OYO LIFEが新たなライフスタイルを実現!OYO PASSPORTで「住」を軽くする

敷金・礼金・仲介手数料なし、スマホで簡単に入居できる賃貸サービスとして人気急上昇の「OYO LIFE(オヨライフ)」。家具家電付きの部屋も豊富に揃っており、引っ越しの面倒な点がすべて解消されるサービスです。
OYO LIFE入居者には「OYO PASSPORT」というサービスがあります。家事代行サービスやカーシェアリング、収納サービス、洋服レンタルなど100社以上が提携しており、入居後1ヶ月間は無料または特別価格で利用できるサービスもあるので大変お得です。
今回は、OYO PASSPORTに関して、幹部の山本竜馬氏と山口公大氏にお話しを伺いました。

【プロフィール】

山本竜馬/Vice President of Growth OYO LIFE Japan(写真左)
2004年、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。アソシエイトパートナーとして金融機関、ハイテク企業などのコンサルティングに従事。金融・Fintechグループの日本支社リーダー。

2016年、アップルジャパンに入社。Apple Pay創立メンバ ーとして参画し、後に事業推進統括責任者に就任。アライアンス、マーケティング、プロダクトUIUX、データアナリティクス、戦略立案などの領域を牽引。

2019年8月より現職。マーケティング、コンバージョン、Data Intelligence、OYOパスポート、PRの統括責任者。

山口公大/Marcom&OYO Passport Head OYO LIFE Japan(写真右)
1988年、神奈川県生まれ。
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、2010年にDeNAに新卒入社。様々な事業立ち上げを行う。
2015年から米ITユニコーン企業Sprinklrの日本法人創業に参画し、Directorとして事業を牽引。
2018年に個人でクラフトビール事業を立ち上げ、クラウドファンディングを行い、makuakeビールカテゴリ史上最高額の支援を集める。その後TRYPEAKS株式会社を創業し、代表取締役に就任。並行して2018年から、OYOの日本法人創業に参画し、事業責任者としてOYO LIFEブランドの立ち上げ、事業推進を行う。現在はマーケティングコミュニケーションとOYO Passport事業の立ち上げの責任者。

サービスリリースから半年、様々なニーズが増えてきた

-OYO LIFEのサービスがリリースされて半年になりますが、何か感じることはありますか?

最初の数ヶ月とかは、新しいものが好きな方々に使っていただくことが多かったですが、「本当に30分で契約完了した」という部分に注目する声が徐々に広がっていき、その新しい物好きの外側にいる方々にも使ってもらえるようになってきました。
早いタイミングで実家から飛び出したかった人とか、働いてるけどちょっと遠方にいた人とか、転勤で東京に来たばっかりの人とか、あとは同棲とか、お試し住みとか。そういった方々が動き始めて、今は長期で住む人も割合としては相当数います。徐々に住み方のバリエーションが増えてきたようなイメージですね。
ツイッターをよく見ていると、「OYO LIFE 3回目」とかありますよ。「次はここ」という感じで、継続して違う地域で借りているユーザーも増えています。

-OYO LIFEを利用していろんな地域を転々するというライフスタイルも生まれていますね。

まだ、新しいものをすぐ使ってみるという「アーリーアダプター」が中心ですが、かなり多くの“住む”というニーズに対応できるのがOYO LIFEなんじゃないかなと思っています。

最初は「マンスリーマンションとあんまり変わらない」とか「ウィークリーマンションの延長線上」というイメージが強かったのですが、いつかあそこに住んでみたかったから住んでみるとか、別に家はあるけど職場に近いところがもう1個あったら面白いなとか、一時的なセカンドハウスみたいなニーズもあります。
あとは、外国人観光客だと1ヶ月くらい旅行したりする方も結構いるので、そんなニーズにも対応しています。また、インターンで東京に来ている方にも便利なサービスです。今まで部屋を借りることに抵抗があった方も入り始めたりして、結局は誰のニーズにでも当てはまるのがOYO LIFEなんじゃないかなと思いますね。

研修や出張に最適!法人のニーズにも対応するOYO LIFE

-法人としても4月の社員研修とかで利用できれば便利ですよね。

はい、法人の利用も急速に増えています。
今は都内を中心に展開しているので、通勤に近いところに物件が結構あったりします。敷金・礼金・仲介手数料が不要ですぐ住めるというメリットから、研修や出張といったかたちで多く問い合わせいただいていますね。
法人だと出張とかプロジェクトなどを年中やっているので、「5部屋ある棟ってあるんですか?」など常にある程度まとまったお問い合わせもあり、こうしたニーズに対応するため「OYO LIFE Biz(オヨライフビズ)」というのをつくりました。
あと、「オリンピックの時に空いてる部屋はありますか?」という問い合わせも受けたり。やはりその時期ホテルはすごく高くなりますし、もう少しするとホテルの空きがなくなっちゃうんですよ。そうなるのを知ってる方々からの問い合わせも多いです。

-地域も徐々に拡大していますね。

半年経って関西に展開していき、大阪、名古屋、一部京都や兵庫の物件を取り始めています。
当然そこで物件営業の人員をかなり増強してマーケティングも順に始めていく予定ですが、取り急ぎ半年で東名阪を抑えることができたかなと。物件1戸から始めて半年後に東名阪なんて、たぶん賃貸プレイヤーとして驚異的なスピードなのではないかと思います。

ここから徐々にブランド価値などが高まっていき、営業しなくても物件のオーナー側からむしろOYO LIFEに任せたいというムードになってくることを期待しています。そうなってくると比較的早いペースで他の地域にも展開できるのではないかと。具体的な数字は言えませんが、かなり早い段階で全国どこにでもあるプレイヤーになっていきたいと思っています。

-東名阪からサービス展開を始めたのはなぜでしょうか?

三大都市を行き来するような職業の人って結構いるじゃないですか。
今までは基本ホテルに泊まるものだったと思うんですが、そこにOYO LIFEという選択肢が入ると思うんです。
行ったり来たりしている人って本当に山ほどいます。毎回ホテルとって荷物まとめて帰ってきてというのもひとつの選択肢だし、両方に家があってそこにいつでも入れるという状況、これも非常に面白い体験だと思います。こういうところを狙っていけるように、この東名阪を抑えた一番大きなところじゃないかなと思いますね。

「衣」「食」と同じように「住」も気軽に楽しんでほしい

-スマホで部屋を借りるシステムというのは日本で初めての導入ですが、それによって人々の生活は変化していくと思われますか?

基本的には、我々がやろうとしているのは「生活を軽くすること」なんです。30分で契約できる上に敷金・礼金がかからなかったりとか。今まで部屋を借りるって重い行為だったんですよ。まあまあの決断じゃないですか、お金も時間もかかります。それが普通に今住んでいるテンションのまま翌月移動できるんですよ。引っ越しが重たくなくなる。家を変えることが気軽のできるようになったのが大きな変化だと思いますね。

衣食住とあって、衣と食っていろいろなものをかなりの頻度で楽しめるじゃないですか。食べ物だったら安いもの食べようとか、たまには高級なもの食べようってできますよね。

ところが住むところってなかなかそうはいかない。いろいろ試すとか、今日はこんな感じのところに住んでみよう、来月はあんな感じで住んでいこうとはできません。それが実現できるのがOYO LIFEだと思っています。

例えば、ボーナス出るから1ヶ月だけ通勤から逃れて都心に住んでみようというのもあるでしょうし、来月長い休みがあるから鎌倉の方に住んでみようとかもありえます。そういう衣食住の中で「住」だけになかった「やってみよう・住んでみよう・いつかはそこに住んでみたかった」みたいなことを実現できるサービスを提供していると思います。

-そこにOYO LIFEさんの提供価値があるということですね。

私、1つだけ確実に言い切れる未来があるんです。
それは「人がリセットボタンを押す回数が増える」ということ。
今や3人に1人が離婚したり、転職が当たり前になったり、企業やサービスの寿命が短くなったりと、あらゆるものが短命化しているんです。そして、その度に自分の生活をリセットしなければいけない。それがかなり細切れになってどんどん短くなっているのは、これはもう防ぎようがないと思っています。
そうすると、ライフスタイルの変わるタイミングで保有しているものが多いほど体重が多くなるというか動きずらくなる。そういう目で見ると、やっぱり暮らしってフットワークを鈍らせるひとつのポイントになってることは間違いありません。全員そうなればいいとは思っていませんが、時代はそちらに近づいているので、住居もそういう人の選択肢を鈍らせるものじゃなくて、本当にその人に合った自分らしい生き方を選択する時におもりになっているものは取り除きたいというのが、我々がチャレンジしがいがある部分だと思います。

入居者だけが利用できるOYO PASSPORT(オヨパスポート)の魅力

-OYO LIFEさんの大きな特徴としてOYO PASSPORT(オヨパスポート)がありますが、ユーザーの反響はいかがでしょうか?

OYO PASSPORT(オヨパスポート)には豊富なサービス揃っていますが、やはり一番最初は飲食系のものを使う方が多いですね。車とか家事代行とかいろいろある中で、「食」というのはライトなので一番動きやすいのでしょう。鍵の情報と一緒に送ったりしているので、ほぼ入居者のほとんどが少なくとも1回は見にくるような状態にはなっています。
やっぱり使用頻度が高いものがニーズはあります。毎日発生する「食」などサイクルの短いサービスが多く消費されますね。ただ、長く住む方は家具などに使っているようです。観葉植物や花などのサブスクリプションがあるので、そういうもので自由に部屋を装飾していただいています。

-自分の好きなインテリアで飾ることができるのも魅力の一つですよね。

サブスクの欠点の一つが、どうしても使い忘れてしまう部分があること。月額制サービスって、「もっと早く解約しとけばよかった」というネガティブに終わることが多いと思うんです。
そこで我々はアプリをもっともっと使いやすくしようと考えています。OYO PASSPORTもいろんなサブスクプレイヤーのサービスを使うことができて、使い忘れもしないようにリマインダーするとか、自分の一番メインのページの中であなたが今使っているサービスってこれですよってちゃんと示してあげるとか、そういうことをきっちりやっていきたいなと思っていますね。
我々としては提携先のサービスをジャンジャン使ってほしいので、本当にお客様を第一に考えたアプリ設計ができるのも我々の強みです。

OYO PASSPORT(オヨパスポート)にはOYOが賃貸サービスをする理由が詰まっている

OYO PASSPORTは、「OYO LIFEがなぜ賃貸をやるのか」という理由の一つなんですよ。
ホテル会社だったのになぜ不動産なのかとなったときに、不動産の中にサービスの考え方を入れたいんですよね。人口が減っていけば借りる人もそもそも減っていくので、やはり貸し手としても、借りてくれる人に対してより満足してもらうサービスを提供する側にならなければいけないと思っています。
ホテルにはルームサービスがありますよね。住宅にも住んでいるだけで彼らが満足してもらえるような装置をいっぱいつくっていきたいんです。
OYO PASSPORTも、単純に家を貸したという体験の先にある暮らしの中の負担を取り除きたい。それは家具を買うことかもしれないし、車を買うことかもしれない。いろいろな暮らしの中の負担ってあるんですけど、それをできる限り解消できるようなサービスを提供していきたいと思っています。

OYO PASSPORT(オヨパスポート)、今後の提携先に期待!

-OYO PASSPORT(オヨパスポート)の提携先はどのような考え方に基づいて選ばれたのですか?

暮らしている中でこういうときにこれが必要だなみたいなものを逆算してカテゴリーをつくっています。そして、この中に入るようなサービス、プレイヤーをパートナーとして集めています。

-マンガや動画などのエンタメサービスやヘルスケアといった分野もあるんですね。

結構ライトなものからモビリティなど重いものまであります。
そいったカテゴリーを今後もどんどん人々の生活に合わせて増えやしていく予定です。

そこは「不動産のAmazon化」という言い方をしています。Amazonってなんでもあるじゃないですか。そして注文してすぐ届くので、やっぱりああいう感覚の不動産というか居住空間を提供していきたいですね。「OYO LIFEに住んだらなんでもあるよ」って言われたい。もうちょっとでそれが実現できそうなスピード感で我々は動いています。

-すでにかなり多くのパートナーさんがいらっしゃいますが、今後、参画しそうな企業もしくは参画してほしい企業や業界があれば教えてください。

飲食系サービスのように、使用頻度の高いものは求められていると思います。それこそ本当に毎日行くようなところ。例えば、コンビニでコーヒーを買うなど、そういった類のものが準備できたらいいなと思っています。

-コンビニが加わったら最強ですね。

コンビニさんからしたらまだ我々の規模は小さいのでちょっと難しいかもしれませんが、とにかく我々はニュートラルにいろんなパートナーさんと広げていきたいので多ければ多いほどいいですし、こういう時期に一緒にやろうって言っていただけるパートナーの方って同じ前向きな意思を持っている方々だと思っているので、とにかくそういうパートナーの方と今後も一緒にやっていきたいです。

シェアリングエコノミーの拡大で人々の暮らし方は変わっていく!?

-今後シェアリングエコノミーが広がっていった先に、人々の暮らし方はどう変わっていくと思われますか?

なんでシェアが出てくるかというと、さっきのリセットボタンを押す回数が増えてきた話にもつながりますが、自分の体が重く感じる瞬間を体験する人が増えるから軽くしたいというニーズが生まれて、結果シェアリングエコノミーが広がっていくと思っています。
シェアリングエコノミーの先にあるのは、自分のやりたいことがストレスなく、フットワーク軽く選択できるような世の中だと思いますね。

必要なものだけに必要な分だけのお金を払ってる世の中になっていくでしょうね。
衝動買いするような人はもちろんそうですし、衝動買いしない人でも「あれ無駄だったな」と日々ずっと抱えながら生きてるじゃないですか。基本的にクローゼットの中を見てヘビーローテーションになっている服なんて本当にごく一部で、ほとんど不要だったものの塊で生きているんじゃないかと思います。

慎重に選んでるはずなのに、服でさえそうなってしまうので、何を選んだって“買う”ときに本当に必要なものだけを買うのは不可能でしょう。それを解消しているのがシェアリングエコノミーのいろんなサービスだと思います。将来は本当に必要なものに必要な対価を払っていて、必然的に同じような生活をしても一見高く見えるかもしれませんが、実は使うお金が減って、その余ったお金で別の体験を買える世界になっていく。またそこに新しいサービスが生まれて新しいマーケットが生まれるようになっていくので、かなりこれは好循環だと思いますね。

不動産業界に限らず多種多様な人材が集まる組織、OYO LIFE(オヨライフ)

-最後に、お二人から見たOYO LIFEの魅力とは何でしょう?

やはり引っ越しが一瞬で終わる点ですね。住みたい物件を選んで約30分で契約を完了し、最短翌日から入居可能。
引っ越しって面倒なイメージが強いじゃないですか。それを変えられたのは自信を持って言えるところですね。

あと、入ってからも住んでいるだけでいろんなことに出会っていくとか、いろんな良いことが起こるとか、住んでいること自体がエンタメにできると思っているので、それを実現できるのが魅力ですね。

私はコンシューマー目線とかプロダクト目線の話でいうと、やっぱり誰がこのビジネスを推進しているかってところは、数あるスタートアップの中でもかなり特徴的だと思っています。
OYO LIFEには、インドのOYOホテルでものすごく成功した経営陣が一部こちらに来ているので、インドでホテル業界を変えた、シェアを奪い取った人々の手法なりエネルギーなりで物事が動いていることに対しては本当に期待してほしいです。

マッキンゼーもアップルもそれまで存在していた市場で圧倒的なクォリティのサービス・商品を出してトップになった企業。今度は自分がそれを作りたいと思いました。これが僕がOYOに入社した理由です。テクノロジーを使った部屋を借りる体験、また、住む場所を変えて楽しむという体験、は創る価値があると思ったんです。

日本のマネジメント層やリーダーシップ層には本当に多種多様な人がいますが、私や山口みたいに、実は不動産業界出身でない人のほうが多いです。どちらかというと、テクノロジーとか新しいインターネットのビジネスとか。いろんな人がいろんな観点からの専門性を出してビジネスをしているので、組織としてかなり強固で、それでいて多様性のある人間が経営を進めているところにも期待してほしいですね。

OYO LIFE MAGAZINE(オヨライフマガジン)も必見!

-OYO LIFE MAGAZINE(オヨライフマガジン)を見てると「こんなおしゃれな暮らしができるんだ」とか「住んでみたいなこの町」とうらやましくなります。

見ていただいてる方がいらっしゃるのは励みになりますね。OYO LIFE MAGAZINE(オヨライフマガジン)は、いろんなライフスタイルを見せていきたかったところなのでこだわりました。
それぞれの町の物件の話もあれば、そこのおいしいお店とかおすすめのお話とかもちょっとあったり。部屋だけじゃなくて町全体、暮らし全体を楽しんでもらいたいというのがあります。
OYO LIFEは、そもそも物件を提供するじゃなくて生活を楽しむものを提案しているので、本当にいろんな暮らし方をOYO LIFE MAGAZINEの中には閉じ込めたいと思って作っていますね。
ぜひ読んで、住んでみてください。

-貴重なお話をありがとうございました!

12月末までキャンペーン開催

OYO LIFEでは2019年12月31日(火)までキャンペーンを実施しています。
入居期間中、OYO PASSPORTスペシャルパートナーのサービスが1年間無料で利用可能に。
家具レンタル、収納サービス、ファッション、飲食など生活に必要なものがすべて家賃にコミコミなので大変お得です。

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