バイナンス、北京のdAppsデータ企業を買収

最大手仮想通貨取引所バイナンスは、中国北京を本拠地とするdApps関連企業「DappReview」を買収した。バイナンスの「TrustWallet」ウォレット事業創設者Radchenko氏がCoinDeskの取材で明かした。

Radchenko氏によると、TrustWalletはDappReviewのAPIを利用し、新たなdAppsやブロックチェーンゲーム、DeFiなどの分野に開拓する事業方針をしているという。

買収金額は明かされていないが、この買収を通じて、バイナンスの関連子会社が北京に誕生することになる。

バイナンスのCZは先月、上海オフィスの「閉鎖」をめぐる報道を否定、中国には事務所を置いていないと明確にしているが、これらの買収を経て、HuobiやOKExと同様に、水面下で中国政府との連携など、活動が活発化する可能性も見込まれる。

参考:Coindesk報道

CoinPostの注目記事

バイナンスCZ、中国の仮想通貨現状を語る 同国の金融専門家は取引所再開を予測
バイナンスCEOは、中国での仮想通貨を巡る現状について語り、上海オフィスに関する報道を改めて否定した。 中国金融専門家は、同国の仮想通貨取引の将来性を見込む。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【11/20更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
おすすめの記事