「coincheckがやっと新規登録を再開したみたいだけど、登録しようかな…」
そのように悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
たしかに、登録した後にちゃんと取引ができるのか気になりますよね。
この記事では、coincheckのこれまでの経緯を振り返ったうえで、再開した機能をまとめ、最後に口座開設方法まで紹介しています!
coincheckはかつて日本で一番人気のある仮想通貨取引所であり、マネックス証券との連携や金融庁の認可などにより信頼を回復しつつあります!
これを読んでcoincheckに登録してみてください!
目次
coincheckが新規登録・口座開設を再開!【10/30】
10月30日にcoincheckが新規口座開設を再開しました!
それに合わせて、一部仮想通貨の入金・購入も再開しました。
具体的には以下の通りです。
- BTC、ETC、LTC、BCHの入金
- ETC、LTC、BCHの取引
coincheckはかつて国内で最も人気のある取引所でした。
ユーザー数はかなり多いので、口座は持っておいて損はないと思います!
後ほど、coincheckの口座開設方法を画像付きで解説します!
coincheckが金融庁に認可!【12/19】
12月19日、coincheckが正式に金融庁に認可されることが決定しました!
「金融庁に認可」とはどういうことなのでしょうか?
それは、coincheckが仮想通貨の「みなし業者」から改正資金決済法に基づく「登録業者」として認められたということです。
ここで、仮想通貨の「みなし業者」と「登録業者」の違いを簡単に説明します。
仮想通貨の「みなし業者」と「登録業者」
- 登録業者:2017年に金融庁により設けられた「仮想通貨交換業社登録制度」に登録された業者。bitFlyer、テックビューロなど。
- みなし業者:登録制度が開始される以前から仮想通貨取引所事業を行っていた業者。
- 今回、coincheckがみなし業者から登録業者として金融庁に認可された!
金融庁が設けた「仮想通貨交換業者登録制度」に登録されるには、顧客を守るためのセキュリティや資産管理、業務体制など多くの項目を満たしている必要があります。
今回、coincheckが登録業者として認可されたということは、coincheckも金融庁の厳しい審査を通ったということです。
1月の不正アクセス事件のあと、4月にはcoincheckがマネックス証券と連携しました。
その件と、今回の件で、coincheckの取引所としての信用が徐々に回復して、登録者数がさらに増えるのではないかと思います。
coincheckについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。↓
coincheckのこれまでの経緯
日付 | coincheckの動向 |
---|---|
1/26 | NEM流出事件 |
4/6 | マネックスがcoincheck買収 |
5/18 | 匿名通貨が廃止される |
6/7 | NEMの出金・売却が再開 |
10/30 | 新規口座開設、BCHなどの入金・購入が再開!!!(詳しくは↑を参照!) |
11/26 | リップルなどの入金・購入が再開 |
12/19 | coincheckがついに金融庁に認可される!!!(年内に公式リリース)(詳しくは↑を参照!) |
【1/26】NEM流出事件
2018年1月26日、coincheckがハッキング被害にあい、約580億円相当のNEMが流出してしまうという事件が起こりました。
今後のためにも、ハッキング事件の原因をここで整理しておきましょう。
主な原因は2つあります。
- マルチシグを採用しておらずセキュリティが弱かった
- コールドウォレットに非対応で、顧客の資産がオンライン上で管理されていた
以上のようなセキュリティ上の欠陥があったことで、coincheckがハッキングの標的にされてしまいました。
なお、現在のcoincheckは流出したNEMを顧客に全額返金したうえでマルチシグ・コールドウォレットを導入しています。
coincheckのハッキング事件について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。↓
コインチェックがハッキング被害にあったらしいけど仮想通貨はもうおしまい!?まったくそんなことはありません!事件の内容と対応策を勉強してしっかりと自分の頭で今回の事件を理解しましょう。チャートに与えた影響も要チェック!
【4/6】マネックスがcoincheckを買収
2018年4月6日、マネックスグループがcoincheckを36億円で買収すると発表しました。
不正アクセス事件でブランドイメージを大きく損なってしまったcoincheckですが、マネックスグループの傘下になることで、経営体制の抜本的な見直しを行い、サービスの安全性を高めていくとのことです。
【5/18】匿名通貨が廃止される
2018年5月18日、「匿名通貨」を含む4種類の仮想通貨の取り扱いを廃止したことを発表しました。
取り扱いが廃止された仮想通貨は以下の通りです。
- Monero/モネロ:詳しくはこちらの記事をご覧ください。
- Dash/ダッシュ:詳しくはこちらの記事をご覧ください。
- Zcash/ジーキャッシュ:詳しくはこちらの記事をご覧ください。
- Augar/オーガー:詳しくはこちらの記事をご覧ください。
今回の匿名通貨の取り扱い廃止の背景としては、金融庁からの業務改善命令があります。
具体的には、マネーロンダリング防止とテロ資金供与対策の整備・強化のためだと説明しています。
これにより、日本国内では匿名通貨を購入することができなくなりました。
匿名通貨を購入する場合は、海外の仮想通貨取引所を使いましょう。
【6/7】NEMの出金・売却が再開
2018年6月7日、coincheckはNEM(XEM)の出金・売却を再開しました。
NEMと言えば、1月の不正アクセス事件により、外部に流出した通貨です。
不正アクセス事件以来、ずっとユーザーはcoincheckに預けていたNEMを動かすことができなかったのですが、今回やっと出金・売却ができるようになりました。
仮想通貨NEMについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。↓
コインチェックのハッキング事件でも話題になった仮想通貨NEM(ネム/XEM)。実は、開発が上手く行けばリップルをも凌ぐ取引のはやさを実現できる将来性のある仮想通貨です。特徴やメリット・デメリット、取引所やウォレットなど網羅的に解説します!
【11/26】リップルなどの入金・購入が再開
2018年11月26日、coincheckはリップル(XRP)とファクトム(FCT)の入金と購入を再開しました。
今回の再開により、coincheckが扱うすべての仮想通貨の取引が可能になりました!
特に、リップルは非常に人気のあるアルトコインなので、今回の再開を心待ちにしていた方も多いと思います。
仮想通貨リップル(XRP)についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
リップルを買ってみたはいいけど、どんな仮想通貨なのかよく分かってないなんてことはありませんか?リップラーと呼ばれる方も数多くいるほどの人気を誇り、あのグーグルも出資されています。いま世界でもっとも注目されている仮想通貨をあらゆる面から解説!
以上、coincheckのこれまでの経緯を簡単に説明しました。
次は、coincheckで再開した機能と停止中の機能について解説します。
coincheckで再開した機能と停止中の機能
機能 | 再開済み | 一時停止中 |
---|---|---|
新規登録・口座開設 | 再開! | ー |
入金(日本円) | 銀行入金ならできる! | コンビニ入金・クイック入金は一時停止中 |
出金(日本円) | 再開! | ー |
販売所での仮想通貨取引 | 購入・売却可能! | ー |
取引所でのビットコイン現物取引 | 再開! | ー |
信用取引(仮想通貨FX) | ー | 全3種類(BTC・ETH・ETC)の信用取引が一時停止中 |
クレジットカードでの仮想通貨購入 | ー | 一時停止中 |
送金(仮想通貨) | 再開! | ー |
受け取り(仮想通貨) | 再開! | ー |
貸仮想通貨サービス | 再開! | ー |
マーケットメイカー取引額 ランキングキャンペーン | ー | 一時停止中 |
アフィリエイトプログラム | ー | 一時停止中 |
coincheckでんき | ー | 一時停止中 |
※2018年12月現在
一番大きな変化は、coincheckの新規登録・口座開設が再開したことでしょう!
日本円の入金機能については、まだコンビニ入金とクイック入金が再開していませんが、銀行振込は再開しているので、ちゃんと入金することができます。
そして、一番気になる仮想通貨の取引が出来るかどうかですが、既に仮想通貨の取引機能はほとんど再開しました。
ビットコインだけでなく、リップルやイーサリアム、ネムといった有名なアルトコインも購入することができます。
ただ、まだ信用取引(仮想通貨FX)の機能はいまだに一時停止中です。
日本円の出金、仮想通貨送受金も問題なく使えます。
また、あまりなじみのない方が多いと思いますが、coincheckの取引額キャンペーンやアフィリエイトプログラム、coincheckでんきの機能はいまだに一時停止中です。
coincheckはいまどうなっているの?
- 新規登録・口座開設できるようになった!!!
- 入金もできる!
- ビットコインも、アルトコインもすべて購入・売却できる!
- ただ、信用取引はまだできない…
coincheckへの新規口座開設はこちらのリンクから行うことができます。↓
coincheckの登録・口座開設方法
coincheckの口座開設方法の手順
- ユーザー登録する
- 電話番号認証をする
- 基本情報を入力する
- 本人確認書類をアップロードする
- ハガキを受け取って口座開設は完了
- 2段階認証を設定する
ユーザー登録する
まずは簡単にユーザー登録をします。
coincheckのユーザー登録方法は2つあって、メールアドレスから登録する方法とFacebookアカウントで登録する方法があります。
メールアドレスで登録しておくのが無難だと思います。
ここでは、
- メールアドレス
- パスワード
を登録します。
電話番号認証をする
ホーム画面で「ウォレット」→「設定」→「電話番号認証」とクリックします。
ここで、自分の電話番号を入力すると、6桁の認証コードがSMSで送られてくるので、入力します。
これで、電話番号認証が完了します。
基本情報を入力する
coincheckにログインして、ホーム画面から、
「ウォレット」→「設定」→「本人確認」とクリックします。
ここでは、基本情報を入力します。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
などを登録します。
本人確認書類をアップロードする
本人確認書類一覧
- 運転免許証(裏面も)
- パスポート(顔写真ページと住所記載ページ)
- 在留カード(裏面も)
- 特別永住者証明書(裏面も)
- 運転経歴証明書(裏面も)
- 住民基本台帳カード(裏面も)
- 個人番号カード(表面のみ)
coincheckで提出できる本人確認書類は上の通りです。
また、本人確認書類とは別にIDセルフィーも提出する必要があります。
IDセルフィーとは、自分の顔と一緒に身分証明書(表)が移るようにとった自撮り写真のことです。
- 本人確認書類(表)
- 本人確認書類(裏)
- IDセルフィー
の3つのデータをアップロードします。
ハガキを受け取って口座開設は完了
インターネットで登録してから2~3日で、coincheckからハガキが届きます。
このハガキは住所確認のためです。
受け取りがcoincheckに確認されれば、口座開設が完了します!
2段階認証を設定する
口座開設は完了しましたが、取引を始める前に2段階認証も設定しておきましょう!
2段階認証とは、取引所へのログインの際にパスワードとは別に、専用のスマホアプリで生成される6桁のワンタイムパスワードを要求するセキュリティを高める認証方法です。
2段階認証専用のスマホアプリは「Google Authenticator」がおすすめです。
2段階認証について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。↓
「仮想通貨の取引所での2段階認証」なんとなく難しそうですよね?そもそも2段階認証が何かを知らない人もいるんじゃないでしょうか?今回はそんな人のために、2段階認証とはなんなのか、楽な設定の仕方などを東大生がいちばん簡単に紹介します!
以上、coincheckの新規登録・口座開設方法について簡単に説明しました。
coicheckの登録方法について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。↓
コインチェックで口座開設してみたいけど、細かい手順が多くて分かりにくい!そんなあなたも心配ご無用!アカウント登録から本人確認、最後のハガキ受け取りまで網羅します。一見敷居が高そうでも、意外とハードル低いですよ!
coincheckの再開まとめ
いかがでしたか?
今回はcoincheckが新規登録を再開したことについてまとめました。
さらに、金融庁にも「登録業者」として認可されたことも追記しました。
不正アクセス事件後、coincheckの機能が制限していましたが、現在では基本的な取引は問題なく行うことができます。
coincheckは取引画面が非常に使いやすく、ユーザー数も非常に多いので登録しておく価値はあります!
ぜひ、この機会にcoincheckに口座開設してみてください!