Zホールディングスが、SBIホールディングスと金融サービス事業において業務提携を行うことが発表されました。
先進技術の導入で新たな顧客層開拓へ
2社は傘下のグループ会社間において、証券・FX・銀行分野で業務提携を実施します。
証券分野ではヤフーの「Yahoo!ファイナンス」アプリ・WEBサイトから、SBI証券の証券口座開設、取引を行えるようにするといいます。さらに「Yahoo!ファイナンス」のポートフォリオ機能を活用し、利便性を向上するさまざまな機能の提供を検討していくとのことです。
FX分野では、SBIリクイディティ・マーケットのカバー取引先としてワイジェイFXが新たに加わります。取引フロー・ポジション情報の共有により、2社の流動性・データ分析ノウハウを活かしてフロー管理の最適化を目指します。
銀行分野では住信SBIネット銀行とジャパンネット銀行が協業。協業の第一弾として、ジャパンネット銀行を通じて住信SBIネット銀行の住宅ローン商品「フラット35」の販売を開始する準備を進めています。
ZホールディングスとSBIホールディングスは今後、「Yahoo!JAPAN ID」でSBIホールディングスの金融サービスを利用できるシングル・サインオンを実現し、金融サービスのシームレスな提供を目指すほか、その他の金融サービス事業における提携も検討していくとのことです。