

これから仮想通貨を購入したい人には、Coincheck(コインチェック)はおすすめの取引所ではないでしょうか。
取り扱い通貨も豊富で画面も見やすいことから、多くの国内ユーザーが利用しています。
2017年、NEM不正流出事件が起き一時信用を落とすものの、現在はマネックスが持つ20年のノウハウを受け継ぎセキュリティーも強化されました。
この記事では、「利用したいけど開設方法が分からない」という方に対し、コインチェックでの口座を開設する方法について解説します。
Coincheck(コインチェック)再開!登録、入金、送金、取引の方法を徹底解説
Coincheck(コインチェック)とは

Coincheck(コインチェック)は国内の大手仮想通貨取引所で、アルトコインの取り扱いが多い取引所です。
2012年8月にレジェプレス株式会社が設立され2014年8月に取引所の運営を開始。
2017年3月にはブランドの統一の意味も含め社名を「コインチェック株式会社」に変更しました。
コインチェックは、その使いやすさから国内でも多くのユーザーが利用していましたが、2018年1月26日、NEM不正流出事件が発生。一時信用を失うも、2018年4月、マネックスグループ株式会社の100%子会社となり新体制の元、新たに生まれ変わりました。
2019年1月には、金融庁から仮想通貨交換業の許可を受け運営しています。
Coincheck(コインチェック)の特徴・メリット
コインチェックの特徴の一つとして人気の高いアルトコインを多く取り扱っている点が挙げられます。
その数はビットコイン(Bitcoin/BTC)を含めイーサリアム(Ethereum/ETH)、イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)、リスク(Lisk/LSK)、ファクトム(Factom/FCT)、リップル(Ripple/XRP)、ネム(NEM/XEM)、ライトコイン(LiteCoin/LTC)、ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)と9種類扱っており、どれも世界が注目する将来性の高い通貨です。
また、仮想通貨を貸し出すことで金利を得られる貸仮想通貨サービス(レンディング)を利用できるのも大きな特徴の一つです。
Coincheck(コインチェック)で口座開設する方法
コインチェックの口座開設は難しくはありません。
ただし、1点ご注意して頂きたいことは、20歳未満、75歳以上、及び日本国外に住んでいる方は現在(2019/3/28現在)開設することができません。
口座開設に必要なもの
まず、口座を開設するためには、メールアドレスと本人確認書1点が必要となります。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバー(個人番号)カード
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード
口座開設前に以上の7点ある本人確認書の内、どれか1点を用意しておきましょう。
手続完了までの日数
手続き完了まで要する時間は、アップロードした本人確認書類の確認に1~2営業日ほど要します。
確認が完了したのち、2~4日後にハガキが届いた時点ですべてのサービスがご利用いただけます。
郵送ハガキが届かないと、日本円の出金、仮想通貨の送金など行うことができません。
口座開設の手順
- アカウント登録
- 基本情報の入力
- 本人確認(書類をアップロード)
口座開設の手順として「1.アカウント登録」、「2.基本情報の入力」、「3.本人確認(書類をアップロード)」と3つの工程があります。
それでは、順を追って見ていきましょう。
アカウント登録
まずはコインチェック公式サイトにアクセスしてアカウントを登録します。
コインチェックでは、Facebookアカウントでも登録することが可能で、わずか10秒ほどでアカウントを作成することもできます。
今回はメールアドレス・パスワードからアカウント作成手順をご紹介します。

コインチェック公式サイトにアクセスしたら、赤枠の個所に任意のメールアドレスとパスワードを入力します。
注意点としてパスワードは、アルファベットのみ、数字のみの単純な設定をするとエラーがでますので、半角の英字を混ぜたパスワードを設定するようにしましょう。
法人で開設する方は「法人として登録」にチェック、個人として登録する人は「個人として登録」にチェックを入れます。(ここでは「個人として登録」にチェック)
以上の作業を終えたら、「アカウントを新規作成する」をクリックします。

画面が変わり、登録したメールアドレスにメールが届くので、メールに記載されているURLをクリックし認証を完了させます。
基本情報の入力

メールアドレス内のURLをクリックすると、コインチェックの公式サイトへ移りますので(ログインした状態)、右上の「取引アカウント」から「本人確認」を選択しクリックします。

ここでは携帯番号を入力して本人かどうか確かめる作業になります。
コインチェックでは、他人の携帯電話を借りて登録する行為はお断りしていますので、必ず自身の携帯番号を入力しましょう。
本人確認を行わなくても、アカウントがあれば入金をして仮想通貨の購入・売買はできますが、日本円の出金・送金などができません。
すべての機能を使用するために、本人確認の手続きをしておきましょう。
自身が所有する携帯番号を入力したら、「SNSを送信する」をクリック。
ショートメッセージ(SNS)が届き、6桁の「認証コード」が送られてきます。
承認コードはコインチェックサイト上の「送信された認証コード」に入力。これでSMS認証が完了となります。
続いて「重要事項の承諾」に関し承諾をします。

画面上の中央より「重要事項の承諾」をクリック。

各種重要事項を閲覧し問題がなければチェックを入れて「各種重要事項に同意、承諾してサービスを利用する」をクリックします。

これで承諾が完了しいよいよ本人確認書類を提出する作業へと移ります。
赤枠の「本人確認書類を提出する」をクリックすると
- 種別
- 氏名(フルネーム)
- カナ氏名
- 性別
- 生年月日
- 居住国
- 郵便番号
- 住所
- ご職業
- 主な理由目的
個人情報の入力画面へと変わるので、自身の名前、住所等、間違いのないよう入力しましょう。
本人確認(書類をアップロード)
個人情報の入力が済みましたら次に「IDセルフィー」を提出します。
「IDセルフィー」とは、本人確認書(免許書やパスポートなど)とご自身の顔を画像に収めたもの。この画像をコインチェック社に提出します。
運転免許所の場合は、表と裏の2枚をアップロードするのでご注意下さい。
本人確認書類の例
- 運転免許書(裏面必要)
- パスポート(顔写真のあるページと住所記載ページ)
- 特別永住者証明書(裏面必要)
- 運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のもの)
- 住民基本台帳カード
- マイナンバーカード(表のみ)
アップロード画像は、ピントがずれていたり、暗所で顔や住所等の文字が見ずらかったりすると再提出する恐れもあるので、内容がはっきりと見える画像を提出しましょう。
二段階認証の設定
今では二段階認証の設定は当たり前。必ず設定するようにして下さい。
設定を怠るとハッキング被害を受ける可能性がかなり高まります。
以前、ハッキングを受けた経験があり画面上から勝手に送金されていくのをリアルタイムで見たので、そうならない為にも必ず二段階認証の設定はしましょう。

画面左下の「設定」をクリックして設定画面を開きます。
画面右上に「二段階認証」があるのでクリックします。

認証アプリ(Google Authenticator)をダウンロードされていない方は、①のリンクよりアプリを取得しましょう。
認証アプリ(Google Authenticator)を既にダウンロードされている方は、②の「設定する」をクリックします。

認証アプリを開きバーコードスキャンを選択。
カメラで①のQRコードを読み取ります。
QRコードを読み取ると6桁のパスコードが表示されるので、その数字6桁を②に入力。入力を終えたら③の「設定する」をクリックすれば完了となります。
大切な作業ですので口座開設時には必ず二段階認証をして下さい。
Coincheck(コインチェック)で仮想通貨を始めよう!

ここまでCoincheck(コインチェック)の口座開設について解説してきました。
開設時には事前に本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)を用意し、IDセルフィー画像を用意しておくとスムーズに手続きができると思います。
また、認証アプリ(Google Authenticator)も事前にダウンロードしておけば尚の事でしょう。
二段階認証は仮想通貨を保有する人にとって最低限やるべきこと。
口座開設と同時に二段階認証をするようにして下さい。