい場合は別のビューカードに申し込むのも一つの手です。

ビューカードのETCカードを使う際の注意点

ビューカードとETCカード同時に申し込んだ場合別々で郵送される

ビューカードを新規に申し込む際、ETCカードも同時に申し込むことができます。
クレジットカードの審査に通過すると後日ビューカードが郵送されてきますが、このときETCカードは同封されていません。
ビューカードとETCカードを同時に申し込んだ場合でも別々で郵送されるので、受け取りの際は勘違いしないようにしてください。

ビューカードとは別で年会費が発生する

ビューカードのETCカードは年会費が発生します。発生するといっても477円(税抜)なので大きな金額ではありませんが、発生するということだけは覚えておきましょう。
ビューカードを使うことをやめた後、解約せずに放置してしまうと年会費を無駄に支払うことになってしまうので注意してください。

一部のビューカードはETCカードの年会費無料

先ほどETCカードの年会費がビューカード年会費とは別で支払う必要があると言いましたが、一部例外のカードがあります。
以下のビューカードであればETCカード年会費無料で利用できます。
・「ビュー・スイカ」リボカード
・ビューゴールドプラスカード
・JALカードSuicaCLUBAゴールドカード
ETCカード年会費無料だったとしても、「ビュー・スイカ」リボカード以外はビューカードの年会費がかかるので、 ETCカードを含めて年会費完全無料のクレジットカードが欲しい場合は「ビュー・スイカ」リボカードを申し込むと良いでしょう。

ビューカードを解約するとETCカードも解約される

ビューカードのETCカードはビューカードに紐付けられているので、ビューカードを解約する場合はETCカードも使えなくなります。
ですので使用中のETCカードに紐づいているビューカードを解約する場合は注意しましょう。

ETCカードのみの解約は可能

ビューカードを解約するとETCカードも同時に解約されますが、ETCカードのみを解約することは可能です。
ETCカードのみの解約であればビューカードはそのまま使い続けられるので、ETCカードが必要性がなくなった、ほかの会社のETCカードを使うことにしたという場合は遠慮なく解約すると良いでしょう。

ETCカードもビューカードにまとめてポイントを一括管理

ETCカードをビューカードにまとめるメリットとして、支払いを一つにまとめられるということがあります。
複数の支払いを一つにまとめることによって、利用料金明細も少なくなるほか毎月の合計利用料金の計算もしやすくなります。
それだけでなく通常のETCカードだけでは得られなかったポイントも同時に得られて、なおかつ一つのビューカードまとめて利用できるので、車との相性は抜群です。
今までポイントがたまらないETCカードを使っている方、車と相性がいいクレジットカード探している方はビューカードを申し込んでみてはいかがでしょうか。

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