大成広告社、タクシー運転手の働きがいに関して調査 キャッシュレス決済で楽になった44.4%が回答

大成広告社は、2019年12月18日(水)~2019年12月19日(木)の期間、関東在住の40~60代のタクシー運転手90名に「タクシー運転手の働きがい」に関する調査をしました。

2020年訪日外国人の乗車について36.7%が英語が不安と回答

キャッシュレス決済についてどう思うか質問したところ、44.4%が「楽になった」と回答しました。
さらにお釣りの計算や渡す手間が省けることにメリットと感じているタクシー運転手が多いことが判明しました。
一方で、「お釣り入らないよ」と多めに支払うユーザーとのコミュニケーションがなくなって寂しいとの意見も27.8%と本音が表面化しました。

さらに自由回答でキャッシュレスについてどう思うか質問したところ、以下の意見が上がりました。
・売上から手数料が引かれるのは不満
・機械がよく不具合になる
・楽になった感覚はないが、お客様の選択肢が増えた事は良い事

2020年に外国人乗車が増えることに関してどう思うか質問したところ「英語への不安がある」が36.7%と、不安に思っている運転手が多くいました。
また、「日本を案内できることが嬉しい」が16.7%と、2020年の訪日外国人に対し直接案内できることを楽しみにしているタクシー運転手もいることもわかりました。

さらに以下の意見が上がりました。
・交通渋滞は解決するのか
・料金の支払いで問題が起きそう
・英会話の勉強を触発されます

まとめ

今回の調査ではタクシー運転手の本音をきくことができキャッシュレス決済機の導入について不満に思う声も挙がった一方で、お釣りの計算や渡す手間がなくなったことで「楽になった」との回答が多く集まりました。
キャッシュレスを導入することでユーザーの決済手段が増え、2020年に向けても訪日外国人の乗車に対し支払い時の言葉の問題も縮小することで、スムーズな乗車につながることが予想されます。

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