【2019年】話題のスマホ決済サービスの大手3社を徹底比較!各社のメリットやお得なキャンペーンは?

話題のスマホ決済はなぜ人気?

最近スマホ決済の話題が頻繁に流れていますね。
ソフトバンク、LINE、楽天など大手企業も続々と参入してきています。

これまで商品を購入する時、現金で支払うのが普通でしたが時代の流れと共にクレジットカードを利用する人も多くなりました。

ここまでクレジットカードが普及したのは、インターネットの普及によりネットショッピングが広まったこと、実店舗での支払いの際、小銭を持ち歩かなくて済むこと、各クレジット会社がポイントを発行するというメリットがあったからでしょう。

しかし、ここ数年に掛けクレジットカードからスマホ決済へとキャッシュレス化のトレンドが変わろうとしています。

中国ではすでにスマホ決済が普及しており、現金での支払いができない店舗も増えているほどです。

今どうしてスマホ決済に注目が集められているのか。それは利用者にとってメリットがあるからです!

今回はスマホ決済の魅力も含め、大手3社が提供するサービスについて解説します。

手数料が安い

買い物をするときクレジットカードで決済すればポイントが付与されるので、現金で支払うよりもお得です。
私も可能な限りクレジットカードで支払うようにしていて、今では楽天ポイントが累計で187000ポイント以上貯まりました。

クレジットカードは利用者にとってとても魅力的なものですが、実は導入する側は加盟店手数料というものが発生したり設置費用も高額なので、中々個人の店舗で導入するのは難しい状況です。
この加盟店手数料は業種によって料率も異なり、飲食店では4~7%も発生します。

一方、スマホ決済は手数料・導入費用が非常に安いので店舗側にもメリットがあります。

例えば楽天ペイだと手数料は3.24%で専用のカードリーダーも維持費も必要ありません。
スマホかタブレットがあれば、店舗決済が可能です。

店舗側からすれば導入費用も格安で済み「楽天ペイ用カードリーダー:1万8800円(自身のスマホ、タブレットなら無料)クレジットカードからスマホ決済に変えるだけでかなり経費を浮かせることができます。

店舗側がキャッシュレスを導入する理由は、集客UPが見込まれることが一番の理由ですが、設置費用や手数料が大きいため、個人店舗では導入することができません。

しかし、スマホ決済なら低コストで済むためクレジットカードより使えるお店が増えることが予想されます。

送受金がいつでも可能

スマホ決済は個人間で送受金することができるアプリもります。
例えばPayPayやLINE Payは個人間送金が可能で、銀行を介さず直接お金を送金したり受金したりできます。
この機能はクレジットカードにはなく、利便性からみてもスマホ決済の方が優れていると言えるでしょう。

仮想通貨も個人間送金が可能ですが、ボラティリティが非常に激しいです。
また、含み益のとき決済すれば税金が発生することもあります。
国内で利用するだけなら、スマホ決済の方が実用的です。

残念なことに楽天ペイは個人間送金できません。しかし、8月6日の決算会見で楽天ペイアプリにEdyを統合し、個人間送金も予定していることを明らかにしています。

お得な特典

クレジットカード決済でもポイントをもらうことができますが、スマホ決済を利用することでポイントの2重取りができます。
また、政府でもキャッシュレス化を推し進めることもあり、各社スマホ決済への取り組みにかなり力を入れています。
競争の激化によりお得な特典が盛りだくさん。
後述、各社のキャンペーンなどご紹介いたします。

スマホ決済サービスの大手3社を徹底比較

スマホ決済は小銭を使わず決済できるのでスムーズに支払いが完結します。

2018年12月21日現在

サービス チャージ方法・支払い方式 還元率 個人間送金 特徴的な機能
PayPay

PayPay口座

(前払い式)

クレジットカード

(後払い式)

Yahoo!マネー

0.5% 対応

・Yahoo!ユーザー向け

・登録で500円もらえる

・支払方法が3つある

LINE Pay

銀行口座からチャージ

セブンATMからチャージ

コンビニからチャージ

クレジットカード

QR/バーコード

(前払い式)

0.5~2% 対応

・オートチャージ

・LINE Payカード(JCB)

・還元率が高い

・割り勘機能

楽天ペイ

クレジットカード

楽天ポイント

後払い式

0.5% 追加予定

・楽天カード保有ならポイント2重取

・楽天スーパーポイントを利用できる

・ポイント3重取り可能

PayPay(ペイペイ)

運営会社:PayPay株式会社(ソフトバンク×Yahoo!JAPAN)

設立:2018年6月15日

株主:ソフトバンク株式会社・ヤフー株式会社

 

利用可能店舗

ジャンル 店名
コンビニ ファミリーマート、ミニストップ、ポプラ
外食 和民、モンテローザグループなど
エンタメ ビッグエコー
ドラックストア アインズ&トルぺ、ドラッグ新生堂
アパレル メガネスーパー、メガネドラッグ、ジーンズメイト、マックハウスなど
家電 ヤマダ電機、エディオン、コジマ、ビックカメラ、マツヤデンキなど
宿泊

HOTEL MYSTAYS、FLEXSTAY INN、MONTHLY RESI STAYSなど

PayPay公式:利用可能店舗

 

PayPayのチャージ・支払い方法

  • 口座からチャージした分で支払う
  • クレジットカード決済
  • Yahoo!マネー決済

3通りあります。口座にチャージする方法は銀行(三菱UFJ銀行以外)から振り込むか、Yahoo!JAPANカードからチャージするかの2通りです。他のクレジットカードからチャージすることはできません。してアプリ内にチャージされた分、支払いをすることができます。
銀行口座からチャージした分に対しポイントは発生しませんが、Yahoo!JAPANカードでチャージすると100円につき1Tポイントがもらえます。(上限が5万円まで)
なので口座から支払う場合は、Yahoo!JAPANカードを作り口座にチャージ(100円につき1Tポイント獲得)。決済で0.5%ポイントをもらう使い方が良いと思います。
PayPayは複数枚クレジットカードを登録することができ、クレジットカードから決済することもできます。
国際ブランドはVISA、Mastercard、JCBの3種類。ただし、JCBはYahoo!JAPANカードだけなので、私が持つ楽天カード(JCB)は登録することができません。

PayPayはクレジットカードを登録して使うことができるので、通常のポイント還元0.5%とクレジットカードのポイントの2重取りが可能です。

PayPayに限りませんがスマホ決済を利用する上で、最も還元率が高いカードがKyash(キャッシュ)です。Kyash(キャッシュ)はVISAカードに属し、通常のリアルカードとしても使える他、スマホからもすぐに作れます。

Kyash(キャッシュ)の特徴は

  • 年会費無料
  • 手数料無料
  • 管理がスマホで簡単に出来る
  • Kyash(キャッシュ)利用者同士での送金が出来る

Kyash(キャッシュ)は、通常利用でpaypayでの還元率は2%になります。さらに、paypay残高へのチャージに利用することで、paypayでの還元率が最大で3.5%になります。
Yahoo!JAPANカード(1%)→Kyash(2%)→PayPay(0.5%)=3.5%

Kyashを組み合わせることで、合計のポイント還元率は3.5%までアップします。
※因みにKyash(キャッシュ)もJCBを登録することができません。

PayPayまとめ

  • 新規登録で500円分もらえる
  • クレジットカード決済でポイント2重取りが可能
  • Yahoo!マネーで決済することができる
  • 支払手段が多い(口座・クレジット・Yahoo!マネー)
  • 個人間送金ができる

LINE Pay(ラインペイ)

運営会社:LINE Pay社

設立:2014年5月

 

LINEPeyはLINEウォレットにチャージ(前払い式)して使うスマホ決済サービスです。

主なチャージ方法は銀行口座からチャージ、LINE Payカードからジチャージ、コンビニからチャージ、オートチャージがあり、原則クレジットカードでチャージすることができません。

(唯一ファミマTカードを利用した、ファミリーマートでのチャージが可能)

銀行口座からはセブン銀行ATMからチャージすることもできます。また、コンビニからはファミリーマートのFamiポートからチャージすることができるので、クレジットカードや銀行口座がない人でもLINEPayにチャージし利用することができます。

実店舗でコード払いの支払いに対応している店舗は以下のようなお店があります。

利用可能店舗

ジャンル 店名
コンビニ ローソン、ファミリーマート、ミニストップ
SC 阪急阪神百貨店、アクアシティお台場
エンタメ ゲオ、ゲオモバイル、ジャンカラ
外食 和民、モンテローザグループ、三光マーケティングフーズなど
ドラックストア サンドラッグ、ツルハドラッグ、ココカラファイン、コダマなど
アパレル メガネスーパー、セカンドストリート、Right-onなど
自動販売機 キリンの一部(Tappiness)
家電 Joshin、J&P、DISC、楽天モバイルジョーシンギア
宅配 出前館

LINEPayではPayPayや楽天ペイにないプリペイドカードのLINEPayカードを発行しています。

LINEPayカードはチャージ式のカードで、JCBが使える加盟店ならどこでも利用することができるので、利用できる店舗はPayPayや楽天ペイよりも多いです。

LINEPayカードにチャージされたお金は、LINEウォレットに共有しているので、スマホアプリのLINEPayからも利用することができます。

気になるポイント還元率ですが、LINEPayはマイカラー制度があり1ヶ月に支払った金額によって還元率が変わります。

この仕組みはPayPayや楽天ペイにない仕組みで、LINEPayの大きな特徴の一つでもありす。

 

マイカラープログラム

ホワイト ~1万円未満 0.5%(100円で0.5ポイント)
レッド 1万円~5万円未満 0.8%(100円で0.8ポイント)
ブルー 5万円~10万円未満 1%(100円で1ポイント)
グリーン 10万円 2%(100円で2ポイント)

電化製品など大きな買い物をするとき、LINEPayで10万円以上利用すれば2%もポイントがもらえます。PayPayや楽天ペイは0.5%なので、10万円以上のお買い物をするときは、LINEPayを利用した方が良いかもしれませんね。

LINEPayはキャンペーンも多く開催しているので、合わせて利用すれば更にお得にポイントをもらうこともできます。

現在(2018/12/25現在)開催されているキャンペーン

 

・PARCO_ya上野導入記念!コード支払いで10%還元キャンペーン

PARCO_ya上野にて、LINE Pay導入記念のおトクなキャンペーンを開催しています。

12月10日(月)~1月6日(日)の期間中、LINE Payの「コード支払い」で

でお支払いいただくと、ご利用金額の10%が還元

・Right-onグループ店舗でお買い物♪全員にLINEポイント200ptプレゼントキャンペーン

12月20日(木)~1月31日(木)の期間中、Right-onグループの対象店舗にてLINE Payの「コード支払い」でお買い物すると、全員にLINEポイントを200ポイントプレゼント

 

LINEPayまとめ

  • プリペードカード式のLINEPayカードある(JCB取り扱い店舗で利用できるので活用範囲が広い)
  • クレジットカード、銀行口座がなくても利用することができる
  • 利用額に応じてポイント還元率が変わる(最大2%のポイント還元)
  • 原則クレジットカードでチャージできない(クレジットカードからのポイント還元を得られない)
  • 個人間送金ができる

楽天Pay(楽天ペイ)

運営会社:楽天株式会社

2016年10月からスタート

 

PayPayとLINEPayは銀行口座などからチャージして利用することができますが、楽天ペイは事前にクレジットカードを登録して利用する後払い方式のスマホ決済サービスです。楽天ペイで決済すれば登録されたクレジットカードに請求が行き、その後「翌月一括払い」にて決済されます。

*楽天ペイは楽天会員が利用できる決済サービスなので楽天会員に登録しなければ使えません。また楽天会員の登録の際、クレジットカードを登録していない人も利用することができません。(クレジットカードがない人は利用不可)

お店で支払うときはコードを表示するか、QRコードを読み込む、またはセルフ画面でリストアップされるお店で支払う3通りの支払い方があります。

JCBの取り扱い店舗で利用できるLINEPayカードほど多くありませんが、以下のようなお店で利用することができます。

 

利用可能店舗

ジャンル 店名
コンビニ ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ポプラ
SC 阪急阪神百貨店、アクアシティお台場
エンタメ 自由空間
外食 モンテローザグループ、和民、PIZZA-LA、
ドラックストア サンドラッグ、ツルハドラッグ、ココカラファイン、コダマなど
アパレル メガネスーパー、AOKI、Right-on、ANAP、Step JAPAN、はるやまなど
家電 Joshin、J&P、DISC、楽天モバイルジョーシンギア
引っ越し アート引っ越しセンター

楽天ペイ公式:利用可能店舗

 

楽天ペイは楽天スーパーポイントを貯めたい人には利用した方が良いかも知れません。

私も楽天ユーザーなので楽天ペイが利用できるところはクレジットカード決済ではなく楽天ペイを使うようにしています。

楽天は楽天ペイ以外に電子マネーである楽天Edyを提供しています。

楽天Edyは電子マネー対応店舗ならどこでも使うことができるので、利用範囲が広いですが、ポイントの還元率が楽天ペイより低いです。

 

楽天カードで支払った場合

楽天カード決済:還元率1%

合計:1%

 

楽天Edyで支払った場合

楽天クレジットでチャージ:還元率0.5%

楽天Edyで決済:還元率0.5%

合計:1%

 

楽天ペイで支払った場合

楽天カードに登録:還元率1%

楽天ペイで決済:還元率0.5%

合計1.5%

 

通常の楽天カード支払い、または楽天Edyと比べると0.5%も還元率が高いです。

利用店舗は楽天カード、楽天Edyより少ないですが、もし楽天ペイが利用できる店舗であれば、楽天ペイで支払った方がお得です。

(私はファミリーマートを良く活用するので、楽天ペイ+Tカードも提示して決済しています・・・3重取り)

楽天ペイで決済するとき、楽天スーパーポイントで支払うこともできます。しかも通常ポイントでなく、期間限定ポイントも利用可能。

ポイントで支払った分にも「楽天ペイ」利用ポイントが付与されます。

LINEPay同様、楽天ペイもキャンペーンを多く開催しているので、合わせて利用すれば更にお得にポイントをもらうこともできます。

 

現在(2018/12/25現在)開催されているキャンペーン

・初めてのお支払いで1,000ポイントGET!

エントリー同月以内の合計ご利用金額が税込み5,400円以上

期限:常時開催

・渋谷区・港区の対象店舗限定/楽天スーパーポイント10%ポイントバック

キャンペーン期間中にエントリーをし、対象店舗にて楽天ペイアプリでお支払いいただくと、お支払い額の10%分の楽天スーパーポイントをプレゼントいたします。

期限:2018/12/7~2019/1/31

 

楽天ペイまとめ

  • クレジットカード決済でポイント2重取りが可能(実店舗なら楽天カード、楽天Edyより還元率が高い)
  • 楽天スーパーポイントで支払える(期間限定ポイントを消費できる)
  • 楽天会員でクレジットカードを登録しないと利用できない
  • 個人間送金はできない

まとめ

いかがでしたか?それぞれのサービスでそれぞれのメリットを感じて頂けたのではないでしょうか?2019年はスマホ決済元年と言われています。ご自身のライフスタイルに合わせてお得なキャッシュレスライフを送ってください。

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