

現金に代わって日常的な支払い手段として浸透している電子マネーには、多くの種類があるためどれを使えばいいのか分からなくなることもあります。
この記事では主要電子マネーのWAON、nanaco、iD、楽天Edy、QUICPay、Suicaの6種類にスポットを当てて、それぞれの還元率やメリットをチェックしていきます。
電子マネーにはどんな種類がある?
電子マネーに分類されるサービスの数は多く、それぞれが異なった特徴を持つことで有名です。
もっとも自分の生活に役立つ電子マネーを見つけることができれば、日々の買い物をお得にすることができるでしょう。
電子マネーのおすすめ
特に還元率が高いなどメリットがある電子マネーが、以下の6種類です。
それぞれのメリットを把握することで、使いやすい電子マネーを選別することができます。
キャッシュレス化が推進される現代だからこそのお得な体験をするためにも、以下からそれぞれの特徴をチェックしていきましょう。
WAON(ワオン)とは
イオングループが提供するWAONは、簡単入金とタッチでのスピーディーな支払いが特徴の電子マネーです。
全国約51万カ所の店舗で利用できます。
発行手数料 | 年会費 | チャージ上限額 | 購入場所 |
---|---|---|---|
300円 | 無料 | 50,000円 | ・イオン店舗 ・一部加盟店 |
まとまった金額を入金すれば、スムーズに日々の買い物に利用でき、支出の管理もしやすいです。
WAON(ワオン)の還元率、メリットについて
WAONは200円の支払いに対して、1ポイントが還元される仕組みです。
電子マネーWAON会員への登録を済ませておけば、イオングループの対象店舗での買い物時にはポイントが2倍なのもメリットです。
さらにWAONは、毎月10日に基本ポイントが5倍のキャンペーンなども実施しているので、非常にポイントが貯まりやすい電子マネーです。
ポイントは1WAONポイント=1円で使え、買い物にも利用でき非常に魅力的です。
WAON(ワオン)の利用がおすすめの人
WAONはポイントが貯まりやすい店舗とタイミングを知っていれば、毎日でもお得に利用できる電子マネーです。
イオングループを普段から使う人や、お得な特典がつく日を狙って買い物ができる人は、WAONの利用がおすすめです。
WAONポイントを貯めるならイオンクレジットカードがおすすめ!
nanaco(ナナコ)とは
nanacoとは、セブンイレブンなどで知られる株式会社セブン&アイ・ホールディングスが提供する電子マネーです。
かざすだけで支払いが完了するnanacoカードに加えて、アプリ版のモバイルnanacoも選択できるため、自分の使いやすい形でスムーズな支払いが進められます。
種類 | 発行手数料 | 年会費 |
---|---|---|
nanacoカード | 300円 | 無料 |
nanacoモバイル | 無料 |
対象の各種コンビニやスーパーの支払いに利用できるので、お財布に電子マネーを導入するきっかけに繋がります。
nanaco(ナナコ)の還元率、メリットについて
nanacoでは200円の買い物に対して、1ポイントが付与されます。
獲得した分は1nanacoポイント=1円に変換できるので、日々の買い物へのお得な還元が可能です。
キャンペーンによって、特定の期間や店舗での買い物におけるポイント還元率がアップすることも多いので、公式情報のこまめなチェックがおすすめです。
nanaco(ナナコ)の利用がおすすめの人
nanacoは現物のカードとスマホアプリの両方で利用可能で、用途ごとに電子マネーを複数持ちたい人などにおすすめです。
特にアプリのnanacoモバイルは、好きなタイミングでのチャージとポイントの変換、利用状況の確認などメリットが多いので、日頃の生活で便利に扱えるでしょう。
nanacoポイントを貯めるならセブンカード・プラスがおすすめ!
iDとは
NTTドコモが運営を行っている電子マネーサービスiDも、今多くのユーザーを獲得しています。 iDが搭載されているカードやアプリを使うことで、簡単支払いが行える点は他のサービスと同様です。
一方で、以下のように支払い方法がさまざまなのもiDの魅力です。
支払いタイプ | 支払い方法 |
---|---|
ポストペイ型 | チャージ不要 (クレジットカード登録) |
プリペイド型 | 事前チャージ |
デビット型 | 即時口座引き落とし |
Apple Payにも対応しているので、スマホ決済にも向いています。
iDの還元率、メリットについて
iDの利用時に貯まるポイントは、利用するカードごとに異なります。
ドコモのdポイントなどが該当するので、使う際には登録するクレジットカードカードのポイント制度をチェックしておきましょう。
iDの利用がおすすめの人
関連するキャンペーンが多く開催されることから、特にdポイントを利用する人におすすめの電子マネーです。
iDを使うときには、なるべくdポイントへの還元率を考えることがおすすめです。
dポイントを貯めるならdカードがおすすめ!
楽天Edyとは
大手ショッピングサイトで有名な楽天は、電子マネー楽天Edy を提供しています。
楽天Edyは以下のような使い方を選べるのが特徴です。
・Edy機能付き楽天カード
・スマホアプリ
どれも現金のいらないスムーズな支払いが進められるので、快適に買い物をすることができます。
楽天Edyの還元率、メリットについて
楽天Edyでは、200円の支払いにつき楽天スーパーポイントが1ポイントが貯まります。
通常の還元率は0.5%ですが、クレジットカードにも別途ポイントサービスがある場合、実際の還元率はさらに高まることも。
さらに楽天Edyは、利用時のポイントアップにつながるキャンペーンも豊富なので、上手に使えばいっきにポイントを貯められるメリットがあります。
楽天Edyの利用がおすすめの人
楽天スーパーポイントは楽天市場での買い物によっても貯められるので、ネットで買い物をする機会が多い人におすすめの電子マネーです。
実店舗とネットの両方でお得にポイントを貯めたいときには、楽天Edyをチェックしてみましょう。
楽天スーパーポイントを貯めるなら楽天カードがおすすめ!
QUICPay(クイックペイ)とは
かざすだけの支払いによって支払いが行える・QUICPay は、クレジットカードユーザーにおすすめの電子マネーです。
カードタイプの他にも、Apple PayとGoogle Payに対応しているので、スマホだけの簡単支払いが可能。
現金以外のスマートな支払い方法に興味があるのなら、QUICPayはおすすめのサービスです。
QUICPay(クイックペイ)の還元率、メリットについて
QUICPayには独自のポイント制度がありませんが、支払いによって登録しているクレジットカードのポイントを貯めることは可能です。
エポスカード、オリエントコーポレーション、KDDIなど、QUICPayに対応しているカード会社をチェックして、ポイントの還元率などが充実しているかチェックしてみましょう。
QUICPay(クイックペイ)の利用がおすすめの人
QUICPayはApple PayとGoogle Payでの利用が可能なので、クレジットカードをメインに支払いを行いたい人におすすめできる電子マネーです。
スマホに紐づけることで、カードを提示する以上に簡単なタッチ支払いが可能で、毎日の買い物をスムーズに済ませることができます。
Suica(スイカ)とは
交通系電子マネーとして有名なSuicaは、近年改札機以外の場所でも利用されています。
カードタイプのものに加えて、スマホにインストールして使えるモバイルSuicaも魅力。
交通機関の利用と買い物はSuicaで簡単にまとめられるので、普段から電車やバスを利用するのなら要チェックの電子マネーです。
Suica(スイカ)の還元率、メリットについて
SuicaはJRE POINT WEBサイトに登録することで、JREポイントを貯めることが可能です。
以下のように、日常生活でお得にポイントを貯められるのもメリットです。
タイプ | 交通機関 | 対象店舗利用 |
---|---|---|
カード | 200円 / 1ポイント | 200円もしくは100円/ 1ポイント |
モバイルSuica | 50円 / 1ポイント |
モバイルSuicaは還元率2%とかなり優良なので、交通機関を使う際には利用を検討してみましょう。 モバイルSuicaを利用する際は、JRE POINT WEBサイトへの登録が必要です。
Suica(スイカ)の利用がおすすめの人
交通機関を使って移動する機会が多い人こそ、Suicaの利用がおすすめされます。
通勤・通学はもちろん、電車やバスを使って遠出をすることが好きならば、Suicaは魅力的な電子マネーです。
JREポイントを貯めるならJREカードがおすすめ!
電子マネーの種類は豊富!それぞれの特徴やメリットは把握しておこう!
電子マネーの利用を検討するのなら、まずは種類ごとの特徴をチェックしてさまざまな種類を比較することがおすすめです。
ポイントの還元率、おすすめの利用シーンなどからメリットを見つけ出し、使ってみたい電子マネーを選んでみてはいかがでしょうか。
キャッシュレス消費者還元事業などによって、ポイントの還元が活発に行われている今だからこそ、電子マネーの本格的な導入は検討すべきだといえます。