ビットコイン(BTC)市況
上値が重く8400ドル上で日足を閉じることは出来なかったが、悲観論と懐疑論者が増える中、6,500〜7,000ドルで底値固め出来るか注目される。

仮想通貨市況

ビットコイン(BTC)ETF申請で本命視されていた、米資産運用会社VanEckのGabor Gurbacs氏は、ビットコイン(BTC)急落には主に4つの要因が考えられると指摘。通説にある中国政府の取り締まり強化のほか、米投資家の税金対策、低流動性にも言及した。

詳細は、以下の関連記事で報じている。

流動性低下により、世界最大手のデリバティブ取引所であるBitMEXをはじめ、バイナンスやbitFlyerなど人気取引所でも、ビットコインのスプレッド(通貨の売値と買値の差)が、過去3ヶ月間に渡って広がりつつあることを指摘。注意喚起している。

ビットコイン(BTC)市況

2019年11月27日の仮想通貨ビットコイン(BTC)は、前日比0.48%高の78.1万円となっている。

直近最安値から約800ドル幅回復したBTCだったが、目下レジスタンスの7400ドルを抜けきらず。ダブルトップをつけ一時急落するも、7,000ドル付近でカウンター気味に強めの買いが入ったことでレンジ相場に移行した。

現在は1h雲上で推移しており、各国のトレーダーやアナリストが5,000〜6,000ドル(54.6万円〜65.5万円)以下を見込む、市場コンセンサスの想定以上に粘っており、22〜25日にかけての下落局面では、4hレベルでダイバージェンス(逆行現象)も確認されている。

依然として上値が重く、日足を7400ドル上で閉じてさらに反発しない限り売り圧の厳しい状況は続くと思われるが、直近まで総悲観にあったなか、6,500〜7,000ドル(71万〜80万円)で底値固め出来るか注目される。

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