
ステラ(XLM)の運営母体であるステラ開発財団(SDF)が11月4日、運営資金から50億XLM・プログラムやキャンペーン用資金から500億XLMをバーンしたことが明らかになった。同団体の「ステラ開発財団の次のステップ(SDF’s Next Steps)」というタイトルのブログで発表した。
ステラ(XLM)バーンの内容とは?
今回のバーンによりステラの運営資金は約120億XLM、ギブアウェイキャンペーン用資金は60億XLM、パートナーシッププログラム用の資金は120億XLMとなった。運営資金とプログラム・キャンペーン資金合わせて約300億XLMが、ステラ開発財団の管理下に置かれることになる。
ステラの公式ブログによるとバーン前のステラの発行数は約1,050億XLM、分布状況は世界流通200億XLM、SDFの運営資金170億XLM、SDFの管理する景品プログラム680億XLMだったと報告している。今回合計で550億XLMがバーンされたことにより、ステラの総発行数は約500億XLMとなった。
ステラの今後の運営方針
ステラ開発財団は、運営資金として管理している約120億XLMについて、ブログ内で現在エスクローされていると説明した。更に今後4年間に年間30億XLMずつロックを解除すると言及している。
パートナーシッププログラム用の資金である120億XLMについては、エコシステムサポート用に20億XLM、ユースケースへの投資に100億XLMが使用される。
エコシステムサポートは、インフラストラクチャの助成金とインディー開発者のサポートに10億XLM、通貨サポートに10億XLMの分割となる。一方ユースケースへの投資は、新製品の開発に20億XLM、ステラエンタープライスファンドに80億XLMが割り振られる予定。
またギブアウェイプログラムについてステラ開発財団は、最も効果の低いプログラムであったと認めている。そのため今後はマーケティングサポートに20億XLM、アプリ内配布に40億XLMが割り当てられる。
ステラ(Stellar)とは?
ステラは、アメリカのサンフランシスコとニューヨークにオフィスを構えたステラ開発財団により開発・運営されている仮想通貨である。リップル(Ripple)の創業者でもあるジェド・マケーレブ(Jed McCaleb)氏が、ステラの創業者兼チーフアーキテクトを務めている。
2014年に誕生したステラは、分散型のオープンソースである。ステラ開発財団がコードベースと開発者達の両方をサポートしている。ステラ開発財団はグローバルな金融システムの変革を目指しており、ステラをグローバルで標準的な支払い方法にすることを目的としている。
参考
・SDF’s Next Steps
【こんな記事も読まれています】
・仮想通貨取引所コインチェック(Coincheck)がステラ(XLM)の取り扱い開始を発表
・ステラ開発財団が約130億円相当のXLMをチャットアプリユーザー対象に配布
・スイスの銀行が提供する仮想通貨のサービスにXRPとステラが追加
文:かにたま